芦辺拓のレビュー一覧

  • 名探偵・森江春策

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    昔懐かしい江戸川乱歩の少年向けミステリを読んでいるかのような前半の短編。
    探偵となった森江春策が活躍する後半の短編。
    しかし、数々の事件を思い出話しとして語り合う仲間たちの時間に割り込むタイムマシンを開発したという男。
    お気に入りの話があるはずです。

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    2017年09月07日
  • 名探偵・森江春策

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    古きよき本格探偵小説の香りが漂う一冊。主人公の人生に沿って事件を丁寧に並べておいてからの、最後の仕掛けはなかなか好き。シリーズの他作品も読んでみたい。

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    2017年09月11日
  • 奇譚を売る店

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    短編で読みやすいです。
    不思議で少しゾッとするようなお話し揃い。
    最後は驚きの結末で若干のホラーでした。

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    2016年11月24日
  • 異次元の館の殺人

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    弁護士・森江と検事・菊園の共通の知人が殺人事件で有罪判決を受けた。無実を証明すべく乗り出した先で発生した密室殺人。菊園が真犯人を名指しした瞬間、粒子加速器の暴走により、菊園は1人、パラレルワールドへ飛ばされる…「そこか!そこで引っ掛けてきたか!」と仰け反りながらも、謎解きのインパクトは弱め。菊園さん、推理が適当過ぎ。第一、森江先生の出番が少ない少ない。西澤保彦を思わせるSFチックな展開は結構楽しめました。でも次回はやっぱり、新島ともかとのコンビで骨太なミステリーが読みたいな…

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    2016年09月17日
  • 異次元の館の殺人

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    推理を間違える度に平行世界へ転移するお話。
    シュレディンガーの猫のように未確定な世界が、推理を進める事で確定して行くのか!

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    2016年09月17日
  • スチームオペラ 蒸気都市探偵譚

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    ラピュタは文章に出来たんだ!と埒もなく言ってしまうが、スチームパンクの世界観をきっちり文章化している。もっともその理解にアニメ等のビジュアルで脳内補完してるのは確かだが、少し厨二的な漢字と読み方含む、各ガジェットを想像するのが楽しい。物語は、ミステリーとしてはややアンフェアに感じてしまったが、SFとしては19世紀前後の科学知識や物語からの展開が多く法螺として面白かったし、何より少年少女冒険譚としては十分に楽しめた。この世界観(最後の解説編含む)を受け入れられるかどうかで面白みは変わる気がして、ワシは有り。

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    2016年08月02日
  • スチームオペラ 蒸気都市探偵譚

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    なるほど、SF絡みのこういうトリックも面白いですね。この世界だからこそ成り立つトリックで、種明かしされると当たり前なんですが、常識として向き合っているものだけに、なかなか本作の舞台中における意味合いに気付けませんでした。「星を継ぐもの」の二番煎じかと一瞬思ったんですが、趣向が全然違いました。個人的には凄く斬新で、かなり楽しく読ませてもらいました。

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    2016年05月23日
  • 名探偵シャーロック・ホームズ

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    すごい名探偵のホームズと、あのルパンが戦ったとしたら、どうなっていたか、
    かんがえただけでも、ワクワクしてくるなあ。

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    2015年12月20日
  • 怪人対名探偵

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    江戸川乱歩大ファンとしましては、楽し~く読ませていただきました。
    オマージュであります。
    それに文体とかとっても意識していて本当楽しかったです。
    私、初期の春江春策モノしか読んでいないんです。
    で、あんまり好みじゃないかなぁ・・なんて思っていたのですが、と~んでもありませんでした!
      どうやってこんなお伽話みたいな話をちゃんと解決させるのだろう?ともうワクワク。
    ラストなんて、うわぁ~帳尻があっている!と驚愕。
    ちょっと飛ばして本書を読んでしまいました。
    他の春江春策シリーズも読まなきゃいけない!って思いましたよん。
    最近というか本当にコテコテな本格モノって少なくなってきていますよね。
    まぁ

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    2015年01月05日
  • 三百年の謎匣

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    ネタバレ

    森江弁護士事務所を訪れた玖珂沼老人。全財産を孫の神山美奈穂と神山悠介に残すと遺言を作成した玖珂沼老人。その帰宅途中に何者かに殺害される。袋小路の現場には玖珂沼老人の足跡も残っていない密室状態。何者かに狙われていると訴える神山姉弟。玖珂沼老人の弟の失踪。玖珂沼老人が残した謎の本。内容はある人物の異国での滞在と殺人事件から始まり、海賊、アフリカ、西部劇などの物語。本の内容から事件を紐解く森江春策。

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    2014年08月25日
  • 時の密室

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    芦辺は 他の新本格系の作家に較べると、作風がなんかスタイリッシュ。 社会的なテーマをとり上げるわりには、暗くない。主人公の造形が軽妙洒脱なこともあり、結構サクサク読めるんだ。また、ゆうに長篇1本書けそうな大ネタを惜しげもなくいくつも投入する心意気がいい。

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    2011年10月03日
  • 十三番目の陪審員

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    うーむ、これは拾い物。傑作といってもいいだろう。 人工冤罪、DNA改変、そして陪審員制度という、 大ネタを惜しげもなく投入する贅沢さ。 またそれを有機的に組み合わせた手際の良さ。 ラストの仕掛けにも素直に感嘆した。 (もっとも、アンフェアと言えなくもないが)

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    2011年10月02日
  • 怪人対名探偵

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    とりあえず、タイトルに釣られて読んでみました。内容はだいぶ無茶なところはありますが面白かったです。パッと見て長そうだなーと思ったのですが、結構早く読めました

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    2011年03月08日
  • 少女探偵は帝都を駆ける

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    時代背景よし
    キャラよし
    大阪設定よし
    こういう系の物語を最近読んでないんで、私的にはよかった。
    気持ちは星3.5点なんだけど、4点にしときます

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    2010年11月28日
  • 少女探偵は帝都を駆ける

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    昭和初期を舞台に、好奇心旺盛な女子高生とちょっと頼りない新聞記者が事件を探ります。
    実在の人物が出て来たりして、とてもウキウキします!
    エノケンがかっこいい!

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    2010年07月19日
  • 和時計の館の殺人

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    ネタバレ

    森江春策シリーズ。
    遺言状の公開を九鬼弁護士にかわり行うためにやって来た森江春策。屋敷に向かう途中に目撃した包帯男。遺言状の公開。和時計の館で起きる連続殺人事件。

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    2016年02月21日
  • 探偵宣言 森江春策の事件簿

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    毒入りチョコレート事件おもしろいです!!森江さんがいっぱい。学生記者事務所勤め時代と、いろんな時代の事件が入ってます。連作短編集。森江さんは一体何歳なんだ!?

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    2009年10月04日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    江戸川乱歩が昭和8年に鳴り物入りで連載を開始した『悪霊』は傑作となるはずだった。謎めいた犯罪記録の手紙を著者らしき人物が手に入れた。そこで語られる美しき未亡人の密室殺人事件、現場で見つかった記号、降霊会の集いでの新たな殺人の予告。しかし、乱歩は「作者としての無力を告白」した宣言で途絶。『悪霊』は何故未完になったのか?

    『悪霊』の秘密。とてもワクワクしながら読める。
    雰囲気も良くて好みの作品。

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    2025年11月25日
  • 殺しはエレキテル~曇斎先生事件帳~

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    ネタバレ

    設定はとても面白い。ちょっと解決が分かりにくいというか微妙な感じがするのもあったりするかな。曇斎先生、箕四郎、お真知などキャラクターも割りと良さそうなんだけど、もう少し強いキャラ欲しい気がした。大塩平八郎とかはちょっと濃い目だったんだけど…。全体的に惜しいかな。もっとシリーズが出たら変わった気もするから、また書いて欲しいな。表紙はノベルズ版のような感じの方が良かったな(笑)

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    2025年10月17日
  • ダブル・ミステリ 月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー

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    創元推理文庫なので購入

    数日前に読み終えてから登録するのを忘れていた

    ユニークな本の構成は思い出せたが内容は…

    そんな作品

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    2025年10月12日