伊藤守のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
しきりと出てくるのは、この世に絶対的なことなどないが、それぞれの文化の中では真実であると言うこと。
正直この考え方にはとてもしっくりきている。人それぞれが異なる思想を持っていて、異なる動機で異なる行動をする。それを受け入れられないとか、間違っているとかって言うのは簡単だけど、それってつまらないよなって思う。
その行動や思想はどこからくるものなのか?その人の文化的背景はどんな世界を構成しているのか?そんなことを想像してみると、自然と対立ではなく、対話というコミュニケーションに変容していくのではないかなって思う。
また、この思想の面白いところは、完全という存在を否定することから、他の思想との対立を -
Posted by ブクログ
1兆ドルコーチを読んで、日頃行なっているチームメンバーのコーチング(1on1)の時間をもっと大切にしたいと思い、改めてコーチングの本を読もうと思った。
その時に積読から手に取った本。
ざっくり、
コーチングのスキルには
・実際のコーチング中のスキル(テクニック?)
・コーチングする「場」を上手に作るスキル
があって、まずは「場」上手に作らないことにはお話にならないよね、と解釈しました。
真新しいことは書いてないけれど、100点満点のコーチングを妄想することなく、カジュアルなコミュニケーションを積み上げていこう、と改めて思えたので大変有意義でした。
継続することがとても重要、という著者の主張に -
Posted by ブクログ
再読感想。
再読してみて、私の中の上司像は10年前に読んだこの本のコーチングをしている人なんだな。10年経っても色褪せない。直近、ハラスメントのひどい上司の下にいた今は、以前より具体的に自分がこの本に書いてあることを実践できるイメージが持てた。
初読時感想↓
時間をとる、タイミングよく話す、部下のことを知ろうとする。
以前読もうとしたときは「こんなこと、私がやるべきなんだろうか?(それで私の評価は変わらないのに?)」という気がして読めなかったんだけど、今回はスラスラと読めた。
以前はマネジメントに加えて、専門家として専門家を育てろ、みたいなこともやらなきゃいけなかったから戸惑ってたん