ロバート・A・ハインラインのレビュー一覧

  • 自由未来

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    ネタバレ

    大人のいる「十五少年漂流記」。ソ連からの核攻撃をシェルターでやり過ごした合衆国の一家族のサバイバル。中盤からは、未来社会で生きるタイムスリップSFにがらりと変わった。
    冷戦や核戦争、人種についての話題が登場するのも、1960年代に書かれた小説ならでは。前者については、そういう時代だったでスルーすることができても、後者については非常に鼻に付いた。数千年後の未来社会でまで、人種という下らない差別で生き方に差が出るもんか。豊田有恒「モンゴルの残光」でも読んでろ。
    ハインラインは合衆国が大好きだね~。主人公のおじさまが「アメリカは歴史のなかで最良の国だ」とか言っちゃうし。ねーよw黒人のハウスボーイを雇

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    2011年07月03日
  • 自由未来

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    ネタバレ

    冷戦時代に書かれたSF
    ハインラインだからもちろん面白くてぐいぐい読んでしまったけど
    黒人白人逆転世界を白人主人公目線でサバイバルなあたりが
    大変鼻についてちょっと嫌いです

    ハインラインって基本サバイバル物なのだなと気付く一冊

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    2011年01月24日
  • デリラと宇宙野郎たち 未来史1

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    中学生の頃に(30年以上前です)東京創元社の「月を売った男」で読んでましたが、思っていたより古臭くかんじません。

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    2011年01月22日
  • 宇宙の戦士

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    たっつんの書評になかったら読んでみようとも思わなかっただろう1冊。いや嫌いとかではなくて、こういうものは手をつけたことなかったから。でも予想より面白かった。軍隊ものってことでなじめないかなって最初は思ったけど、人間同士のやりとりとか、哲学っぽい話とかもあって。暴力と平和についてちょこっと考えさせられつつ、単純に楽しめるお話でした。

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    2011年07月15日
  • 人形つかい

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    ■(「BOOK」データベースより)
    アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほとんどは、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物にとりつかれていたのだ。人間を思いのままに操る恐るべき侵略者と戦うサムたちの活躍を描く、傑作冒険SF。

    ■感想
    最初はそうでもなかったけど、読んでいくうちにだんだんと表紙に違和感を覚える。
    たぶんサムとメアリなんだろうけど、私のイメージとものっそい違う。

    ハインラインは

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    2009年10月04日
  • 人形つかい

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    ネタバレ

    ある日ナメクジみたいな宇宙からやってきた生物が地球を侵略しはじめる。このナメクジは寄生生物で人間の背中に取り付き、取り付いた宿主を思うままに操ることが出来る。寄生生物は人間に気づかれることなく、徐々に仲間を増やしていく。秘密捜査官サムは、おやじ(オールドマン)と赤毛の美人捜査官メアリとともに、何とかしてナメクジによる侵略を食い止めようとする…。

    この小説の中では、宇宙から来た寄生生物は、恐怖と憎悪の対象として描かれている。それに立ち向かう人類(アメリカ人)の英雄という構図だ。細かい調査抜きで、寄生生物と平和的な話し合いの機会を設けず、ただ「敵は殺せ」というアメリカの正義至上主義的な姿勢が貫か

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    2023年03月08日
  • 人形つかい

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    人間を巣食う「ナメクジ」に対して、主人公はどう立ち向かっていくのか?
    2007年という設定がいかにも生々しい。

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    2009年10月04日
  • 人形つかい

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    1951年の作品。緊迫感の持たせ方と最後の大団円エンドは古きよきSFではあるけれど、読後感はなかなか良。

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    2009年10月04日
  • 人形つかい

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    いやー、こんな話だったっけ。全然覚えていなかったよ。
    加藤直之のカバーで読んだのは30年近く前なんだろうな。一人称の小説だったということは覚えていたけど、まさか主人公が諜報機関のエージェントだったとは。
    しかし、いきなり同僚に一目惚れとか、どうにかならんかね。
    人形使いに操られていないことを証明するためにアメリカ大統領以下、議員先生全員パンツ姿というのも、実際こうするのが合理的とは思うんだが、その風景を想像するとあまりにマヌケすぎておかしすぎ。いくらなんでもこんな笑える小説を古典にしちゃマズイだろと思うんだが。
    あと、なんだか、思想的には「宇宙の戦士」以上に右翼的。侵略を受けた報復に人形使いの

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    2009年10月04日
  • 地球の緑の丘 未来史2

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    未来を描いた短編集。表題の作品は盲目の詩人ライスリングを描いたもの。内容よりも、彼の叫んだ詩とこのタイトルが空想をかきたててくれます。

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    2009年10月04日