ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
その時代その時代に反動的な、
社会的に主流の考えをフィクションから壊してくれるような作品が好きです。
もともとSFというジャンルは現代の風刺をしやすい土壌だと思っていましたが、ハインラインはその中でも話題になりやすかったようです。
この作品も、戦争反対の流れが主流だった1950年代アメリカにあっては、多くの批判が集まったそうです。しかも、カテゴリーはティーンエージャー向けのラノベ扱いだったとか?野心的な試みです。
フィクションを通してとはいえ、戦争を肯定する発言、戦いを通して成長する主人公ジョニーの前向きな内省は、戦争も意外に悪くない?と思ってしまいそうになりました。
私は、この作中で -
Posted by ブクログ
1960年のヒューゴー賞受賞作品。若き軍人の成長・昇進物語、の宇宙版といった印象。しかし文章の大半が軍隊での訓練と、軍国主義的な講釈で進み、ハインラインの思想書にも思える。パワードスーツの設定をはじめとするミリタリーSFな世界観はガンダムの着想元になったらしく、確かに読んでいて男の子の心をくすぐるものがあった。新兵から士官学校に至るまでの訓練の描写は、「愛と青春の旅だち」なども思い出させる。色々と後世への影響が大きい作品なのだろう。1997年の映画化は知っていたが、80年代に日本でもOVAとして映像化されているとのこと。製作はサンライズ、ガンダム好きとしては見るしかないかも??
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ネタバレ 購入済み
表紙とタイトルに惹かれて読み始めたものの、訳に馴染めなくて再挑戦。
教授やマヌエルが繰り広げる政治的な駆け引き、宇宙船も水爆も持たない月世界が如何にして地球と戦うか、最後までドキドキしながら楽しめた。
特にマイクが何でもこなしちゃうのに驚き、それにもまして根っこは子どものままのマイクであるのが頗る魅力的。ラストがあまりあっさりしてるのが拍子抜けだけど、このゆるい感じがマヌエルらしい。タンスターフル。 -
Posted by ブクログ
(一部の?)アメリカ人が「自由」というものを
どう捉えているのかの一端を知る。
本当に自由というのは誰かの庇護のもとにはなく
自分の裁量で最良をえらぶのかという信念を。
なんの実用性もない動物にもかかわらず
人類のパートナーとして2度猫を選ぶところは
自由の意味を表す象徴か。(愛玩動物だけど)
そして、人間のしぶとさを絡めて、
飼いならされた人間には、そういう信念が
時にどれほど鬱陶しく、時に妥協や甘受を
できない人のガムシャラさが愚直に感じるかを。
それから、ちょっと「常識」を別の角度からみたら
どんなに突っ込みどころがあるかも。
核戦争をシェルターでしのいだ一家が
荒野でサバイバルかと思い