自由未来

自由未来

660円 (税込)

3pt

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その夜のファーナム家は、のどかで平和な夜を過していた。ファーナム夫妻、息子、娘、娘の友人、そしてハウスボーイまでが楽しい夜の語らいに、トランプに興じていた……ラジオが突然、第三次世界大戦勃発を報じるまでは! 地下の堅牢なシェルターに全員が避難した一瞬後、シェルターは荒波にもまれる船のように揺れ動き、温度は急上昇した。水爆が爆発したのだ! だが、ファーナム家の人々はかろうじて生き残った。やがてシェルターからでたとき、彼らが目にしたのは、死の灰にまみれた廃墟ではなく、思いもかけぬ世界だった……

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自由未来 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月31日

    夏のハインライン祭。

    米ソの戦争のさなか、ヒューの家族は空襲警報を受け、シェルターに逃げ込んだ。2階の衝撃のあと外に出てみると、爆撃前とは似つかわぬ、自然が広がっていた。自然の中でサバイバルをしていると、見たことのない乗り物に乗った未来人が現れる。未来では、人口をコントロールするため、不思議な風習...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月18日

    核戦争後に生き残った人々のサバイバルストーリーかと思いきや、割りと早い段階でその期待は裏切られる。最初はビバヒルでも観てるかの様なアメリカンなノリについて行けなかったが、そこはハインライン先生。書かれた当時の時代背景がビシビシだけど、なんだかついつい惹きこまれちゃう。最終的に満足するから不思議。

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    Posted by ブクログ 2015年09月01日

    シリアスなハイラインもの
    表紙   6点ヤナセ
    展開   7点1964年著作
    文章   6点
    内容 660点
    合計 679点

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    Posted by ブクログ 2015年02月27日

    (一部の?)アメリカ人が「自由」というものを
    どう捉えているのかの一端を知る。
    本当に自由というのは誰かの庇護のもとにはなく
    自分の裁量で最良をえらぶのかという信念を。
    なんの実用性もない動物にもかかわらず
    人類のパートナーとして2度猫を選ぶところは
    自由の意味を表す象徴か。(愛玩動物だけど)
    そし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月22日

    なにやら、「家畜人ヤプー」を思い出した。思い出したとは言っても、家畜人ヤプーをちゃんと読んだことはないのだが。
    アメリカンで軍隊的なマッチョ思考のおじさまがモテモテなお話。詳細は面白いけど、大筋では古臭い感じ。

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    Posted by ブクログ 2015年12月16日

    かなり残念な作品。
    まず不貞行為が賛美されるのが残念なのと
    主人公が暴虐なのよね。
    暴虐行為はしないけど
    どこかいやな男。

    それでもって結局いってはいけない
    言葉も言っているんですよね。
    (たぶんもとの国ではその部分は*で隠されているはず)
    確定である人種を敵に回しています。

    結局世界には入り込...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年06月21日

    ★★★☆☆

    積読の棚から文庫本を一冊サルベージしたらハインラインだった。

    『自由未来』は核爆弾のショックで未来世界、というかパラレルワールドに飛ばされてしまった数人の男女の話。

    科学技術の進んだ未来世界では、イスラム教ベースの宗教が信じられていて、黒人が選民として白人の奴隷を支配している。

    ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年07月03日

    大人のいる「十五少年漂流記」。ソ連からの核攻撃をシェルターでやり過ごした合衆国の一家族のサバイバル。中盤からは、未来社会で生きるタイムスリップSFにがらりと変わった。
    冷戦や核戦争、人種についての話題が登場するのも、1960年代に書かれた小説ならでは。前者については、そういう時代だったでスルーするこ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年01月24日

    冷戦時代に書かれたSF
    ハインラインだからもちろん面白くてぐいぐい読んでしまったけど
    黒人白人逆転世界を白人主人公目線でサバイバルなあたりが
    大変鼻についてちょっと嫌いです

    ハインラインって基本サバイバル物なのだなと気付く一冊

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