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Posted by ブクログ
時代物長編ミステリ。
せっかく運んできた大根を買ってやると言われて、運んで行ったら取るだけ取って金を払ってくれない。
葛飾北斎。
曲亭馬琴。
蝦夷大王の秘宝。
漢文のような文字列。
蝦夷大王ニ寄ス。
万葉かな。漢文の意味でなく、音だけ拾えばよかった。
鶴屋南北。
「かわいい娘がひどい目にあいたくなければ、その包みを投げてのこせ」
北斎「自分の絵が闇に消えちまうのは残念だが、誰かの手に渡るなら観念もしよう」
石櫃かと思われるような巨大な箱。
忠成が強引に櫃の蓋をこじ開けると、
破裂音とともに、目もくらむ光が飛び出し、煙が噴き出した。
大男出現。
蝦夷錦の衣をまとう偉丈夫。
「われらは、なんじら松前の侍どもによって商いの船を、漁りの海を奪われ9わが身まで商人に売られた。妻を毒殺され、処刑された」
消える。
『写し絵』で品物を宙に舞わせる仕掛け。
あの暗号文からして真っ赤な偽物で、谷蔵の荒れ屋敷におびき出すための餌。あそこには宝物などない?
鶴屋南北、ないものをあるこのし、それをまたなくなす手伝いをしてほしいと、芝居の力でもって。
道広大殿を嘘つきにしないためには、『蝦夷大王の秘宝』を実在するかのように見せかけねばならなかった。
神隠しにあい、天に召し上げられたのなら、なくなってもしかたない、そう納得させる。
舞台は夜である必要があった。
亡霊が出て消えたのは、石櫃の後に身を潜めていた。そのあと、背後の巨木に仕掛けた滑車で空中につり上げ、素早く黒布で覆って姿を見えなくした。
写し絵。
→ラストに奇術ぽいトリックはあるが、面白さはたいしてないかな。
時代物なので、専門用語などに通じてないと読みにくい。
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