関美和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
効果的な利他主義は間接的に自分に恩恵がある。
収入の1割を貯蓄、1割を寄付。
ビーガンになることも世界のためにできること。
貧しい人がなくなることが大事、貧富の差が開くことが悪いわけではない。
他者への臓器提供。
費用対効果の高い方法でチャリティに寄付する。
情に訴えるチャリティではない。
共感的関心は低いほうが効果的な利他主義になりやすい
トロッコのジレンマでも冷静に判断できる人。
数字を重要なものと認識する=共感ではなく理性で寄付する。
特定の人を助けるのではなく、多くの人数を助けることに興味がある。
小口の寄付者は、心のぬくもりを求める、だけ。
消費における快楽の踏み車。寄付は失うものが多いとは感じない。快楽の踏み車から抜け出す方法。
チャリティに寄付した人と幸福度の高さには相関関係がある。臓器提供者の自尊心が高まる。
他者への思いやりから生まれた行動であれば、その人の得になることでもいい。
同じ金額でも、貧困国のほうが救う命の数は多い。
他の人が気にかけないところに寄付する。
失明治療と美術館建設への寄付を比べる。
どちらが恩恵を受ける人数が多いか、恩恵の量が多いか。
ギブウェルと動物チャリティ評価協会。チャリティーの効果の評価。
途上国への寄付のほうが効果が高い。数多くの行為を行う団体は効果全体がはっきりしないので評価しない。
学校の普及には、教育で賃金が上がることを親に納得させることが一番効果的。
女性は男性ほど攻撃的ではないため、女性の発言力が高くなれば、核戦争のリスクも減る。女性の教育で、子供の数が減り、子どもたちは健康的になる。
効果的な利他主義のすすめ
多くの組織に少額の寄付をすることは心のぬくもりを求める、だけ。効率的ではない。
メイクアウィッシュ財団は、相手の顔が見えるため多くの人が寄付をするが効率的ではない。
工場を建てて貧困から救い出し、その利益をさらに投資に回すなら、効果的な利他主義者といえる。
受けての受け取るべきものより多くを失うまで寄付するか。
ギブウェル=チャリティーの評価をして効率的な寄付ができるサイト。
ギブダイレクトリー=アフリカに使い道を公開して寄付を募る。
慈善団体で働くよりも、金融業界などで働いて得たお金を寄付するほうが効果的。
費用対効果が高い寄付をするべき。=先進国の貧しい人よりアフリカの子供たちが先=効率的。
トロッコのジレンマ=功利主義と考え方は同じ。
共感よりも論理に動かされるべき。お金の使い道を考える。自分の子供と他人の子供と同じ。
特定の誰か、を助けるより助ける人数を知りたがる。人数が多いほうが幸せになれる。
自分の寄付は犠牲ではない。快楽の踏み車から抜け出して、人を救うことに喜びを見出す。=自己犠牲ではなく自己の欲求に従っているだけ。
乞食にものを与えたホッブスと同じ論理。自分がいい気持ちになるために与える。利他主義と同じこと。
ロックフェラーフィランソロピーアドバイザーズは間違っている。貧困緩和が入っていない。
事前活動家なら、最も効果的な寄付をするべき。貧しい国のほうが、より多くの人を救える。
誰かの人生を永続的に大きく変えられる、ことこそ大きな喜びである。
ペットの犬猫を救うより、畜産動物を救うほうが効果的。工場畜産動物を減らす=ビーガンになる、か無駄に死なない家畜を救う。
巨大な隕石に当たる可能性は、10万年に一度かそれよりも低い。
目に見える命と目に見えない誰かの命を同じに扱うためには、論理的客観的な思考能力が必要になる。直感に従ってはできない。
自分ができるいちばん大きな影響を与えられる分野を選ぶ。 -
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iMacやiPod、iPhoneなどのデザインを担当し、スティーブ・ジョブズ復帰後から右腕として手腕を発揮したジョナサン・アイブ氏の生い立ちとアップルでの功績を書いた一冊。
本書を読んでアイブ氏がジョブズから絶大な信頼を得ていたことと学生時代から類い稀なるデザインの才能を持っていたことを知りました。
ジョブズなきアップルで埋もれていた才能がジョブズの復帰とともにいかんなく発揮され、そこからiPodやiPhoneなどの製品に活かされ、私たちの生活の一部になっていることがわかりました。
ただ、各商品の開発にはストイックに顧客から見えない細部に至るまでこだわって開発されていることやチームのメンバーへの信頼が厚いアイブ氏がルビンシュタイン氏やフォーストール氏との確執からみて自分の信じたものに対する強いこだわりを感じることもできました。
また、アップルでは製品開発の情報が尋常ではないほど徹底されて守られている事も本書で知りました。
ジョブズなきアップルでも氏がいればまだまだ革新的なアイテムを生み出すことができるであろうと感じた一冊でした。 -
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被災地に募金したり、恵まれない子供たちへのチャリティー活動に参加した事がある人は多いと思うが、自分が行った寄付が実際どのように使われているのか、調べる人少ないはずだ。本作はチャリティーの定量的効果を、哲学的な視点を用いて考察した一冊である。
アメリカには、同じ額の募金をするならどの団体に寄付すれば効果的なのか、そのような事が気になるあまり、慈善団体を評価する会社を立ち上げてしまった人がいる。また、より多額の寄付を行いたいために、高額な報酬が得られるウォール街の金融企業に勤める人もいるらしい。
そもそもアメリカ人と日本人の間には、寄付に対する考え方の違いのようなものがあるのではないかと感じた、上手く説明できないが国の成り立ちや宗教なんかも大きく影響しているのかもしれない。施しの気持ちが美徳であるという日本人的感覚からすると、神主に賽銭の使い道をたずねるような話で、効果的な利他主義という考え方には少し違和感を覚える。
でも慈善事業やチャリティー活動に積極的な国民性など、アメリカに見習うべき点も多いのかなと思った。 -
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営業という体系的な研究が進んでおらず、門外漢からはある種ブラックボックス化された分野について、それがどういった活動であるのか、様々なトップセールスマン/ウーマンのストーリーをベースに描き出した本です。
よく聞く話として、「一番良いのは、営業なんかしなくても商品が売れることだ。Appleを見てみろ、営業なんかしていなくても、差別化された製品群で高い売り上げを達成しているじゃないか」という話を聞きますが、Appleは営業に対して独自のアプローチを取っているだけで決して営業をしていない訳ではないとこの本を読んでよく分かりました。もしかすると本当に全く営業なしで売上を上げている企業もあるのかもしれませんが、それはごく一部で、殆どの企業では営業活動がその会社の命運を握っており、そういった意味で間違いなく世の中を動かしている原動力の一つであると言えます。非常に泥臭い側面があるため、マーケティング等と比べて学問的なメスをいれにくい分野だと思いますが、それがどういった活動なのか理解出来る環境が社会全体でもっと整えば良いのにと思います。
自分自身も短いながら、営業の経験があるため、営業という活動が如何に自分の自尊心と向き合わなければならない仕事か、ある程度は理解出来ています。その為、成功するセールスパーソンの特性は千差万別としながらも、「打たれ強さ」と「楽観主義」は共通しているという記述は非常に腑に落ちました。 -
Posted by ブクログ
読書時間5時間(読書日数 25日)
Apple社のデザイナーとして、ほとんどのデバイスのデザインを手がけているジョナサン・アイブ(本編では「ジョニー・アイブ」と呼ばれている)の半生記。
デザイナーの父親からのデザイン教育を受けたことにより「物をデザインする」ことに夢中になったジョニーは、天才的なデザインを知らしめていく。そこから注目されていくことで、様々な会社や人に出会っていき、Apple社に入社するようになる。
入社当初は、暗黒の時代であったがそんな中でも自分の中で最高の物を創り出そうと、時には意見をぶつけながらも造っていく。
スティーブジョブズが復帰してからは、もうおなじみだとは思うが、たくさんのヒット商品を世に出していった。
ジョブズ亡き後、Appleは終わるのではないかという噂が立ったことがあり、自分もそうなるんじゃないかと気を揉んでいたのだが、取り越し苦労になりそうだ。なぜなら「ジョニーを中心にデザインを作る」会社だからである。