芦辺拓のレビュー一覧

  • 奇譚を売る店

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    怪奇幻想小説や、日本のレトロな雰囲気が好きな人にとっては、この本の醸し出す、なんとも言えない匂いたつ雰囲気がたまらなく心地よいはず。

    まずもって題名がいい。
    『帝都脳病院入院案内』『這い寄る影』『こちらX探偵局/怪人幽鬼博士の巻』…などなど、江戸川乱歩を彷彿とさせるレトロなセンスを感じさせる。

    とある埃っぽい古本屋から、「私」は毎回古本を買ってしまう。
    本の中身は多種多様であるが、いつの間にか本の中身にのめり込んだり、不思議な出来事が起こったり、奇怪な体験をしていく。

    個人的には二作目の『這い寄る影』のなんとも言えない展開が好き。この話は、売れない作家の、貧相な作家性の哀れみが真に迫って

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    2020年01月24日
  • 殺人喜劇の13人

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    森江春策初登場にして鮎川哲也賞受賞作。さすがに書かれた時代が時代だけあって旧さは感じられたものの森江春策の謎解きが始まるまで数多の殺人の謎解き全てはわからず。この時代だからこそできたネタもありミステリを楽しむことは十分にできた。

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    2019年10月07日
  • 名探偵・森江春策

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    昔懐かしい江戸川乱歩の少年向けミステリを読んでいるかのような前半の短編。
    探偵となった森江春策が活躍する後半の短編。
    しかし、数々の事件を思い出話しとして語り合う仲間たちの時間に割り込むタイムマシンを開発したという男。
    お気に入りの話があるはずです。

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    2017年09月07日
  • 名探偵・森江春策

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    古きよき本格探偵小説の香りが漂う一冊。主人公の人生に沿って事件を丁寧に並べておいてからの、最後の仕掛けはなかなか好き。シリーズの他作品も読んでみたい。

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    2017年09月11日
  • 奇譚を売る店

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    短編で読みやすいです。
    不思議で少しゾッとするようなお話し揃い。
    最後は驚きの結末で若干のホラーでした。

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    2016年11月24日
  • 異次元の館の殺人

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    弁護士・森江と検事・菊園の共通の知人が殺人事件で有罪判決を受けた。無実を証明すべく乗り出した先で発生した密室殺人。菊園が真犯人を名指しした瞬間、粒子加速器の暴走により、菊園は1人、パラレルワールドへ飛ばされる…「そこか!そこで引っ掛けてきたか!」と仰け反りながらも、謎解きのインパクトは弱め。菊園さん、推理が適当過ぎ。第一、森江先生の出番が少ない少ない。西澤保彦を思わせるSFチックな展開は結構楽しめました。でも次回はやっぱり、新島ともかとのコンビで骨太なミステリーが読みたいな…

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    2016年09月17日
  • 異次元の館の殺人

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    推理を間違える度に平行世界へ転移するお話。
    シュレディンガーの猫のように未確定な世界が、推理を進める事で確定して行くのか!

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    2016年09月17日
  • スチームオペラ 蒸気都市探偵譚

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    ラピュタは文章に出来たんだ!と埒もなく言ってしまうが、スチームパンクの世界観をきっちり文章化している。もっともその理解にアニメ等のビジュアルで脳内補完してるのは確かだが、少し厨二的な漢字と読み方含む、各ガジェットを想像するのが楽しい。物語は、ミステリーとしてはややアンフェアに感じてしまったが、SFとしては19世紀前後の科学知識や物語からの展開が多く法螺として面白かったし、何より少年少女冒険譚としては十分に楽しめた。この世界観(最後の解説編含む)を受け入れられるかどうかで面白みは変わる気がして、ワシは有り。

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    2016年08月02日
  • スチームオペラ 蒸気都市探偵譚

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    なるほど、SF絡みのこういうトリックも面白いですね。この世界だからこそ成り立つトリックで、種明かしされると当たり前なんですが、常識として向き合っているものだけに、なかなか本作の舞台中における意味合いに気付けませんでした。「星を継ぐもの」の二番煎じかと一瞬思ったんですが、趣向が全然違いました。個人的には凄く斬新で、かなり楽しく読ませてもらいました。

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    2016年05月23日
  • 名探偵シャーロック・ホームズ

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    すごい名探偵のホームズと、あのルパンが戦ったとしたら、どうなっていたか、
    かんがえただけでも、ワクワクしてくるなあ。

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    2015年12月20日
  • 怪人対名探偵

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    江戸川乱歩大ファンとしましては、楽し~く読ませていただきました。
    オマージュであります。
    それに文体とかとっても意識していて本当楽しかったです。
    私、初期の春江春策モノしか読んでいないんです。
    で、あんまり好みじゃないかなぁ・・なんて思っていたのですが、と~んでもありませんでした!
      どうやってこんなお伽話みたいな話をちゃんと解決させるのだろう?ともうワクワク。
    ラストなんて、うわぁ~帳尻があっている!と驚愕。
    ちょっと飛ばして本書を読んでしまいました。
    他の春江春策シリーズも読まなきゃいけない!って思いましたよん。
    最近というか本当にコテコテな本格モノって少なくなってきていますよね。
    まぁ

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    2015年01月05日
  • 三百年の謎匣

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    ネタバレ

    森江弁護士事務所を訪れた玖珂沼老人。全財産を孫の神山美奈穂と神山悠介に残すと遺言を作成した玖珂沼老人。その帰宅途中に何者かに殺害される。袋小路の現場には玖珂沼老人の足跡も残っていない密室状態。何者かに狙われていると訴える神山姉弟。玖珂沼老人の弟の失踪。玖珂沼老人が残した謎の本。内容はある人物の異国での滞在と殺人事件から始まり、海賊、アフリカ、西部劇などの物語。本の内容から事件を紐解く森江春策。

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    2014年08月25日
  • 時の密室

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    芦辺は 他の新本格系の作家に較べると、作風がなんかスタイリッシュ。 社会的なテーマをとり上げるわりには、暗くない。主人公の造形が軽妙洒脱なこともあり、結構サクサク読めるんだ。また、ゆうに長篇1本書けそうな大ネタを惜しげもなくいくつも投入する心意気がいい。

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    2011年10月03日
  • 十三番目の陪審員

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    うーむ、これは拾い物。傑作といってもいいだろう。 人工冤罪、DNA改変、そして陪審員制度という、 大ネタを惜しげもなく投入する贅沢さ。 またそれを有機的に組み合わせた手際の良さ。 ラストの仕掛けにも素直に感嘆した。 (もっとも、アンフェアと言えなくもないが)

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    2011年10月02日
  • 怪人対名探偵

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    とりあえず、タイトルに釣られて読んでみました。内容はだいぶ無茶なところはありますが面白かったです。パッと見て長そうだなーと思ったのですが、結構早く読めました

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    2011年03月08日
  • 少女探偵は帝都を駆ける

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    時代背景よし
    キャラよし
    大阪設定よし
    こういう系の物語を最近読んでないんで、私的にはよかった。
    気持ちは星3.5点なんだけど、4点にしときます

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    2010年11月28日
  • 少女探偵は帝都を駆ける

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    昭和初期を舞台に、好奇心旺盛な女子高生とちょっと頼りない新聞記者が事件を探ります。
    実在の人物が出て来たりして、とてもウキウキします!
    エノケンがかっこいい!

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    2010年07月19日
  • 和時計の館の殺人

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    ネタバレ

    森江春策シリーズ。
    遺言状の公開を九鬼弁護士にかわり行うためにやって来た森江春策。屋敷に向かう途中に目撃した包帯男。遺言状の公開。和時計の館で起きる連続殺人事件。

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    2016年02月21日
  • 探偵宣言 森江春策の事件簿

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    毒入りチョコレート事件おもしろいです!!森江さんがいっぱい。学生記者事務所勤め時代と、いろんな時代の事件が入ってます。連作短編集。森江さんは一体何歳なんだ!?

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    2009年10月04日
  • 赤死病の館の殺人

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    ネタバレ

    『赤死病の館の殺人』:新島ともかが遭遇する奇妙な色に着色された部屋で起きる殺人と社長の孫娘失踪事件。その後その館にいた社長の娘婿も殺される。
    カラーコンタクトが眠らされてる時に付けられて部屋の色を変えられていたとは。そんな上手くいくのかな。変装やら一人二役芝居も娘婿事件であるがどうなんだろう。
    『深津警部の不吉な赴任』:キャリアの深津警部が田舎の署に赴任。警察署総出で駅にお迎えに上がる。その後谷で墜落死体が見つかると、刑事たちと他の事件の関係で来ていた森江と共に現場に急行。
    ドタバタコメディのようで上手いこと纏ってる印象。病院から失踪してる患者が上手いこと変装して警察にまぎれるとは盲点ですな。

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    2026年02月25日