ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレTVアニメ『機動戦士ガンダム』のイメージ・ソースになったとの評判と、
スタジオ・ぬえの挿絵のおかげで、ハインラインの作品中、
日本で一番読まれたのがこの作品ではなかろうか?
作中の地球対エイリアンの対決構図は、
冷戦下のアメリカ対ソ連の構図そのものなのだろうが、
マッカーシズム(いわゆる赤狩り)吹き荒れた時代に著された作品でもあるので、
作中に語られた、危険なまでに先鋭化した思想は、
マッカーシズムの結果、極端に右傾化した米国の行き着いた先を
表しているようにも思う。
それにしても、地中に潜り、機動歩兵の火炎放射器に焼かれる
エイリアンのモデルはきっと、太平洋戦争中の日本軍兵士か
朝鮮戦争時 -
Posted by ブクログ
以前、同じハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を読んで、あんまり面白いとは感じなかったため、そのリベンジ?という感じでこの「夏への扉」を読んでみた。
コールドスリープとタイムトラベルを掛け合わせたストーリー。
物語としてはアイデア満載で、いろんなことが矢継ぎ早に起こり、話は様々な方向に展開する。
出てくるキャラクターも個性的で面白く、そしてどこか憎めない。
ストーリー展開もさすがだ。
ハラハラする事はないが、なるほど最後はそういうところに落ち着くんだな、という安定の作品という感じだ。
ただ、ストーリーとしてはよかったんだけれど、SFとしては少し物足りない感が残ってしまった。
まー、面白か -
Posted by ブクログ
ネタバレボリュームのあるSF作品でありながらユーモアに溢れ、スラスラと読める作品だった。
月が地球から独立する話である。月はオーストラリアのように犯罪者の流刑地であった。だから地球から見れば月は野蛮で下に見られる場所であった。しかし月に住む住民にとっては居心地が良く、逆に地球を下に見る、そんな関係だった。地球が敵である点、革命を起こす点がガンダムの話の元になっているのかな?と思った。
この作品は革命の本質を教えてくれる作品だとも感じた。組織作りの難しさ、その後の政治の動かし方など読んでいてリアリティがあり感銘を受けた。
地球に行き、地球政府と話し合うシーンはとてもワクワクして面白かった。戦争下の情 -
Posted by ブクログ
1956年に発表された作品ですが、1970年から2000年が舞台になっています。もうとっくにその年代を超えた2026年に、答え合わせ感覚で読むのも味わい深いSF小説です。本書で登場した便利マシンをはるかに超えたテクノロジーを持った現在ですが、時間旅行だけはまだ実現していないですね。
猫好きエンジニアの主人公が仕事仲間と婚約者に裏切られ、コールドスリープさせられてしまう「タイムスリップもの」ですが、自分の技術者としてのプライドを懸けて知恵を絞り、めちゃくちゃ仕事をして自分の幸せを取り戻すというストーリーです。
人物の名前が覚えられれば、もう少し楽しめたかも。あと主人公の年齢がアラフォーくらい -
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Posted by ブクログ
1956年刊行の古典SF。個人的には話に意外性はなかったし、ご都合主義的な展開も多く、なぜ、ここまで高評価なのかと思ってしまうようなものも多かった。
ましかし、冷静に考えると1950年代にタイムマシンとコールドスリープを用いて、SFとミステリーを掛け合わせたような展開を作り出したとしたら、昨今のSFの1つの教科書的な存在ではあったのだろうなと思う。
楽しめた点としては、1950年代の人が未来をどのように考えていたかといった視点。実際にハインラインが考えていたような。何でもやってくれる?便利。ロボットは今も存在していないし、2001年の服装は古着であったり、穴あきのジーンズなどが流行っていた -
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