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月収100万円という破格の仕事を見つけた徳井。その仕事内容とは、刑務所の地下のモニタールームで、いくつものモニターを見るという簡単なものだという。不審に思いながら、ひとつ目のモニターをのぞき込んだ徳井が見たモノとは、無数の地雷で隔絶された地帯に住む少年少女たちの姿だった! そして別のモニターには、牢獄に入った中年の女性の姿が映し出されており――!? 山田悠介が放つ最高の絶対不可能ゲーム!
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Posted by ブクログ
山田悠介さんの小説は独特の世界観があって面白いと思います。モニタールームについても独特の世界で、地雷村と呼ばれる地雷で囲まれた村に住む子供たちの話となっており、その設定が面白かったです。内容はかなり暗く、面白いと感じたものの少々暗くなりました。
今回も山田悠介さんにしてやられましたね(笑) 『スイッチを押すとき』を読んでいると、更に物語が面白く感じると思います。が、読んでいなくてもあまり支障はありません。まぁ、読んでいた方が「ここがつながるのか!」という展開の面白みを感じれます。
月収100万という破格の、 仕事の裏に隠された真実とは!? この作品は、 とても面白く読むペースが、 めっちゃ速かったです。 結末に注目!!
山田悠介はほんとなんでこういう設定思いつくんだろ。 とことん暗い。 「スイッチを押すとき」と連動しててビビったけど、 よくも悪くも山田悠介だなー。
地下で刑務所のモニターを見る仕事についた主人公 灼熱の地で、地雷原に囲まれて生活する少年少女 それを見守る服役囚 地雷原から脱出を試みる少女たちの姿は ハラハラしてしまう 一気に読んだけど 読後感がなぁ… 私の人生にこの一冊は必要あったのか? と考えてしまった一冊
ハラハラドキドキで読む手が止まらなかった。子どもが死んでくとこはなんとも言えない、無力感に襲われてやりきれなかったけど。 最後はなんともスッキリしない感でよく分からないなぁとも。。。
どう足掻いても子供は大人の汚い心には勝ることができない、アリサの希望が大人によって引きちぎられるところや、ラストの上官たちの掛け合いも胸糞悪くて印象的。子供は親のエゴから生まれ、子供は親を写す鏡で結局行先未来が決まっていると考えると渋ぃ
ハラハラする展開が続き面白かったが、オチはそんなに好きではない。脳死状態で暇潰しに読むにはちょうど良いかもしれない。
月収100万円という破格の仕事。 仕事内容は、刑務所の地下でモニターを見るというもの。 モニターの先には、無数の地雷で隔離された地帯に住む少年少女たちの姿。 そして別のモニターには、牢獄に入った中年の女性の姿。 彼女たちは一体…? あっという間に読み終えちゃうのですが、つくづく山田さんのアイディア...続きを読むは面白い。 刺激的で、ゲーム的。 実はこちら「スイッチを押すとき」の続編なんですね。 知らずに読んでも楽しめましたが、知ってて読んだらもっと楽しかったかもしれない。 行間を読むような深みのある本もいいですが、サクサク読めてスカッとする本書みたいな本もいいですよね。 あらすじ読むと毎回気になって手に取ってしまう。内容はそれなりに壮絶なんですが、そう感じられないのもまたゲーム的。本書はグロテスクになってしまうので適さないかもしれないけれど、山田さんの本は映像化にも適していそう。
2020年、日本政府がある国に作った地雷村。 15年後、四方を地雷で囲まれた小さな村には、一人の大人と4人の子どもが暮らしていた。 その様子をモニターで見ているある服役囚。 月収100万円で、村の様子と囚人の様子をモニターで監視するだけの仕事に隠された意図とは。 読み始めてから『スイッチを押すとき...続きを読む』の続編だと気が付いて、これは覚悟がいるなと思いましたが、想像以上の不快感。 この世界に出てくる日本政府は狂ってるとしか思えない。 綺麗事では解決できないことがあるのは事実だけど、だからと言ってこんな世界は許されないとも思う。 地雷村をモニターで見る囚人をモニターで見る看守を見る読者。 読み進めるほど苦しくなり、読後感もそういう意味ではよくないけれど、その発想力は本当に驚きます。 『スイッチを押すとき』を先に読めば、よりこの世界の脅威は伝わると思います。
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