芦辺拓のレビュー一覧

  • 名探偵シャーロック・ホームズ

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    小1の息子に毎晩少しずつ読み聞かせました。もっともっと、と言われましたが、寝ることも大切なので。

    「名探偵コナン」を除くと、初めての推理小説で、犯人を推理したりトリックを考える作業を楽しみながら体験できました。
    ただ犯人の挿絵はいかにも悪人で、すぐ判りますが(笑)

    低学年でも十分理解できるので、このシリーズの他の作品も読もうと思います。

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    2016年03月10日
  • 怪人対名探偵

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    いやー、すごいなー。エンタテイメントに徹した小説で、こんなのの好きな人は大喜びするだろうなあ。もちろん僕は大喜び。最後がいまいち納得し切れなかったのがちょい残念。

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    2016年02月15日
  • 金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび

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    金田一対明智パスティーシュ第2弾。短篇5話。黒い表紙にあのレイアウトは心躍る(けどやはり時の流れを感じるなあ)。内容はちょっと明智小五郎有利?でちょっと寂しい。

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    2015年12月26日
  • 殺人喜劇の13人

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    ネタバレ

    デビュー作ということで著者の気合いと情熱が十分に伝わります。展開が速いので時系列がいまいち分かりずらかったですが、勢いに乗せられて一気に読みました。

    大学のサークルの面々が居住する「泥濘荘」で事件が次々と起きるわけですが、登場人物たちをきちんと把握する前にみんなどんどん死んでしまいます。
    密室や毒殺など殺害方法もバラエティに富んでますし、なんて忙しい犯人なんでしょう。

    クローズドサークルではないので警察も介入しているのですが、怒涛の展開の前では警察の存在感が薄い。
    いろいろと過剰な1冊ですが、このてんこ盛りな感じは嫌いじゃありません。個々のトリックも楽しかったです。

    ネタバレ・・・・・・

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    2015年08月21日
  • 殺人喜劇の13人

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    凝っている作品。
    次々と起こる殺人事件。伏線は全て回収していく手法は凄いが、殺され過ぎ。殺される人物に個性が少ないので、誰が誰だか良く解らない。
    面白くはあったが読後の印象は薄い。

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    2015年05月08日
  • 殺人喜劇の13人

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    創元社から復刊を機に読んでみました。
    これだけの趣向も取り込んで、それを綺麗に収束させたことにまず驚きました。殺害方法もバラバラで、誘拐事件まで発生。さらに政治闘争まで絡んできて、散漫極まるといった感じだったのに…
    個々のトリックは面白味に欠けるし、前半の手記部分は余りにも読みづらい。
    それでも、作者の本格ミステリに対する想いが随所に感じられ、読み終わってみれば、良くも悪くも本格を読まされたと嘆息。
    最後に明かされる、内外の密室に纏わる趣向はなかなか面白いと思います。
    こういう趣向を凝らしちゃうあたり、やはり本格ミステリが好きなんだろうなぁ…

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    2015年03月23日
  • 殺人喜劇の13人

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    ネタバレ

     第一部の沼視点の話が微妙な語り口だとは読んでいるときに思っていた。それが伏線になっていようとは驚きだった。
     「十角館の殺人」を読んだ時と同じような印象を受けた。人によってはとっつきにくいとても凝った推理小説だなと思った。
     シリーズものらいしいので他の本も読んでみたいと思った。

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    2015年03月07日
  • 殺人喜劇の13人

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    ネタバレ

    のっけから核心部分のざっくりした感想\(^o^)/ご注意を~

    「そこ」に犯人はいないのか…と思ってしまったんですよね~(ざっくり)。「ここ」にはいても、「そこ」にいなければ、いくら見取り図があって被害者全員その屋敷の住人でも、館ものとは括りたくないなあ、って。ちょーっとアンフェアな印象すら抱いてしまった。
    (ココとかソコとか変な表記すみません…ネタバレ防止です…。)

    これほど色々なトリックが詰め込まれてて、そんな些事に突っかかるなんて、自分で言うのも何ですが偏屈極まりないですね。もうこれはマニアの業とあきらめています(笑)。

    ただ、「自分の住んでる建物内でこうも立て続けに怪死が続いてるの

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    2015年03月05日
  • 時の審廷

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    ネタバレ

    森江春策の元にかかってきた「日本分断」と呟く電話。戦前のハルピンで起きたロシア貴族インキジノヴァ伯爵一家の失踪事件。事件に関わった新聞記者・和智雄平。伯爵家のタチアタとの恋。戦後起きた国鉄総裁・汐山氏の殺害事件と大都銀行事件。和智の目の前で殺害された川堀。和智を救うハルピン時代の友人の警部。森江事務所から転落死した男。新島ともかが目撃した老婆の謎。

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    2015年01月27日
  • 金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび

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    【収録作品】明智小五郎対金田一耕助ふたたび/金田一耕助meetsミスター・モト/探偵、魔都に集う 明智小五郎対金田一耕助/物語を継ぐもの/瞳の中の女異聞 森江春策からのオマージュ
     2時間ドラマとは別物。原作のほうを長編仕立てにしたら、もっと面白くなりそうだが。

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    2014年12月18日
  • 和時計の館の殺人

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    久しぶりに古典的本格モノを読んだ。
    田舎の旧家(館モノ)、遺言状公開、相続人たちの連続殺人。
    それにもっと雰囲気を醸し出しているのがタイトルにもなっている「和時計」。
    ここまでだと、私の大~好きな感じ。ワクワクして読み始めたのは言うまでもない。
    でも・・・ちょっと私には難しかったなぁ。
    だいたい「和時計」という物をわかっていないし。
    もちろん説明されているんだけど、カラクリ部分なんかが複雑で見てみないとナンとも言えない。
    だから探偵が謎を解いてみせた時も、「ハァ~~」となってしまった。
    自分が無知なのが悪いんだけど、それがどうも残念でしょうがない。
    実は芦辺氏作品、本書が2冊目なのだ~ぁ。

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    2014年09月27日
  • 十三番目の陪審員

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    3+ 

    恣意的な書かれ方が目立つものの、法廷の場面でのやりとりは“裁判員”以前に書かれたものとしては意外なほど現実感があり生々しい。何より3.11を通過した我々にとって、本作のプロローグはありえないことでもSFでも何でもなくあまりにリアルである。そういったベースで本作を読むと、荒唐無稽なプロットなどむしろ脇役ぐらいに思えてくる。

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    2014年07月29日
  • 裁判員法廷

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    同じキャラ・設定の連作ながら、それぞれ違う趣向でセンス・オブ・ワンダーを繰り出そうという意気がすごいなと思う。
    ただ3作目「自白」の叙述トリック(?)はタメにするような感じで、やる意味が今いちわからなかった。

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    2014年04月06日
  • 時の審廷

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    「時」シリーズ第3弾になるのか。実際の事件や人物がモデルになって面白い。若い二人の(その後の)ロマンスもよかったな〜。戦前のハルビンから現代の東京までの網羅はいいが、場面展開が激しくてちょっと辛かった…

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    2014年02月23日
  • 森江春策の事件簿 赤死病の館の殺人

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    2013.10.18再読 処分

    森江春策シリーズ。
    「赤死病の館の殺人」「深津警部の不吉な赴任」「密室の鬼」「殺人喜劇の不思議町」の4篇。
    1番面白かったのは表題作の「赤死病の館の殺人」。
    ポーの小説「赤死病の仮面」に登場するかのような、7色に塗り分けられた続き部屋で発生した殺人事件。

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    2013年10月18日
  • 時の審廷

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    政権交代が確実と見られた総選挙の投開票日、森江春策にかかってきた謎の電話。「日本分断」とはどういうことなのか…
    現代と、戦前のハルピン、戦後の日本のエピソードが交錯し、ラストにそれらが一つの真実にたどり着く。前半は場面転換など少々わかりづらくて混乱したところもあったが、帝銀事件や下山事件も取り入れて虚実さまざまに織りなした物語が面白い。
    やはり芦辺拓は「時」シリーズが一番好きかも。
    あと鮎川哲也の初期作品を読んでみたくなった。

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    2013年10月16日
  • 和時計の館の殺人

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    包帯男や遺言状を持参する弁護士など、横溝正史の作品を彷彿とさせるシーンが取り入れられているので、ミステリー好きの読者の心をくすぐります。ただ、遺産を巡る争いはもっとドロドロしても良かったのではないかと思います。
    骨格となる謎解きの部分は良くまとまっていますし、和時計が謎と有機的に結合しています。ミステリーとして良く出来ていると思いますが、和時計の知識がないと解けないのはマイナスかなと思います。

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    2013年10月04日
  • 探偵宣言 森江春策の事件簿

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    あとがきで作者自身も語っているように、試行錯誤期に書かれた初期の作品は地の文の文体が今ひとつ整っていないせいか、不自然に感じる言い回しが散見される。では、新しく書かれたものはどうかと言えば、これもさして変わらないという印象。まあ、この辺りはそういうものだということにして読み進めていけば多少は慣れるのだが、“ともあれ”という言い回しの頻発や、“秒針は変わらぬ律儀さでセコンドを刻み続けていた”や“今やシガレットの墓場と化して”などの無意味な外来語表記には首を傾げてしまう(勿論これは個人的な趣味嗜好の問題だが)。 そういった、ある種の読み難さはあるものの、本書構成上の前半は思いの外なかなか面

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    2013年03月21日
  • 探偵宣言 森江春策の事件簿

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    本格ミステリーの連作物です。ストーリーでなく、ギミックのために構築された作品群。トリックやロジックは楽しめるのですが、どうやら文体が個人的に水に合わないらしく、読んでるのが苦痛になることもしばしばでした。

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    2013年03月06日
  • 少女探偵は帝都を駆ける

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    昭和11年、女学生・平田鶴子は修学旅行のため大阪から東京へ向かう列車にいた。彼女は車窓から、並走する特急列車のデッキで男二人が取っ組み合うのを目撃する。と、二人の間に閃光が煌めき煙が上がる。「何?銃!?」確かめる間もなく特急列車は遠ざかるのだが―。表題作「少女探偵は帝都を駆ける」他6編を収録した連作短編集。

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    2012年12月26日