山田悠介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作品解説(帯より)7年前、由美が聞きつけてきた奇妙な儀式の噂から、武たち5人が遊び半分で始めた“親指さがし”。……儀式が終わって目を開くとそこに由美の姿は無かった。そして…大学生になった武は失踪した由美を見つけるため、あの時の謎を仲間達と解こうとするが、それは彼らに訪れる惨劇の始まりだった……
コンビニの漫画コーナーで発見したこの「親指さがし」。その奇妙なタイトルはどこかで聞き覚えが……やっぱり山田作品じゃん! これは買うしかないと思い(どうせつまらないんだろうなあ、と思いながら)購入。いやはや、参りました。作画の綾村さん効果でしょうか、かなりゾクっとさせられます。これは一読の価値ありで -
Posted by ブクログ
ネタバレ自殺する若者が後を絶たず、政府が立ち上げた自殺抑制プロジェクト。
無作為に選んだ子どもたちの心臓に機械を埋め込み、心臓を停止させるスイッチを彼らに持たせる。
そして意図的にストレスのかかる環境に置き、自殺する心理データを集めるというもの。
その監視員である主人公は、次々にスイッチを押す子どもたちを見ながら、彼らを救おうと動き始める・・・。
読み始めて…すぐに気持ちが落ち込みました。
山田悠介さんの発想には毎回驚かされてる気がしますが、これはあまりにもひどすぎる。。
予想外と言えそうな結末ではありましたが、少しだけ読めてしまったのが残念。
最後の最後まで、救われない話。 -
Posted by ブクログ
山田悠介 初読み。
映像化されたり人気のある作者なのは知っていたけど、内容にイマイチ興味が持てなくて読まずにいました。
ただ、読まず嫌いなのはいやなので、何か読んでみたいなってずっと思ってたんですよね。
あらすじを読で、これなら興味深いかもって手に取って、一日で読み終えました。
スピード感もあって、なかなか面白かったです。
ただ、ふり幅がもうちょっとあると、もっと面白くなるのになぁって思います。
現実的に無理でしょう?っていう展開は嫌いじゃないので気にしません。本の種類にもよるけど。
都度都度展開が読めてしまうのが、もったいないなぁって思ったんです。
意外な展開!
という箇所が欲しかった。