ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧

  • 月は無慈悲な夜の女王

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    久々の海外SFの長編作品。
    読めるか心配していたけど、なんとか読めている。
    頭の普段使わないところを使った感じが心地よかった。
    ところどころのユーモアが私的にはツボだった。
    「機械は果たして本当に生きることができるのか、→人間は?あんたのことは知らないよ」
    登場人物が多くて途中で混乱してきた。
    マヌエル ワイオ ベルナルド教授 マイクそれぞれのキャラクターも好きだった。

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    2026年01月10日
  • 夏への扉〔新版〕

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    SFだった。ユーモアあふれる文体で良かった!
    猫は何よりも優先されるべき存在。
    ストーリーが面白くて一気に読んだ。ハリウッド映画みたい。
    社会批判ではなくエンタメとしてのSFって感じで楽しく読みました。

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    2026年01月02日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ネタバレ

    兄が最近読んで「結局、創作には想像力が大事」だとの結論を得たというので、読んだ。学生時代に読んだことがあるような気がするが、読み直してみてほぼ記憶になかったから、『夏の庭』か何かと間違えていたのだろう。
    愛猫家で技術者のダンは、家事ロボット〈万能フランク〉を開発するが、婚約者のベルと、親友のマイルズの二人に騙されて、自分の発明と会社での職を奪われ、30年間の〈冷凍睡眠〉をさせられることになってしまう。〈冷凍睡眠〉から目覚め、1970年から2000年へ、半ばタイムスリップのような経験したダンは、未来のロサンゼルスを目の当たりにすることになる。そこは、自分が開発していた〈万能フランク〉に限りなく似

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    2025年12月18日
  • 夏への扉〔新版〕

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    外国の文学で読んでおくべき作品としてChatGBTにオススメされた本の1つです。
    読み終わって気付いたけど、これ1950年代とかに発表された作品なんですね! 今書かれたと聞いても遜色無いくらい、ロボットの描写などが分かりやすく近未来感出てて好きでした。この作品が発表された時は未来を想像して皆さんワクワクしてたでしょうね!
    途中の伏線もちゃんと回収されてました。
    最後あの人何処に行ったんだろって思った節はありますが、、! 猫ちゃんが出てくる作品はやっぱ良いですね。

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    2025年12月01日
  • 夏への扉〔新版〕

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    コールドスリープ×タイムトラベルというのが古い作品ですが新鮮に感じました。
    キャラクターがすごく生き生きとしていて好きです。
    ダニエルとピートの人間と猫のコンビも素晴らしいですし、ベルとマイルズの二人もいい具合の悪役で良かったです。

    1点引っかかるのは30歳の男がいくらコールドスリープがあるとはいえ、11歳の子(しかもよく知ってる子)と結婚の約束をするところです。
    昔の作品だから仕方ないのかもしれませんが、流石にちょっと気持ち悪いと思いました。

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    2025年11月27日
  • 夏への扉〔新版〕

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    途中ヒントになる描写がありつつ、意外な展開もありワクワクしながら読めた。
    SF作家が想像した30年後(2001年)は今よりずっと進んでる。というか、55年経っても生活はそんなに変わってないよ。
    医療やロボット工学は進んでるのに、固定電話や現金決済は変わらずで、社会の情報化は想像外だったのね。

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    2025年11月17日
  • 夏への扉〔新版〕

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    主人公のキャラクターが、失敗もするし、開発愛に溢れているし、とてもいい。愛猫ピートも猫の愛おしさに溢れていてとても好き。

    万能(フレキシブル)フランク、ハイヤーガール、護民官ピート、窓拭きウィリーなどの機械たちが生き生きと感じられる(人格的なものは備わっていない機械にそう感じるのはおかしな感覚だが、主人公の機械への愛がそうさせているのかもしれない)。

    話もよく練られていて面白い。
    語り口も面白い。

    コールドスリープに入った人間が二重になってしまうのでは…?と思うのですが、何かしらのパラドックス的なものが働いたのかもしれない。

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    2025年11月10日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    タイトルから想像したのとは異なり、目立った展開はそこまでなかった。
    しかし、月世界植民地が地球政府に対して独立を宣言するという特殊な舞台設定ではありながら、その内容は極めて現実的なものであって、組織の構造や情報の重要性などの学びが得られるような作品だった。
    読み終わった後に気づく、マイクの安心感。

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    2025年11月02日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    ネタバレ

    シンプルなストーリーなのにSF要素、戦略、政治、バトル、恋愛などが中途半端に展開し複雑すぎる。
    マンと教授が凄すぎて他は凡人にすぎない。

    終わりかたも普通すぎた。一回だけ笑えるとか言ってとんでもないことをマンがやらかすのを期待してた。

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    2025年10月22日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    かつて知人にこう言われた。ハインラインはタカ派の作家である、と。確かに『宇宙の戦士』は好戦的な内容とも捉えられるし、本作で月世界植民地が地球政府に対して独立を挑む、という内容もそういう風に見て取れる部分はある。
    ただ、だからと言って本作が戦争を賛美し、他国に攻め込んで逆らう奴ァ皆殺しにしてしまえ! と叫んでいるかと言うとそうでもない。
    月世界の描写は圧倒的で様々な登場人物からなる群像劇になっているし、何と言っても一人の人間から見た「革命」の図がいい。壮大な物語でごちゃっとしそうだが、一人から見た図だから難解になっていないのだ。強大な地球政府とどう戦うのか? これには大変興味を惹かれた。

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    2025年09月23日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    月の文化(特に結婚や法律について)の設定が中々練られていて面白い。
    地球の連中とやり合う上で、有利な点と不利な点がハッキリしている。
    その上で、最大限有利な箇所を押し付け、誇大に広告し、そう思わせ交渉する。
    綱渡りの革命戦略が面白かった。
    最後のマイクについては、どういうことだろうか。
    物語上の美しく、余韻を残す結末の為、という以外の理由はあるのだろうか。

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    2025年08月23日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    月で暮らす人々の家族の形や恋愛観が今読んでも新しくて驚いた。合理的で自由、でもちゃんと温かい。
    教授は私の中では『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクのイメージ。コンピューターのマイクは、生意気でいたずら好きな超頭のいい中学生男子って感じで非常に魅力的。
    革命ものとしても熱く、独立戦争の指南書みたいなリアリティがある。社会が変わっていく熱いエネルギーを感じ、読後は、じんわりと祭りの後のような余韻が残る一冊でした。

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    2025年07月23日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    ネタバレ

    SF古典名作みたいなやつを最近ちょこちょこ読んでる。
    まあまずこのタイトルが秀逸だよね。かっこええ。

    訳は少し読みづらいところがあるんだけど、なんとか乗り切った…。

    「夏への扉」は昔読んだけど、これはがっつり長編。
    日本では「夏への扉」人気が高いけど、アメリカではこっちのほうが人気だとか。
    独立戦争っていうテーマが刺さるらしい。

    地球から追放された人々が独自の社会を築いている月世界。
    植民地として搾取され、苦しい生活を強いられている。

    主人公のマヌエルはただの技術者だけど、あるとき、メンテナンスをしている「計算機」が進化して自我を持っていることに気づく。

    この人工知能のマイクの能力を

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    2025年07月22日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    主人公たちが住む月世界は豊富な資源を有しているが、地球の植民地、流刑地として一方的に搾取されている。そんな苦しい状況下で、コンピュータ技術者マニーと巨大コンピュータのマイクは革命を決起する。マイクの計算により、地球政府に完全勝利する保証はなかったが、それでも革命を望む者たちは自分が果たすべき役をこなす。

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    2025年06月01日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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    地球外生命体との戦いを描いたSF小説。
    映画のフルメタルジャケットのような、新米ヒヨッコ兵士が一人前の戦士となる物語。
    厳しい訓練の扱き、仲間との絆、そして学生特有の社会を知らない夢みがちだった少年が一人前の戦士となっていく描写が印象的。
    昨今のミリタリーSFの原点と言われる本作。
    ミリタリーSFが好きな方は是非一度読んでみてほしい。

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    2025年05月25日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    月に住むコンピュータ技師の義手の男が唯一心を通わせることのできる思考計算機のマイクと共に月世界に革命を起こし、地球の植民地から独立する一大巨編。多種多様な義手を持つ技術屋とさまざまな計算で主人公を助ける人工知能AIの設定が魅力的ではあるのだが、その設定をフル活用したアドベンチャーというわけではなく、本作の大半は革命の下準備と実行。政権樹立後の独立に向けての国家間の交渉という政治劇である。月世界という独特の社会の有様もさることながら、革命に至るまでの手順の綿密さは流石のリアリティであり、その中でも特に内や外に向けてのメディアコントロールの比重はやはり大きく、そこは近未来でも変わりないんだなと納得

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    2025年05月21日
  • 悪徳なんかこわくない 下

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    読んできたハインラインの作品の中でも一番長編でした。

    上巻の終わりにとんでもない事始めたヨハン(ジョアン)がそのまま下巻の最後まで走り切ります。

    通読するなかで、悪徳と銘打ったタイトルに含まれる『悪』とは何だろう?という気持ちがずっと残りました。
    本当に悪い事なんでしょうか?

    正直、出てくる人たちの倫理感がぶっ壊れています。少なくとも現代日本に生きる者としては真似しようとも思えない。

    脳移植から始まり、
    不倫、浮気、輪姦、強姦、乱交、幼児性癖(のような描写)まで。

    しかし、これだけ書き連ねても、作品の底流に流れるものは、愛情と幸福を追求する雰囲気です。

    一般的に守るべきとされる倫理

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    2025年05月07日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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    名作と呼ばれるSFの中、手に取った一冊。
    今まで何故SFを敬遠していたのか自分でもわからない。

    これは若者が社会に出て学び様々な人と出会い社会の中で生きていくための人の評価や考え方。これを織り交ぜて義務と権利とは何かという社会学的要素を含む内容に驚いた。
    ある少女が、「暴力では何も解決しない・・・」。
    この聞き馴染んだ言葉に対する解答・・・これは衝撃的だ。

    嘗て日本人が持っていたであろう考え方と、多くの日本人が失ってしまった考え方なのかと思うと悲しい・・・。

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    2025年04月22日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    おもしろかった
    海外文学特有の無骨な感じが多分にあり、とても楽しめた。
    主人公の飄々とした感じがかっこよかった。
    よく読めてない部分が何個かあったのでまた読みたい

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    2025年04月19日
  • 悪徳なんかこわくない 上

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    ハイラインの背徳感あふれる一冊。
    夏への旅に感銘を受けて読み始めただけに、
    『老富豪の脳を、若い人の身体に移植する』とか、、、もう彼の料理の振れ幅が大き過ぎます。
    ただ、彼の作品のいいところは、一つのテーマー夏への扉で時間旅行、悪徳なんかで、性の統合、を取り上げて、後は私たちの感性に任せてくれることです。

    よく他の方の書評でSFらしくない!と書かれていますが、的を得ているなーと思います。ほんのちょっと、今の技術で叶わない事を混ぜつつ、その本質は今と変わらない。
    男女の関係や、人の欲望、大衆の愚かさ、老いの恐怖。
    だからSF初心者の私でもずっぷり楽しめるのだと思います。


    ところで、この本は

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    2025年04月16日