伊藤守のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やはり共感する内容が多い。
コーチング も一つの職能だと思うし、うちにもそういうプロフェッショナルがいないとな、とも思う(自分自身がそうなることにも関心はある)。
◆(重要・根本)
権威に依存したマネジメントが通用しなくなっており、コミュニケーション能力による育成が重要。そもそも「コミュニケーションをもつこと」が、スキルや内容以前に重要。(きみは認められている、というメッセージになる)
◆三分間を「部下のために」とる。部下について考え、部下についてのデータベースを作る(会話のログを残す、声をかける)。
◆アドバイスも解決もせず、「問題との付き合い方」をコーチするのがコーチング。ひとりひとりが自律的に課題を判断し対応できるようになるために。
◆コミュニケーションの遅れが、抱え込み・業務の停止・モチベの低下をもたらす。つまりは、組織の成長スピードを遅らせる。
◆部下への話し方、、、「富士山でいうと何合目まで来た?」と仕事の後半で訊く。また、「それだよ!」と承認を示す。
◆いつも話しやすい環境をつくる。忙しくても部下から話しかけられたらそれをきくのを最優先にする。腕を組んだりしない。話の腰を折らずに徹底的にきく、「相談した時点で、責任は上司である自分に移る!」と言う。(←ある販社の課長)
◆熱心に、「将来どうなりたいか、何を実現したいのか」をきく。いかに部下に耳を傾けるか。
◆少し先の未来(ビジョン)をみせる。一人ひとりに「自分個人の」目標を見つけさせる。What's In It For Me?(WIIFM)
部下にまず会話し、時間をとり、承認・感謝すること。そもそも興味をもち、データベースを作ることからかな。 -
Posted by ブクログ
マネジメントに悩んで手を取った書。
コーチングの講座を受けて実践してみたいし、マネジメントコーチをつけてみたい、と思った。かなり有益な内容ばかりだが、実践するのが難しい類のものなので、実践とフィードバックなサイクルを作りたい
・コーチングとは、行動に移すために双方向でアイデアを出し合い、生み出していく一連のプロセス
・必要なのは何をすべきかではなく、それを実際に実行に移す方法。知っているとできるの溝
・教えるのではなく、引き出し、考えさせる
・環境に着目する、やる気を扱ったりはしない
・情報の伝達(パラクライン)だけでなく、話すことで自分が気づく(オートクライン)を求めていて、なのでただ聞いて欲しい
・変わらないものと変わるもの。変わるものはものの捉え方。
・自分の感情、考え、欲求、行動、自分の役割から距離を持つことでものの捉え方の幅が広がる
・私やあなた、から私たちとすることで摩擦を回避し、捉え方の幅を広げる
・古いOSであるバイオリアクションをコントロールする
,コミュニケーションは要求すること。コーチは要求する
・相手のリクエストを聞く。なんらかのリクエストを迂遠に伝えようとするからコミュニケーションが複雑になる
・頭脳で聞く。耳は聞こえる
・聞く能力とは、話しやすい環境をつくる、聞き分ける、引き出す、効果的な質問をする、確認する、の5つ
・あくまで主体性を引き出すことが大事。オープンクエッションであっても答えを誘導するような質問は避ける
論理的な選択を迫るような、選択肢を提示もしない。答えはいつも私たちが探している場所の外側にある、、?
・アクナレッジメントは称賛とは異なる、到達点をそのまま口にすることで相手が達成感を持つように導く行為
・評価の雰囲気を作らないこと。比較する言葉は使わない、IやWEのメッセージで
・良いコーチになるということは、私のおかげ、を放棄すること
・コーチングは万能ではない。コーチングが機能する対象は、リスクが高い×高度な人材とリスクが低い×未熟な人材。リスクが高い×未熟な場合はティーチングも。緊急ではないが重要なもの
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Posted by ブクログ
「必要なのは、何をすべきかではない。それを実際に行動に移す方法である。」
コンサルタントとコーチの違いとしてよく説明されることであるが、コーチは頭でわかっていることと、行動との間の深い溝を埋める作業である。
本書はコーチングについて、ざっくりと体系化された本であるが、この言葉通り、この本を読んでコーチングができるわけではない。
実践の繰り返しによってコーチングの技術は向上する。
私も1年以上かけてコーチングの資格を取得したが、まさに実践の積み重ねであった。
いまだにこの状況でどうすればいいだろう?と悩むことは多いし、仮説を持ちながら日々セッションしているところである。
体系的に学んではいたが、心に残ったトピックがいくつか。
・チャンクダウンの話
ビッグ、ミドル、スモールの3段階のチャンクがあり、それを常に認識し、自由に行き来できるのがコーチとして重要なスキルである。
クライアントとのコーチングで話題がグルグルして表面しかなぞれないのはこれが原因だったとハッとした。今どこにいて、何について話しているのかをコーチ自身が認識していないといけないなと思う。
・エコロジカルチェックの話
人間、実際にうまくいくことって少なくて、うまくいかない時にどうとらえて、どう次の行動に移していくかが重要である。ここは論理がどうこうではなく、心が追いついていないとかって状況もあって、コーチは論理的にものごとを捉えることは必要だが、時に論理で説明できない心について向き合わなければいけない。
コーチングをしている身として、改めて大事なことを思い出させてくれたと同時に、このご時世に必要な鍵を握るスキルだと思う。これからもコーチングを通して、一人でも多くの人の人生を突き動かす、そんな存在になりたい。