芦辺拓のレビュー一覧

  • 少女探偵は帝都を駆ける

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    “(これは、ひょっとして……?)
    ある予感が胸にわき上がるのを覚えながら、似たようないでたちの男たちの中から目指す人物の姿を探し求めた。もっとも、それは造作もないことだった。というのも、おなじみの彼の後ろ姿、それも他の連中より妙にオタオタと所在なさげなそれを選び出すのにまごつく鶴子ではなかった。
    (いたいた、あそこやわ……)
    内心ほくそ笑みながら、相手の背後に忍び寄った。息がかかるほどに間合いを詰めてから、いきなり相手の後頭部めがけて、
    「宇留木さん!」
    そのとたん、びっくりしきった顔がはじかれたように振り返った。
    「おおっ…なぁんだ、君か。びっくりするじゃないか。どうしたんだよ、今ごろこんな

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    2010年03月08日
  • 探偵宣言 森江春策の事件簿

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。2008/2/21。森江春策が高校生の頃から現在に至るまでの探偵としての活躍を描いた短編集。掲載時には意識していなかった短編群をまとめるにあたり、いろいろ手を尽くして全体で一つの流れを作っている。最後の短編は最初に書いてあるように最後で読まないと何のことかわからないだろう。

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    2010年03月30日
  • 十三番目の陪審員

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     鷹見瞭一は表現者として世に出る夢を捨てかねていた――つまり、いまだ作家として生きて行くことを諦めきれずに無味乾燥な毎日を送っていた。そんな時、高校の先輩であり、唯一出版の世界のコネクションを持った人物である船井に、とんでもない計画をもちかけられる。DNA鑑定をも欺き通せる方法があるから、わざとやってもいない事件の容疑者となり、後で無実の罪を証明して、自分自身が冤罪事件の当事者となってその出来事を記事に書かないかというのだ。突拍子もない話だったが、容疑者といっても、被害者は架空の人物だし、何よりそれが作家としての最後のチャンスだと思った鷹見は、その計画にのることにする。だが、いざ捕まってみれば

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    2011年09月13日
  • 探偵宣言 森江春策の事件簿

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    短編集。日本一地味な探偵、と命名されたことがあるみたいですが。確かに。探偵に華はないけど、その分?じっくり練った謎を楽しめる感じ。文体はけっこう軽いんですが。

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    2009年10月04日
  • 殺しはエレキテル~曇斎先生事件帳~

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    ネタバレ

    2007/1/24 購入。購入先は不明。
    2021/3/13〜3/17

    長らくの積読本かつなんと3年ぶりとなってしまった芦辺作品。
    捕物帳に挑みたかった、という芦辺さん。主人公に実在人物である曇斎先生こと橋本宗吉をすえた連作短編集。サブとして、大塩平八郎や伊能忠敬らも登場。続編があるように書いてあったが、出てるのかな。

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    2021年03月18日
  • 十三番目の陪審員

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    陪審員…ってことで思わず手にとってみたけどあんまり陪審員の出番はなかったような・・・
    でも弁護士ってカッコいいな★って思いました。探偵みたいですね。。皆あんな感じだっけ弁護士…
    面白かったけど題はこじつけでしたね。。

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    2009年10月04日
  • 時の密室

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    自分的は過去と現在がもっともっと有機的に関係しあっていて欲しかった…。でも大阪の街の歴史、情景が感じられる内容になっていたので完全にヒイキしながら読みました。。。w

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    2009年10月04日