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Posted by ブクログ
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あとがきで作者自身も語っているように、試行錯誤期に書かれた初期の作品は地の文の文体が今ひとつ整っていないせいか、不自然に感じる言い回しが散見される。では、新しく書かれたものはどうかと言えば、これもさして変わらないという印象。まあ、この辺りはそういうものだということにして読み進めていけば多少は慣れるのだが、“ともあれ”という言い回しの頻発や、“秒針は変わらぬ律儀さでセコンドを刻み続けていた”や“今やシガレットの墓場と化して”などの無意味な外来語表記には首を傾げてしまう(勿論これは個人的な趣味嗜好の問題だが)。 そういった、ある種の読み難さはあるものの、本書構成上の前半は思いの外なかなか面白かった。他の作品ももう少し読んでみようという気にはさせてくれたのは収穫。
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小説・文芸
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