ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夏なので読んでみた。
タイムトラベルものの古典の一つだが、今はこういうお話が溢れているのでおそらくあまり現代の読者には新鮮に感じられないかも?
コールドスリープに入るまでの日常が痴話喧嘩などを含めて長く、SFなのを忘れそうになる。とはいえ文体のテンポやリズムは上手い。
タイトルはシーズン的な夏ではなく、おそらく「人生の青春期」「人生の最も幸福な時期」への扉を探す旅…という意味だろうと思う。
主人公はロボット制作の技術力がすごいんだけど、何故かそれを家事ロボット制作に全振りしていて、個人的にめちゃくちゃありがたい存在だなと思った笑(家事ロボットで会社運営しひと財産築くぐらい)
一方で、恋人 -
Posted by ブクログ
愛する人を、そして自分を救う物語!
私たちは自分たちの手によって、より良い未来を作っていく
失敗したって、絶望的な状況になったって、よく目を凝らし考え時機を待ち行動することで希望に満ちた扉を開くことができるんだ
しかし最初はまさかこんな展開になるとは思わなかったよ
1956年から見た1970年、そして21世紀はこんな感じかあ
便利なものはずいぶん増えたけど、これに出てくる発明品はビデオ通話くらいかな
でもお手伝いロボットや無人化は進んでるよね
今から15年後、30年後はどうなっているんだろうね?
まだ車は空を飛んでいない気がするよ
でもきっと変わらず人は猫を愛していると思うし、より良い世界 -
Posted by ブクログ
ロバート・A・ハイラインと言えば『夏への扉』、そして猫
この本の邦題は『月は無慈悲な夜の女王』
ネーミングの勝利だ。
650ページを越えるこの本は、本国では『夏への扉』より読まれているという。1965年の作品で、人類初の宇宙有人飛行は4年前、まだアポロ11号は月面着陸していない。当時の最新技術はテレビジョン。
いわば古典
月世界を舞台とした独立運動のシミュレーション物語といったところか……読みにくく苦労しながらもところどころ飛ばしながら読んだ。
そして、その先に『夏への扉』同様にスピーディーで少しセンチメンタルな物語が、待っていた。
「無料の昼飯はない!」
読書だって例外は無い。 -
Posted by ブクログ
ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王』は奇跡的なほど凄い小説だ。しかし一方で、致命的な弱点も抱えている。
本作の凄さは二つある。
一つ目は、人間社会の本質を鋭く描いている点だ。現代にも通じる「覇権国家の交代と新しい秩序の誕生」が物語の根底にある。イギリスの植民地支配から脱却し、超大国への道を歩み始めたアメリカの独立をモチーフにしながら、覇権国家がどのように衰退し、新たな勢力が台頭するのかを見事に描いている。皮肉なことに、長らく世界のリーダーとして君臨してきたアメリカ自身が、その影響力を徐々に失いつつある現在の姿さえ、この物語から読み取ることができる。
もう一つは、驚異的な先見性で描かれる -
Posted by ブクログ
ずんだ文芸部さんのYouTubeチャンネルでオススメされていて気になっていた一冊。
非常に面白かった。
物語としては、序盤はドライな印象だけれども、
読後感は暖かみを感じられる。
特に中盤から終盤にかけて、物語のテンポと密度が一気に上がり、全てが繋がる感覚を味わえる。
時代が違っても、技術者としての生き様がブレないところも良い。
あの時のこれはそういうことだったのね…!という感覚を味わえつつ、全てを語らない余白も効いていて、
構成が上手いと感じられた。
また、キーキャラクターとしての猫が愛らしく、
そして猫を愛す主人公(というか作者)もまた、
猫のことをよく理解していて良い。
タ -
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Posted by ブクログ
ネタバレとても素敵なお話でした!
私はこの本を読む前に紹介動画でちょっとした内容を聞いていて、タイムトラベルとかコールドスリープとかの色々なSF要素があって面白いよって言葉と、題名にある扉って言葉から、扉を開けていってトラベルしまくる話なのかと思ってましたが、違いましたw
更に少し言うと、最初にはコールドスリープする展開なんだ!って見てたらやっぱしないと言い出したりして、あれ?SFの言葉は出るけど、どれも言葉だけで大してSF的な展開にはならないのか?
って思いましたが、ちゃんとしっかりとSFでしたw
作者さんが愛猫家でこの本にもピートって猫ちゃんが出てきましたが、彼の鳴き声の意味する所がわかって -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めて古典SFなるものを読んだけど、ビックリするくらい面白くて名作と言われている理由が分かった。
後半の伏線回収が素晴らしすぎてずっと「あー!そういうことか!!なるほどなるほど泣」状態。
リッキーと話すシーン、うるうるしてしまった…
序盤はやや頼りなく感じる主人公がどんどんカッコよく見えてくる。
「未来は過去にまさる」「世界は日に日に良くなりつつある」と言える人間の強さに元気づけられた。
どうしても気になってしまうタイムパラドックスについても作中で触れられているのが昇華しやすくて良かった。
SF小説ってこんなに面白いんだ…!!! -
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Posted by ブクログ
SFの古典的名作『月は無慈悲な夜の女王』です
まず邦題がえらくかっこいいよねというミーハーな感想から入る
原題は『The Moon Is a Harsh Mistress』なのでかっこよさ3割増しの邦題ということになる
物語は流刑地となっていた月に住む人々が超高性能AI「マイク」と共に独立を目指すという革命の物語
正直、中盤ちょっとタルいんだが、さすがのハインライン
いろいろ詰まってるんだけど、やっぱりまずは1966年の作品とは思えない予見感
SF作家って凄いな〜月に住む日が来るのもそう遠くないな〜と思わせる
わいはでも月に住むのはやっぱちょっと怖いな〜
だってまず水も空気もないんだ -