芦辺拓のレビュー一覧

  • ダブル・ミステリ 月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー

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    表から「月琴亭の殺人」、裏から「ノンシリアル・キラー」という二つの作品。最後にこの二つがどうつながるのか、というミステリ。

    確かに「読者への『案内状』」!
    なかなかにつながりが理解するの難しかったけど、試みは面白かった!!

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    2025年08月18日
  • 奇譚を売る店

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    〔Ⅰ〕《――また買ってしまった。》古書店でついつい本を買ってしまってから起こる恐怖。
    〔Ⅱ〕『帝都脳病院入院案内』脳病院を再現した模型の中にこびとがいる。/『這い寄る影』古いしょーもない探偵小説から何が這い寄る?/『こちらX探偵局 怪人幽鬼博士の巻』結末がわからないまま打ち切られた漫画の謎。/『青髯城殺人事件 映画化関係綴』七十年近く前の容姿を保つ女優。/『時の劇場・前後篇』探し求めていた本を同じく探してる者どもがいる。/『奇譚を売る店』この本のひみつ。
    〔Ⅲ〕ちょっとクラシカルな趣もある怪奇譚六編。楽しいですよ。《そうだ……私も、私も私も、また別の私も、それぞれの物語に、この一冊の本に封じ込

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    2025年08月16日
  • 海底二万マイル

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    この作品はちゃんと読んだことがない。
    大人になってから上下感の文庫を読んだことがあるが序盤で挫折したから謎のストーリーはままだった。
    それでこの子供向けの本を手にしたわけだが、かなり端折ってるのか分からないがイマイチ盛り上がりに欠ける。海底での冒険とかはもっとネモ船長の秘密とか詳しく読みたい。
    でも子供向けで長さの制限あるなかでまとめるとこうなるのかも。

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    2025年07月13日
  • 大江戸奇巌城

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    肝心の奇巌城が拍子抜けだったがテンポが良くて面白かった。
    鳴門秘帖は山本耕史のリメイク版見てました。

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    2025年07月02日
  • 大鞠家殺人事件

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    ネタバレ

    少し詰め込まれすぎている印象だったけど、昭和初期当時の雰囲気が伝わってくる懐古感ある作品だった。それにしてもこれを書くにあたっての調査は大変だったろうなあと思う。作家さんというのはすごい。

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    2025年05月15日
  • 殺人喜劇の13人

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    ネタバレ


    京都の共同下宿を舞台に沢山の登場人物たちが、様々なトリックによって殺害されていく…。

    京都が舞台なので個人的に地名や電車に馴染みがあって読んでいて楽しかったです。

    事件が矢継ぎ早に起こるので、考える間もなく次の被害者が出てしまった…という感じ。
    文中に一見すると本筋と関係無さそうな文章がところどころ出てきて、何度か読み直しました。
    後半でこの章が手記ということが判明してからは読みやすかったです。

    著者の作品を読むのは初めてなので、他の作品も読んでみたいと思いました。
    というのも、トリックは流石だと思うし、どんどん読み進めることが出来たのですが、少しクセがあるなあと感じたので…。この感じ

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    2025年02月18日
  • 名探偵は誰だ

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    コミカルに読めるミステリ短編集。
    「犯人でないのは誰だ」と「捕まるのは誰だ」が好き。オチも続けてさらっと読めちゃうけど、いろいろどういう結末なのか考えるの面白かった。

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    2025年02月02日
  • 名探偵は誰だ

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    ホテルの客で、唯一自分を殺そうとしていないのは誰?
    ”雪の山荘”が爆破されたなか、生き残ったのは?
    一風変わったフーダニット7編。


    フーダニットというと一般的に「犯人当て」であるのに対し、こちらは「犯人でないもの探し」「怪盗探し」「名探偵探し」など、一風変わったフーダニット7編を収録した短編集です。
    短編だけあってどの話も軽く、どちらかというとコミカルな感じでまとまっていますが、スタンダードなミステリの中気分転換的に楽しく読めました。
    雰囲気的には、中高生向けミステリやコージーミステリ寄りかな。

    個人的には2話目の「捕まるのは誰だ」が好きでした。住んでいるアパートを張り込んでいる刑事が捕

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    2025年01月11日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    1933年、派手な前宣伝で煽って連載をスタートした「悪霊」。傑作となるはずと期待された本格ミステリ。
     それは、とある犯罪記録の手紙。
    美しき未亡人が不可思議な血痕を裸体に残し、蔵の2階で発見される。密室、現場で見つかった記号。
    謎が深まる中、未亡人が属していた怪しげな人物ばかりの降霊会で、霊媒の少女が告げる死の予告。
     連載3回で中断した「悪霊」の秘密とは。

    江戸川乱歩の「悪霊」が挟まり、視点がころころとかわるので、どこまでが「悪霊」で、今語ってるのが誰なのか混乱する。
    「悪霊」の登場人物たちと、舞台がドキドキするほど怪しいので、これが途中のままなんて、これぞ乱歩からの挑戦状だー!とりあえ

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    2024年11月23日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    江戸川乱歩の未完の作品『悪霊』の謎を追いつつ完結させようとしている作品。

    乱歩が書いた部分と、付け足した部分がわかりやすく区別されつつも、全体的に乱歩らしさを残していると思った。
    『私』についてはおっ!と思うところもありつつも、終盤にいくほど納得できない展開ではあった。
    図や土蔵での殺害方法は無理があるように思うし、ページ数が少ないせいか流された感じになっている登場人物も多い。
    ただ、無理があるだろうという無茶苦茶さを乱歩らしさとして出したかったというのであればこうなるのかなぁとも思った。

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    2024年10月19日
  • 海底二万マイル

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    ▼子供用に抄訳したものです。娘(9)と一緒に読みました。実は未読だったので、抄訳でも「ああ、こういうお話なんだ」感は味わえました。

    ▼読んでみると名作コミック「沈黙の艦隊」ってつまり「海底2万マイル」を大マジで現代にやってみたらこうなった、みたいなことなんですね。

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    2024年10月06日
  • 鶴屋南北の殺人

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    うーーーーーん!!

    感想が難しい! ☆2.5あたり!

    来年の大河ドラマの予習のつもりで読んだけれど、芦辺拓さんの江戸時代の芝居=現代の歌舞伎の知識が広く深すぎて、しかもけっこう歌舞伎調の語り口と脚本のように前半は進むので、どうにもついていけなかった……。

    鶴屋南北の芝居の新しい脚本が見つかったという始まりで、その脚本の権利を主張する人物が2人現れる。弁護士・森江春策はその騒動に巻き込まれて、という流れで、大好きな森江さんシリーズなのだけれど、これ、森江さん絡ませないほうが分かりやすかったかも?

    森江さんシリーズによくある、過去と現代の視点が目まぐるしく移り変わり、次第に重なり合っていく

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    2024年10月02日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    そもそも乱歩の悪霊を読んでいないので、本当の意味でコチラを楽しめたかは分かりませんが、未読であっても話の流れは分かりますし、レトロな雰囲気に浸れます。
    言い回しなどは乱歩風に時代掛っているので、そこが読みにくく感じる方はいるかもしれません。
    乱歩ファンの方、古典的なミステリーが好きな方にオススメ

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    2024年09月08日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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     恥ずかしながら江戸川乱歩に未完の作品があるとは知らなかった。その未完の作品を乱歩作品らしいおどろおどろしさや人間の業を加えて「完結」させた意欲的な一冊。
     最後は一気に読んでしまったが、終盤少し駆け足気味で、人物の掘り下げがもう少しあってほしかったし、少々わかりにくいところもある。でも「これしかない。」という解決を示したことは素晴らしい。

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    2024年07月31日
  • 名探偵シャーロック・ホームズ

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    子ども向けの抄訳。以前、別の子ども版で読み聞かせしようとして、けっこう長くて辟易したことがある。こちらは、やや短すぎないか?というくらいな印象だったけど、その世界を知ってもらい、かつ読み聞かせという視点で考えるとこれくらいがいいのかもしれない。もう終わり?という感はあったけどね。それはあくまで、大人版を読んだことのある、大人の視点だから、これはこれでよいのだと思う。

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    2024年07月03日
  • 奇譚を売る店

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    作家が古書店で見つけた本にまつわる物語に巻き込まれていくような話が綴られた短編集。この作家の作品を読むのは初めてだが、あと書き読む限りではかなり私小説的な要素があるらしい。
    古本屋通いハマったことのない自分には分かり得ない心境がなんとなく入り込めなかった理由か。この手の不可思議物語はドラマや映画、小説でいろいろとあるだけに、一つ一つの物語の世界に引き込まれていかないと、十分楽しめない。
    最後の物語、奇譚を売る店、ということで短編集をまとめる展開は面白いと思ったが、あとがきや解説は無い方が謎めいてよかったかな。まあ、文庫本だからこんな感じというところか。

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    2024年06月08日
  • 十五少年漂流記

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    子供向けですが、大人になって読んでみるとあの頃は色々知らないがゆえに記憶から落としていたことが発見されてとても面白かったです。舞台はニュージーランドの港、イギリスフランスアメリカあたりの多国籍少年団、流されて遭難したのは南米大陸そばの島、2年間過ごして最後は南米側に脱出してニュージーランドに戻る、という話でした。南半球が舞台だったのか!!とか、なかなかの目から鱗っぷりでした。

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    2024年06月03日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    江戸川乱歩の未完の作品を謎の解明も行いつつ補完した書籍。江戸川乱歩が好きな方なら、現代にそぐわない身体描写やどろどろした作風も受け入れられるかなと思う。私も小学生のころ乱歩作品を読んでいたので、久しぶりに体験する雰囲気だなと面白く読んだ。

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    2024年05月21日
  • 乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    江戸川乱歩の未完作「悪霊」。真相とされている「通説」をひっくり返し、それを踏まえて中絶の理由に言及している。

    フォントの違いや差別表現を含めた旧来の言葉遣いが雰囲気を出している。
    そして、作者が提示した真相は、(私が考えている)乱歩らしさがふんだんに盛り込まれていて、乱歩作品としてありそうだと思った。書き継いだ勇気に拍手。

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    2024年03月14日
  • 名探偵シャーロック・ホームズ

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    まだらのひもが1番面白かった。
    イギリスにホームズの観光地があるのも興味深く、行ってみたいと思った。

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    2024年02月08日