ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧

  • 落日の彼方に向けて 下

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    著者に続き、2004年10月に、訳者の矢野さんも亡くなられました。そのニュースを知って、わたくしはこの作品を読み返してみました。原題は「To Sail Beyond the Sunset」。人生は旅である、という言葉はよく耳にしますが、人生の終わりもまた、船出である、ということのなだと思いました。でも、そういった背景など考えなくても、この作品は充分におもしろいし、最高です。自分の祖父も、けっこう無茶苦茶な人物だなぁと思っていたこともあったけれど、これほどまでじゃなかったなぁ。わたくしも、歳をとっても、こんな素敵さを忘れずにいたいです。

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    2009年10月04日
  • 落日の彼方に向けて 上

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    今までの集大成として描かれていく、モーリン・ジョンソンの人生。この人がいないと、アノ人もいないわけで、ハインラインの未来史における最重要人物の母の視点で、いままでとこれからとそれ以外が、入り乱れながら目の前に広げられて行きます。こうあるべきだ、ということよりも「こうならいいな」の風呂敷包みをいっぱい持っていて、至極開けっぴろげにどんどん開いて見せてくれた、ロバート・A・ハインライン。あまりに格好いいことに、これが最後の贈り物です。

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    2009年10月04日
  • 夏への扉〔新版〕

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    1956年に描かれたSF小説。
    舞台は1970年と2000年。昔に描かれたSF小説ってこんなに面白いのかと、びっくりした。
    冷凍睡眠とかタイムスリップとか、夢のような事象も多いけど、やっぱり何となく答え合わせしているような気持ちになれる。

    ハイヤーガールや万能フランク等、発想がとても面白い。猫のピートがとても可愛い。

    冒険気分になれて、最後は出来すぎたけど、とても爽快な気持ちで読める。これぞSF小説!という感じで良い。

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    2026年05月16日
  • 夏への扉〔新版〕

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    猫好きに薦める、SF大傑作古典。
    ハインライン、個人的にはかなり好きな作家である。ピートが超可愛い、大団円でエンタメ小説としておさまりがいい、象徴的なフレーズ「夏への扉」のセンスがとにかく素敵!感想は色々あるものの、SFとして難しすぎないので初心者でも読みやすい。時間旅行×冷凍睡眠×ロボットと、ワクワク要素がてんこ盛り。時代を超えて愛されるのも頷ける作品である。

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    2026年05月09日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ずんだ文芸部さんのYouTubeチャンネルでオススメされていて気になっていた一冊。

    非常に面白かった。

    物語としては、序盤はドライな印象だけれども、
    読後感は暖かみを感じられる。

    特に中盤から終盤にかけて、物語のテンポと密度が一気に上がり、全てが繋がる感覚を味わえる。

    時代が違っても、技術者としての生き様がブレないところも良い。

    あの時のこれはそういうことだったのね…!という感覚を味わえつつ、全てを語らない余白も効いていて、
    構成が上手いと感じられた。

    また、キーキャラクターとしての猫が愛らしく、
    そして猫を愛す主人公(というか作者)もまた、
    猫のことをよく理解していて良い。

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    2026年05月03日
  • 人形つかい

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    小学生の頃に集英社『ジュニア版世界のSF』で読んだのを再読。
    大人になって改めて原書で読んでみようということで手に取ったものの、ラノベみたいな恥ずかしい表紙はいただけない。まあでも実際ハインラインってラノベっぽいとこあるよなとは思うが。

    〈上半身裸体計画〉や〈日光浴計画〉は今読むとコロナを思い出さずにはいられない。当時はそれどころじゃなかったし、今でも不謹慎かもしれないけど、災害とか宇宙人襲来とかのどうにもならない事情で社会の常識がガラッと変わるのってSF的な面白ではあったんだな。

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    2026年05月06日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    AIがとうとう実用化されたこの時代に読んだ。「ユーモアにタグ付けすること」がAIを人間の味方たらしめていたのが、実際のAIに通じていておもしろい。

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    2026年04月26日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ネタバレ

    とても素敵なお話でした!

    私はこの本を読む前に紹介動画でちょっとした内容を聞いていて、タイムトラベルとかコールドスリープとかの色々なSF要素があって面白いよって言葉と、題名にある扉って言葉から、扉を開けていってトラベルしまくる話なのかと思ってましたが、違いましたw

    更に少し言うと、最初にはコールドスリープする展開なんだ!って見てたらやっぱしないと言い出したりして、あれ?SFの言葉は出るけど、どれも言葉だけで大してSF的な展開にはならないのか?
    って思いましたが、ちゃんとしっかりとSFでしたw

    作者さんが愛猫家でこの本にもピートって猫ちゃんが出てきましたが、彼の鳴き声の意味する所がわかって

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    2026年04月20日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ネタバレ

    初めて古典SFなるものを読んだけど、ビックリするくらい面白くて名作と言われている理由が分かった。
    後半の伏線回収が素晴らしすぎてずっと「あー!そういうことか!!なるほどなるほど泣」状態。
    リッキーと話すシーン、うるうるしてしまった…

    序盤はやや頼りなく感じる主人公がどんどんカッコよく見えてくる。
    「未来は過去にまさる」「世界は日に日に良くなりつつある」と言える人間の強さに元気づけられた。

    どうしても気になってしまうタイムパラドックスについても作中で触れられているのが昇華しやすくて良かった。

    SF小説ってこんなに面白いんだ…!!!

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    2026年04月11日
  • 夏への扉〔新版〕

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    初めてSF作品を読んだ。
    タイムトラベル系はアニメも映像もわりかし好きな部類な中で小説も嗜んで、非常に読み進めやすかった。

    しかし理科学的な要素もあり、今までとは違った部類だったため読むのに苦労した部分もあった。

    リッキーとピートを想う主人公の気持ちに共感したし、SFならではの物語を身に染みて感じながら読むことができた。

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    2026年04月10日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    ハインラインの集大成。『宇宙の戦士』、『異星の客』の要素を余すことなく詰め込まれている。月植民地の主人公たちを通じて人間とは何か、考えさせられる。

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    2026年04月05日
  • 夏への扉〔新版〕

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    何度つまずこうとも科学者としての探究心とリッキーへの想いで道を切り開いていく姿が楽しかった。
    訳が分からない状況から1つの可能性が浮上した瞬間今までの謎にヒビが入って崩れていくような感覚になった。

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    2026年04月04日
  • 夏への扉〔新版〕

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    冷凍睡眠本当にあったらいいな
    と思い読んでました。
    2001年が未来の設定でしたが
    残念ながら(?)そんな画期的が
    機械とかないから本当に欲しいなー(笑)

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    2026年03月10日
  • 夏への扉〔新版〕

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    1956年に発表された、1970年〜2000年を描いたSF小説。今から70年前に書かれたとは到底思えない、素晴らしい内容でした。話の細部まで精巧に作りこんだ構成もお見事です。

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    2026年02月26日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    SFの古典的名作『月は無慈悲な夜の女王』です

    まず邦題がえらくかっこいいよねというミーハーな感想から入る
    原題は『The Moon Is a Harsh Mistress』なのでかっこよさ3割増しの邦題ということになる

    物語は流刑地となっていた月に住む人々が超高性能AI「マイク」と共に独立を目指すという革命の物語

    正直、中盤ちょっとタルいんだが、さすがのハインライン

    いろいろ詰まってるんだけど、やっぱりまずは1966年の作品とは思えない予見感
    SF作家って凄いな〜月に住む日が来るのもそう遠くないな〜と思わせる

    わいはでも月に住むのはやっぱちょっと怖いな〜
    だってまず水も空気もないんだ

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    2026年02月23日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    決して戦闘タイプではない主人公、冷静な理知的初老の教授、情熱的な女戦士、そして自我を持ったコンピューター。
    彼らが結託し、月世界と地球との戦いが激化していく。

    初めてのハイライン。
    正直訳が難解で、スムーズに読み進められなかった。
    戦闘モードに行くまでも少し中弛みがあって、何度も同じところを読み返したり。

    でも、最終章の最後、戦いが激化していく様は緊迫感がすごく、彼らの行く末には切なさと希望とが入り混り、感情が揺さぶられた。

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    2026年02月12日
  • 人形つかい

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    寄生されることの気持ち悪さが多く、また圧倒的SFな世界観。幻想的でぜひ映像で観てみたいと思った。寄生されているか判別が難しいならば、みんな服を脱げばいいじゃないか!は単純明快で良い考えだった。

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    2026年02月02日
  • 人形つかい

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    比較的初期のハインラインの作品で、まだハインラインが伝えたい事が荒削りな感じ
    それでも、自由と管理の描写は見事だと思います

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    2026年02月01日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    政治的・哲学的な言い回しが多く、それが若干くどい感じにも受け取れるが…
    ちゃんと落ち着いて読めばとても深い話をしているし、現在の「色んなサービスが無料で手に入る」というおかしな風潮へのカウンターになっていてとても良い作品でした

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    2026年02月01日
  • 月は無慈悲な夜の女王

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    面白かった。
    設定や軸はSFなんだけど、中身がそれによらないのが結構好き。架空の史実の再現映画みたいな。

    議会のシーンは読むのがしんどいが全部考えてるのほんとすごいなと、

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    2026年01月12日