【感想・ネタバレ】蝦夷大王の秘宝 お江戸三爺からくり帖のレビュー

あらすじ

『南総里見八犬伝』の人気作家・曲亭馬琴のもとに、ある日持ち込まれた暗号文。一方、旧知の画家・葛飾北斎もまた、謎に満ちた絵の依頼を受ける。いずれもどうやら松前藩が持つという秘宝に絡む陰謀と関係があるらしい――。馬琴に北斎、さらには鶴屋南北、江戸を代表する、同時代に生きた江戸を代表する三人の文人が、複雑に絡み合いながら繰り広げる波瀾に満ちた物語、明かされる驚愕の真相やいかに? 本格ミステリの奇才が満を持して放つ書下ろし時代伝奇推理長編。

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Posted by ブクログ

曲亭馬琴、葛飾北斎、鶴屋南北の三人が揃って面白くないはずがない。息子が松前藩に仕官できるかどうかがかかっているために、蝦夷大王の秘宝なるものを探す羽目になる馬琴。北斎や南北がどう絡んでくるのかは読んでのお楽しみ。この三人の話、まだまだ続きそうな終わり方なのだけれど、続刊が出ると嬉しい。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

時代物長編ミステリ。

せっかく運んできた大根を買ってやると言われて、運んで行ったら取るだけ取って金を払ってくれない。

葛飾北斎。

曲亭馬琴。

蝦夷大王の秘宝。

漢文のような文字列。

蝦夷大王ニ寄ス。

万葉かな。漢文の意味でなく、音だけ拾えばよかった。

鶴屋南北。

「かわいい娘がひどい目にあいたくなければ、その包みを投げてのこせ」

北斎「自分の絵が闇に消えちまうのは残念だが、誰かの手に渡るなら観念もしよう」


石櫃かと思われるような巨大な箱。
忠成が強引に櫃の蓋をこじ開けると、
破裂音とともに、目もくらむ光が飛び出し、煙が噴き出した。

大男出現。

蝦夷錦の衣をまとう偉丈夫。


「われらは、なんじら松前の侍どもによって商いの船を、漁りの海を奪われ9わが身まで商人に売られた。妻を毒殺され、処刑された」

消える。

『写し絵』で品物を宙に舞わせる仕掛け。

あの暗号文からして真っ赤な偽物で、谷蔵の荒れ屋敷におびき出すための餌。あそこには宝物などない?

鶴屋南北、ないものをあるこのし、それをまたなくなす手伝いをしてほしいと、芝居の力でもって。

道広大殿を嘘つきにしないためには、『蝦夷大王の秘宝』を実在するかのように見せかけねばならなかった。
神隠しにあい、天に召し上げられたのなら、なくなってもしかたない、そう納得させる。

舞台は夜である必要があった。
亡霊が出て消えたのは、石櫃の後に身を潜めていた。そのあと、背後の巨木に仕掛けた滑車で空中につり上げ、素早く黒布で覆って姿を見えなくした。

写し絵。


→ラストに奇術ぽいトリックはあるが、面白さはたいしてないかな。
時代物なので、専門用語などに通じてないと読みにくい。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

江戸っ子がテンポよく軽い感じで語ってるイメージの小説でした。過去の出来事以外に人死にもなく平和な感じ。全体的に好きな話だけど本のタイトルなど漢字多めでそこのところが少々読みづらい。もっと事情通になれば手を打って喜ぶところではあろうかと。

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2025年09月30日

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