少女探偵は帝都を駆ける

少女探偵は帝都を駆ける

1,001円 (税込)

5pt

3.3

昭和11年、女学生・平田鶴子は修学旅行のため大阪から東京へ向かう列車にいた。彼女は車窓から、並走する特急列車のデッキで男2人が取っ組み合うのを目撃する。と、2人の間に閃光が煌めき煙が上がる。「何? 銃!?」確かめる間もなく特急列車は遠ざかるのだが――。表題作「少女探偵は帝都を駆ける」他6編を収録した連作短編集。

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少女探偵は帝都を駆ける のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代背景よし
    キャラよし
    大阪設定よし
    こういう系の物語を最近読んでないんで、私的にはよかった。
    気持ちは星3.5点なんだけど、4点にしときます

    0
    2010年11月28日

    Posted by ブクログ

    昭和初期を舞台に、好奇心旺盛な女子高生とちょっと頼りない新聞記者が事件を探ります。
    実在の人物が出て来たりして、とてもウキウキします!
    エノケンがかっこいい!

    0
    2010年07月19日

    Posted by ブクログ

    明治時代の推理小説で読み始めた作家でした
    今回は昭和10年大阪のお嬢さんが探偵です
    当時の最新ミステリーが
    エヂプト十字架の秘密

    ケンネル殺人事件
    黒死館殺人事件
    ドグラ・マグラ
    だそうです
    高校生時代に読んだ作品ばかり!
    大好物の作者です

    0
    2019年02月18日

    Posted by ブクログ

    昭和11年、女学生・平田鶴子は修学旅行のため大阪から東京へ向かう列車にいた。彼女は車窓から、並走する特急列車のデッキで男二人が取っ組み合うのを目撃する。と、二人の間に閃光が煌めき煙が上がる。「何?銃!?」確かめる間もなく特急列車は遠ざかるのだが―。表題作「少女探偵は帝都を駆ける」他6編を収録した連作

    0
    2012年12月26日

    Posted by ブクログ

    昭和11年、モダンな女学生と頼りない青年新聞記者のコンビのミステリ活劇。
    実在人物や現実の時代背景を交えたストーリーでした。

    先日なつかしの二十面相を読んだので時代設定に惹かれて手にしてみたのだが。
    えっ!帝都なのは修学旅行の1編だけであとは大阪が舞台だとぉ(笑)!

    0
    2010年04月22日

    Posted by ブクログ

    これを読む前には必ず前作「殺人喜劇のモダンシティ」を読んでおいたほうが良い。時代は昭和10年の初め頃から11年の夏頃。場所は大阪。前作とは異なりその間に起こった7つの事件が連絡短編として収録されている。人気舞台役者の大阪進出。満州国皇帝溥儀の来日。コロンビアやテイチクの前身となるレコード会社が販売す

    0
    2011年07月21日

    Posted by ブクログ

    “(これは、ひょっとして……?)
    ある予感が胸にわき上がるのを覚えながら、似たようないでたちの男たちの中から目指す人物の姿を探し求めた。もっとも、それは造作もないことだった。というのも、おなじみの彼の後ろ姿、それも他の連中より妙にオタオタと所在なさげなそれを選び出すのにまごつく鶴子ではなかった。

    0
    2010年03月08日

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