ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ハインラインの傑作とも謳われる本作、SF好きとしてなぜ今まで読まなかったのか。
かなり読みやすいです。SF(ハードSFを読みがちだからかもしれませんが)って中盤で技術的な(しかも架空の)話で置き去りにされて、後半でやっと本筋の伏線回収でアッとなるのが多いんですが,本作は置いてけぼりにされることもなく最初から最後まで丁寧な伏線を回収して行って理解して読めたので楽しかったです。
書いてたこと全部に意味があるって理解させてもらえる展開が多くて読んでいて楽しかったです。意味のないことは書かないんですかね、ハインラインはまだこれしか読んでないので、以降色々読みます。
本当に面白いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレわかぴーに借りた本
主人公の考え方とか行動力高いところとか好き
ちょっと難しいところは適当に読んだからもう1回読んでも面白そう
【好きな文】
この期におよんですら、ぼくはまだベルを信用していたのだ。
酒が危急に際して頼りにならない友であることを覚った日から、ぼくは、アルコールといえばチャックとともに酌み交わすビールだけに制限していたのだった。
「ダニー、ぼくはいつも患者のことを気にかけているよ。患者はみんなぼくの家族なんだ」
が―――なんどひとにだまされようとも、なんど痛い目をみようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。 -
Posted by ブクログ
言わずと知れた古典的名作。第2次大戦から冷戦初期を時代背景に、正面から軍隊を肯定·礼賛しているが、市民の責任と人生の意義についての哲学は深い。敵異星人の描かれ方は、共産主義のメタファー。以後の戦争SFの基礎を築いた作品。
「宇宙の戦士」はパワードスーツという概念を現代SFに定着させた元祖と言える。また本書で描かれる社会には、退役軍人にしか参政権がない。これは「権利=義務」という考え方で、「価値あるものを得るには、相応の代償が求められる」という作者の人生哲学を表現している。
「宇宙の戦士」(1959)R·A·ハインライン
#読書好きな人と繋がりたい -
Posted by ブクログ
冷凍睡眠で未来へ跳ぶ技術者のダン。
時代は1970年から2000年へ。
こういう話、大好きです。
ハッピーエンドですから安心して読めます。
久しぶりに大好きと言える本に出会えました。
以下ネタバレ感想、読み終えた方どうぞ
半分まで読んだ頃
ダンが冷凍睡眠に入ったまでの流れはわかったけど、動物好きの自分としては、ビートはどうなっちゃったんだろう、もう出てこないのかな?
いやいや、世のすべての猫好きに捧げる本、なんだから
そんなはずない、、とかピートの心配をしながら読み進めましたよ。
なんとまあ、嬉しい驚きの展開で、
タイムマシーンでまた、過去へ飛び直すところなんか、すごくワクワク。
冷凍睡眠 -
-
-
Posted by ブクログ
積んでしまっていた一冊として、読み始める。
SFにハマっていた時期に購入した本。
天才的な技術者である主人公のダンが、コールドスリープ技術によって時間の転移をする物語。
SFらしい作品だが、難解な用語や解説などはほとんどなく、かなりとっつきやすい部類。
共同創設者とのいざこざは生々しくて、人間ドラマを楽しませてくれる。
後半には、新たなSF要素も出てきて、時間を行き来するストーリーを楽しめた。
これまで読んだSFで、一番好きだったかもしれない。
ダンの人間臭さと、SFのシステムを利用した話の展開のダイナミックさが見事なバランスだった。
ピートがいることによって、ダンの人生でのこだわりや、息 -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
もしぼくに革命家の友人がいたなら、ぼくは少しも躊躇うことなく、かれにこの本を読むよう薦めるだろう。
この本はさながら革命の教科書なのだ。情報管理の方法、大衆を扇動する方法、口うるさい自称・知識人たちを黙らせる方法、そして自分たちの真の目的を隠しながら交渉を進める方法。革命の計画から遂行に至るまでに必要な、考えうる限りすべてのことが記されている。
そしてそれ以上に大事なことは、この本が娯楽として楽しむために書かれた、極上のエンターテインメントだということだ。
この本を読む時の感覚は、よく出来たアニメを夜更かしして一気観しているときの感覚とほとんど変わらない。というのは、この本自体がとにかくア -
Posted by ブクログ
本作は、アニメ監督の富野由悠季が『機動戦士ガンダム』を構想する際に、本作の「パワードスーツ」に着想を得たことであまりにも有名である。しかし本作は、裕福な家庭で育ち、成績優秀だが特段将来について考えてもいない高校生の主人公ジュアン・リコ(ジョニー)が、出来心で軍隊に志願し、入隊後兵士として成長していく姿を描いた青春小説であることを忘れてはならないと思う。そうでないと、本作で示される社会観・国家観を含む、本作の白眉とも言える思想的・哲学的要素を十分に味わうことができないからだ。
作中で主人公ジョニーが通う高校の歴史・道徳哲学の教師デュボアは、女生徒からの「わたしの母は暴力ではなにも解決しない -
Posted by ブクログ
アーサー・ジョージ・スミス軍曹に捧げる
兵士、市民、科学者のあなたに
――そして、いつの時代であろうと
子供たちを真の男に鍛え上げてくれた
すべての軍曹に(前文より)
はい、R.A.ハインラインの名作にして問題作『宇宙の戦士』です
思想的なところは一旦置いておいてSFとしてまず面白かったです
SF的なところ少なくない?って意見もあるでしょうけど
とりあえず1個確実に言えることは『夏への扉』が大好き!でハインラインに興味を持ったって人は迂闊に足を踏み入れない方が良いです
間違いなく同姓同名の別人が書いてます(嘘しか言わない)
わいはどっちも好きだけどね
はい、じゃあどのへんが問題作なのか -
-
-
ネタバレ 購入済み
過去と未来を行き来して、過去や未来を変える話はたくさんあるけど、この話はプロセスに他とは違うリアリティがあり面白かった。登場人物たちが全員現実にいそうなキャラクターで、特にベルとタイムマシンを発明した博士はこういう奴って居るよなという感じだった。飼い猫のピートは最後まで可愛いなって思えたし、リッキーもなんだかんだ可愛かったけれど、主人公は可愛くなかった。ベルにメロメロになっておきながら、すぐさまリッキーに鞍替えするっていうのは都合が良すぎる。総合的に見れば月は無慈悲な夜の女王の方が面白かった。