ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧

  • 宇宙の戦士

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    非常に古典的な作品です。
    ボードゲームや映画にもなった機動歩兵兵器対宇宙生物の典型的なエピソードが満載。
    特に、敵が穴の中にいると言う状況は、うまく制限された視野内での小説としてはうまくできている。

    各兵器にも味付けがうまくできていて、ガンダム等の作品に影響を与えたのは確かでしょう。

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    2010年07月10日
  • 宇宙の戦士

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    ネタバレ

    TVアニメ『機動戦士ガンダム』のイメージ・ソースになったとの評判と、
    スタジオ・ぬえの挿絵のおかげで、ハインラインの作品中、
    日本で一番読まれたのがこの作品ではなかろうか?
    作中の地球対エイリアンの対決構図は、
    冷戦下のアメリカ対ソ連の構図そのものなのだろうが、
    マッカーシズム(いわゆる赤狩り)吹き荒れた時代に著された作品でもあるので、
    作中に語られた、危険なまでに先鋭化した思想は、
    マッカーシズムの結果、極端に右傾化した米国の行き着いた先を
    表しているようにも思う。

    それにしても、地中に潜り、機動歩兵の火炎放射器に焼かれる
    エイリアンのモデルはきっと、太平洋戦争中の日本軍兵士か
    朝鮮戦争時

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    2017年04月15日
  • 宇宙の戦士

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    素直に面白かったし読みやすかった…

    映画「スターシップトゥルーパース」が日本でだけやたら受けたせいでその原作として有名ですが、せめて翻案くらいにしといたほうが多分両ファンにとって幸せ。

    これをネタに困った富野御大に高千穂さんが紹介したら勝手に「ガンダム」が出来上がったので、高千穂さんがマジギレしたのは有名な話。
    が、両作品には「機動歩兵用外装骨格が活躍する」くらいしか共通点はないです。
    でもスタジオぬえの描くパワードスーツはどうみてもザク。

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    2010年06月21日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ネタバレ

    面白かった。タイトルがまずロマンチックで良いし、SFの有名な作品なのでずっと読んでみたかった。

    この作品で良かったのは、猫が出てくること、主人公が馬車馬のようにめちゃくちゃに働き、精力的に行動すること、そして作者自身が明日や未来へ明るい眼差しを持っていることだなと思う。

    以下引用(p.391)がこの長編をノリノリで描き終えた著者のウイニングランという感じで良かった。


    そして未来は、いずれにしろ過去にまさる。誰がなんといおうと、世界は日に日に良くなりつつあるのだ。人間精神が、その環境に順応して徐々に環境に働きかけ、両手で、かんで、科学と技術で、新しい、よりよい世界を築いてゆくのだ。


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    2026年09月18日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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     同名の曲が好きという理由で手に取った本。
     AIの発達、月移住計画、ロシアとウクライナ、中国と台湾そして、ホルムズ海峡をめぐるアメリカとイラン、令和の米騒動、匿流犯罪が起こる現代だからこそ読むべき本かも…。
     法、政治、慣習はその社会の維持に必要であり、他の社会のものを適用することは征服に近いことなのだと気付かされた。
     矢野徹大先生の翻訳であるが、自分の読解力、物理の知識のなさゆえに描かれている世界が上手くイメージできず、さらには何度も読みながら寝落ちしてしまい、完読にひと月かかってしまった。
     教授の月独立のための思考、行動の緻密さが凄い。そして、役割を終えたAIのマイクが普通のコンピュ

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    2026年08月27日
  • 夏への扉〔新版〕

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    夏に読もうと思ってた本のひとつ。

    この本でいう夏は季節の夏そのものというより、コールドスリープ(長時間の冷凍睡眠)から目を覚ました先の世界のひとつを表してるんだと思う。

    時間を移動するストーリーならではの、後半の伏線回収が読んでいて気持ち良い。

    寒い中、どこかに夏に通じる扉があると信じて、無数の扉からひとつずつ扉を開けていく夢の描写は、物語での主人公の行動に重なる。

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    2026年08月03日
  • 夏への扉〔新版〕

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    SFと猫好きにはたまらない一冊。古典的名著。今なお色褪せることのない作品。近年になって日本で映画化したのも記憶に新しい。

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    2026年07月05日
  • 夏への扉〔新版〕

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    タイムトラベルの古典作品ということで、猫が何か活躍するのかな?と思いながら読みました。結果、猫はそこまで物語の核ではなかったのが残念だなと思いました。

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    2026年07月02日
  • 夏への扉〔新版〕

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    名作と言われている作品。
    時間旅行ものだった。
    猫がもっと活躍するのかと思ったがそこまででは無かった。
    全体としてはまぁまぁだった。

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    2026年07月02日
  • 夏への扉〔新版〕

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    高校の頃に友達に勧められていたのに今まで未読でした。
    時間を渡る系の話が大好物だと自覚していたのですが、この新装版になる前の表紙とタイトルから未知の生命体とか出てきそう…と勝手に思い込んで避けていたなんて、恥ずかしくてココでしか言えない(笑)
    最近の時を渡る系作品の設定がとても細やかなので、結構ざっくり感は否めないけど2つの方法の合わせ技が新鮮でした。

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    2026年06月21日
  • 夏への扉〔新版〕

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    以前、同じハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を読んで、あんまり面白いとは感じなかったため、そのリベンジ?という感じでこの「夏への扉」を読んでみた。

    コールドスリープとタイムトラベルを掛け合わせたストーリー。
    物語としてはアイデア満載で、いろんなことが矢継ぎ早に起こり、話は様々な方向に展開する。
    出てくるキャラクターも個性的で面白く、そしてどこか憎めない。
    ストーリー展開もさすがだ。
    ハラハラする事はないが、なるほど最後はそういうところに落ち着くんだな、という安定の作品という感じだ。

    ただ、ストーリーとしてはよかったんだけれど、SFとしては少し物足りない感が残ってしまった。
    まー、面白か

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    2026年06月14日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    ネタバレ

    ボリュームのあるSF作品でありながらユーモアに溢れ、スラスラと読める作品だった。
     月が地球から独立する話である。月はオーストラリアのように犯罪者の流刑地であった。だから地球から見れば月は野蛮で下に見られる場所であった。しかし月に住む住民にとっては居心地が良く、逆に地球を下に見る、そんな関係だった。地球が敵である点、革命を起こす点がガンダムの話の元になっているのかな?と思った。
     この作品は革命の本質を教えてくれる作品だとも感じた。組織作りの難しさ、その後の政治の動かし方など読んでいてリアリティがあり感銘を受けた。
    地球に行き、地球政府と話し合うシーンはとてもワクワクして面白かった。戦争下の情

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    2026年06月13日
  • 夏への扉〔新版〕

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    1956年に発表された作品ですが、1970年から2000年が舞台になっています。もうとっくにその年代を超えた2026年に、答え合わせ感覚で読むのも味わい深いSF小説です。本書で登場した便利マシンをはるかに超えたテクノロジーを持った現在ですが、時間旅行だけはまだ実現していないですね。

    猫好きエンジニアの主人公が仕事仲間と婚約者に裏切られ、コールドスリープさせられてしまう「タイムスリップもの」ですが、自分の技術者としてのプライドを懸けて知恵を絞り、めちゃくちゃ仕事をして自分の幸せを取り戻すというストーリーです。

    人物の名前が覚えられれば、もう少し楽しめたかも。あと主人公の年齢がアラフォーくらい

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    2026年06月10日
  • 夏への扉〔新版〕

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    タイムマシンの元祖というべきストーリーで、小学生の頃に夢中になって読んだ記憶があります。
    大人になって読み返しましたが、やっぱり面白かったです。
    現在は多くのタイムスリップを題材にした本があるので、ストレートすぎる内容に少し物足りなさを感じてしまいますが、少年だった頃に夢を与えてくれたので、大切な一冊です。

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    2026年06月08日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ピートっていう猫が裏主人公?
    時間旅行が自由にできたらどんな世界になるんだろう?
    楽しそうだけど同時に怖さもある。
    幸せになる人が増える分、不幸せな人も生まれそう。

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    2026年06月01日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    1970年代に書かれたとは思えないほど現実味のあるSF作品だった。
    月で生活する人類がいて、地球とは良い関係とは言えなくて、不満が募り陰では反乱が計画されている。
    作品の大半はSFというより戦記物でも読んでいる気分だった。その描写も良かったのだが少し長く感じた。
    ガンダムシリーズの原点はここにあるのかもしれないと考えながら読んでいた。
    時代を考えると賞賛に値する作品だと思うが、現代で優先的に読むべき作品かと言われると少し違うかもしれないと感じる。

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    2026年04月17日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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     久々に昔の海外SFを読みました。「夏への扉」がすごく良かったので他に何かないかなぁと思ったらこの本に出会いました。
     主人公たちが「地球連邦軍」に入隊していろいろな訓練をしてパワードスーツを着て立ち向かうという話でしたが、軍の中の主人公の心情にフォーカスを置いていました。面白かったストーリーでした。

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    2026年04月02日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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    パワードスーツに近未来兵器を使った戦争といったアイディアと軍隊組織の関係性の筆致力、凄い!
    金持ちの一人息子で何となく軍人になった主人公が運よく生き延び軍人として成長していく物語でもある。
    虐殺器官とかエヴァンゲリオン、ガンダムとか、あらゆる作品を彷彿とさせられました。
    読みやすくて描いていることが意外とシンプルで面白い!

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    2026年01月22日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    翻訳がやばかった。
    それはもう、とてつもなさでやばくてやばかったよ、マン。
    おれの顔色は灰色に変わった。

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    2025年12月28日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    ネタバレ

    月の世界に何かを描き出すにあたって、『アルテミス』は観光地にしていたが、本作は流刑地という初期設定。ここからの独立戦争に巻き込まれる主人公…政治思想的なものが散りばめられていて、それ故のリアリティはあるもののファンタジー世界的なのめり込みは少なかった。

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    2025年12月13日