ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧

  • 夏への扉
    冷凍睡眠から目覚めた未来での、主人公の気持ちや街の描写が妙にリアリティがあって、ぐいぐい惹き付けられた。ストーリーの伏線回収も相まって、とても気持ちの良い体験だった
  • 夏への扉
    SF好きなら読んでおきたい本。優れた技術者である主人公が好奇心から様々なSF要素に触れる。家事をやってくれるロボットメイドが欲しいです。
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕
    映画「スターシップトゥルーパーズ」の原作。しかしあれと本作は別物だ。異星のバグどもとの派手な戦いを求めると肩透かしをくらう。メインは軍隊に入隊した少年の成長を描いた物語となる。が、これが意外に面白い。新人機動歩兵が訓練キャンプでしごかれ、やがて士官候補生となり…。と言った割と分かりやすい内容となって...続きを読む
  • 夏への扉
    コールドスリープとタイムトラベルを使った、壮大な年の差恋愛SF小説。どきどきわくわくしながら、読むことができました。福島さんの翻訳も私に合っていたらしく、読みやすい彼の翻訳が好きになりました。
  • 宇宙の戦士

    力の哲学

    一部ご紹介します。
    ・弱いために侮られる者に中立という特権はあり得ない。力を放棄すれば何も守れなくなる。
    ・軍隊生活とは理不尽を絵に描いたような世界。なぜなら戦争そのものが理不尽なものだから。戦争に行った人間ほど、戦争を憎む。最前線に行った人間ほど、戦争を嫌う。
    ・子供を知識に導くことはできる...続きを読む
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕
    やっと、読みました。機動戦士ガンダムのモビルスーツの元ネタになったパワードスーツが登場する、SF小説。
    哲学、政治、軍隊組織等についての濃厚な授業を受けているがごとく、作者が提示する社会と現代の社会との違いや、理想とするべき哲学はなにか等、深く考えさせられた作品だった。物語として、さらっと読んでも面...続きを読む
  • 夏への扉
    この本が最も私を惹きつけた点、それは表紙に描かれる猫、ピートの後頭部だったと思います。この表紙でこの本を買った人は他にも多いのではないかと。さらに作中でも、猫がチラリと風味付け風に登場するのではなく、しっかりと主人公の相棒として、でも変に擬人化されすぎず、猫らしく生き生きと描かれているところも好きで...続きを読む
  • 夏への扉
    夏への扉を探す猫の話と聞いて、「吾輩は猫である」みたいなお話を想像していたら、バリバリのタイムトラベルもののSF小説だった。
    前半はダンの不幸と怒りがこれでもかと襲ってきたけれど、後半のどんでん返しが見事で驚いた。
    タイムトラベルを繰り返したときのパラドックスの説明は私にはむずかしかった。
  • 夏への扉
    読後の満足感がすごい。超のつくハッピーエンド。冷凍睡眠を含むタイムトラベルを扱った話。2度目の冷凍睡眠へと向かう怒涛の流れが本当に興奮した。
  • 夏への扉
    やっぱ名作と言われてるだけあって今読んでも面白かった。ピートやリッキーに全く触れられない期間があったりでこっちはハラハラしたけど、全部読んで伏線全部回収してスッキリ。ペトロニウス=ピートとか、フレドリカ=リッキーとかがしれっと変換されてるのは向こうの本の悪いクセだぜw
  • 夏への扉
    昔昔読んでの、再読。 家の外へ通じる扉の向こうは開けるといつも冬で、何度その寒さに失望しても少なくともどれか1つは夏への扉であると疑わずに、猫のピートは主人公の"僕"に扉を開けてくれと急かし続ける。 タイムトラベルを扱った初期のSF作品としての名作として挙げられる以上に、ここまで塞ぎこんだ気持ちを晴...続きを読む
  • 夏への扉
    約30年ぶりに読んだ。昔買った文庫で。
    ・文字が小さくて読むのがつらい
    ・読めない漢字が結構あって軽くショック。前も適当に飛ばし読みしてたのか?
    ・2000年頃の時代が近未来として描かれているが、お掃除ロボットとか、自動製図機(CADのイメージ)とか、未来予想が結構いい線いっているものがある
    ・一方...続きを読む
  • 夏への扉
    久しぶりのSFで楽しかった。自分が読む前に子供に読ませたら面白くないから挫折と言われ、興味が少し薄れての出発だった。
    あー海外小説の「前置き」時点で早計したんだなと推考。
    この手のは序盤の退屈さを我慢して乗り越えた先に旨味がある事を知らねばならない。数を読め、とはこういう事だ。
    1970年に冷凍睡眠...続きを読む
  • 夏への扉
    最初は、やっぱり海外SF特有の雰囲気が掴みづらかったですが、ラストで全て持ってかれました。

    SF小説で、初めて涙が出てきました。

    ものすごく遠回りをしていたけれども、2人は無事に結ばれて、仕事も恋人も、やりたいこと全部やったのですね……

    羨ましい限りです(((^^;)
  • 自由未来
    夏のハインライン祭。

    米ソの戦争のさなか、ヒューの家族は空襲警報を受け、シェルターに逃げ込んだ。2階の衝撃のあと外に出てみると、爆撃前とは似つかわぬ、自然が広がっていた。自然の中でサバイバルをしていると、見たことのない乗り物に乗った未来人が現れる。未来では、人口をコントロールするため、不思議な風習...続きを読む
  • 宇宙の戦士

    礼讚か、無意味さを訴えるものか

    【2019/7/31】
    ハインラインものは何冊目かです。今、SFがとても読みたい時期で、その流れでとても楽しめました。空想科学的な設定を活かして、戦争と、それに巻き込まれる若者とが活写される作品です。1959年当時、刊行された後、ベトナム戦争礼賛だ、宗旨替えだとハインラインは避難されたそうですが、こ...続きを読む
  • ガニメデの少年

    出だしよさそうです!

    7月6日から読み始め、9日の未明に読み終えました。読み終えたのは旅の始まり、沖縄の空の下にて。
    SFですが、あまりファンタジックではなく、一人の少年が体験する開拓地での闘いの日々。最後、大団円に向けて急にジュブナイル的というか、ファンタジーになりますが、そこまでは「大草原の小さな家」。執筆された19...続きを読む
  • 月は無慈悲な夜の女王
    読みごたえ十分。読み味良し。
    文句なしに面白かった。

    本当に「人工知能」という言葉すらなかった時代に書かれたのか?と思えるくらいリアリティがあって、現代の私たちにも受け入れられる設定だった。

    そして革命の中心メンバーの3人がまた魅力的なキャラクターを持っている。
    強い信念、大胆な行動力、忍耐、仲...続きを読む
  • 地球の緑の丘 未来史2
    「面白かったよ、チャーリー。悪い点もいろいろあったが、素晴らしい、ロマンチックな世紀だったね。そして1年ごと素晴らしくなり、さらに興奮させられるものになってきたんだ。そう、わしは金持ちになりたかったことはない。長生きして、人間が星々に行くまで生きていたかっただけだ。神様に味方していただければ、自分も...続きを読む
  • デリラと宇宙野郎たち 未来史1
    再読
    人類はハインラインを得ながら未だルナシティを建設しえていない
    それは悲観主義者のせいか
    この文を書くひとのような
    「もっと何もかもが悪くならん限りは、人間なんて何とかしようなんて気持ちにはならないものさ」