【感想・ネタバレ】和時計の館の殺人のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

森江春策シリーズ。
遺言状の公開を九鬼弁護士にかわり行うためにやって来た森江春策。屋敷に向かう途中に目撃した包帯男。遺言状の公開。和時計の館で起きる連続殺人事件。

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2016年02月21日

Posted by ブクログ

邸内を和時計に埋め尽くされた大邸宅で遺言状を巡るとおぼしき、連続殺人が起き、顔を包帯で隠した怪人まで徘徊するという、あえて「探偵小説」を目指したと作家さんが語る長編。ここでの「探偵小説」って横溝作品のことですよねという感じで終幕ではシリーズ探偵の森江春策が和服姿で蓬髪をやたらにかき回すというお遊びまで。迂生も新本格なんてムーブメントが生じたのは横溝氏の新作が読めなくなったからだとか思ってた口なので、こういうのは好きです。よくあるトリックを使い方で新鮮に見せるというハウダニットも楽しい。ただ、和時計の説明はあまりに煩雑すぎて付いてけなかった。

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2023年09月27日

Posted by ブクログ

久しぶりに古典的本格モノを読んだ。
田舎の旧家(館モノ)、遺言状公開、相続人たちの連続殺人。
それにもっと雰囲気を醸し出しているのがタイトルにもなっている「和時計」。
ここまでだと、私の大~好きな感じ。ワクワクして読み始めたのは言うまでもない。
でも・・・ちょっと私には難しかったなぁ。
だいたい「和時計」という物をわかっていないし。
もちろん説明されているんだけど、カラクリ部分なんかが複雑で見てみないとナンとも言えない。
だから探偵が謎を解いてみせた時も、「ハァ~~」となってしまった。
自分が無知なのが悪いんだけど、それがどうも残念でしょうがない。
実は芦辺氏作品、本書が2冊目なのだ~ぁ。
なのでまだ名探偵・春江春策の魅力もわかっていない。
むちゃカッコイイわけでもないしね(笑)。
「xxxの館の殺人」はシリーズのように出ている。とりあえず次を読んでみようと思う。

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2014年09月27日

Posted by ブクログ

包帯男や遺言状を持参する弁護士など、横溝正史の作品を彷彿とさせるシーンが取り入れられているので、ミステリー好きの読者の心をくすぐります。ただ、遺産を巡る争いはもっとドロドロしても良かったのではないかと思います。
骨格となる謎解きの部分は良くまとまっていますし、和時計が謎と有機的に結合しています。ミステリーとして良く出来ていると思いますが、和時計の知識がないと解けないのはマイナスかなと思います。

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2013年10月04日

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