あらすじ
明治政府の雇われ技師エッセルは、謎の館で偶然死体を発見するが、その後死体は消失した。昭和45年、医大生氷倉(ひくら)は河底トンネルで、そこにいるはずのない友人の刺殺体に遭遇した。そして今<路上の密室>事件を追う森江春策の前に、明治・昭和の未解決事件が甦る! 2001年本格ミステリ・ベスト10第2位に輝く傑作。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
芦辺は 他の新本格系の作家に較べると、作風がなんかスタイリッシュ。 社会的なテーマをとり上げるわりには、暗くない。主人公の造形が軽妙洒脱なこともあり、結構サクサク読めるんだ。また、ゆうに長篇1本書けそうな大ネタを惜しげもなくいくつも投入する心意気がいい。