市塔承のレビュー一覧

  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    ネタバレ

    良かった…
    どう表現したらいいのかわからないが、
    読んでよかったと思える本。

    2/3くらいまでは、
    ふーーん、とか、へーーと読んでいたら
    最後の方になって急に展開が早くなり、
    一気に読んでしまった!
    入れ子構造が複雑だが、
    それも含め、わたしは興味深く面白く読んだ。
    こんな本は読んだことがなかったから。
    狂気の沙汰のレベルの入れ子。笑
    マトリョーシカかな?笑

    p402の
    "この世界は何かを信じていることを美徳としている。〜
    無条件でそれを全面的に信頼するということは、とても美しく綺麗なものに見える。
    でもその美しさは、同じものを信じる人同士でしか共有されない。
    そこから外れた者に

    0
    2026年07月02日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    いくつもの層になっている物語が一つにつながっていく話。
    読んでいるのは1冊なのに、時空を超えて旅をしたような気分で、今までにない読書体験だった。
    内容は意外と読みやすく淡々と語られているが、今の世の中で色んなことを考えずにはいられなかった。
    余韻に浸る一冊。

    0
    2026年06月17日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    ネタバレ

    メフィスト賞受賞作であることと装丁に惹かれて手に取った。分厚くて読み切れるか不安だったけど問題なかった。

    この本を今から読む人は何のネタバレも踏まずに読んで欲しい。(私に才能があればネタバレせずに面白さを書き残せただろうに...)


    ↓ネタバレあり感想

    この本の特徴はなんといっても、複数の入れ子構造になっているところで、著者は書きながらよくこんがらがらなかったなと感嘆する。
    ミレイがダルがってる部分が少しノイズに感じたり、複層構造であるが故に物語の進むテンポが悪いと感じる箇所もあったが、ミレイがヒアヌビレにツッコミを入れる場面で私自身もミレイにツッコんでいる様はメタ的な複層構造の効果を体

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    2026年05月23日
  • それはそれはよく燃えた

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    たくさんの作家さんの作品が一度に楽しめる1冊
    最初の1行は全員一緒なのに、ゾッとしたり、考えさせられたり、驚いたり、意外な結末だったり…次は何が燃えてしまうんだろうと気になるし、短編集なのでサクサク読めた

    私が好きなのは『黄金の森の神様』『燃えろ恋ごころ』『怪物どもの棲家』『レヴナント』『人形供養』

    『忌物を燃やす』は鳥肌たったなぁ…

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    2026年02月21日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    ネタバレ

    こういう構成の小説は初めて読んだ。最初に登場したエリメという人物が読んでいる本があり、その本の登場人物が本を読み、またその本の人物が本を読んだり、別の本を見つけたり‥‥。毎日途中、途中まで読んでいくと今読んでいるページの【本】はどの人物が読んでいる【本】何だっけ?と分からなくなって、パラパラと前のページを毎回めくりながら読み進めた。
    序章がこんな感じだったのだが、1章からが怒涛の展開だった。宝探しの物語が歴史探求の物語へ。それから自身と身内の罪の話へと変わって惹きつけられた。

    宗教も化学もエネルギー資源も、それ自体が悪いのではなく、それを利用しようとする人間が悪なのであると。深く刺さった。

    0
    2026年07月02日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    本の中に本が出てきて、またその中にも本が出てきて、ややこしすぎて途中で手が止まってしまった。本の登場人物たちがリンクし始めてから読みやすくなった。
    科学がだいぶ進んでいそうなのに、宗教のせいか歴史が正しく伝わっていない、何だかあべこべな世界観。でも不思議と読まされてしまった。

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    2026年06月27日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    ネタバレ

    なんという物語!!いやーーー・・凄かった。
    読みながらんん?と思ってたことに後でしっかり理由があったとわかった時には思わず感嘆のため息出たね。
    エリメの罪が予想外のもので、終盤にきてもそうくるの?!と、その真実の救いのなさに確かにここは神殺しの一族が住む国だなと思ってしまったり。

    作中作として語られる歴史の痛みは身につまる事ばかりで、どうかこの本を閉じる時には明るさを感じられますようにと願ったもののそう簡単にいくわけもなく。
    電話口でのキーの言葉が本当に浸みた。

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    2026年06月06日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた

    この書き出しで始まるまったく展開の違う物語。それは炎なのか、炎上なのか、どの作品も最後には驚くようなオチが待っていて趣向が凝らされていた。
    寝る前にサクッと読んでいったけど、内容がすごく濃いわけではないからいい読み方だったかもしれない。

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    2026年05月30日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた。
    から始まる25の短編が入ったオムニバス。

    吉原幻鏡・高田崇史
    怪物どもの棲家・島田荘司
    回答・神林長平
    マザー・ジン・古泉迦十
    失われた史料、的外れな再建・市塔承
    消えない炎・我孫子武丸
    比翼・河村拓哉
    全滅館の殺人・似鳥鶏

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    2026年05月24日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    入れ子構造の物語に翻弄されながらもしっかりと楽しめた。さすがメフィスト賞受賞作。
    序章が本章よりかなり長い物語ははじめて読んだかもしれない。

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    2026年05月02日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    架空の国を舞台にした歴史ファンタジーであり、ミステリー要素もある作品。

    大学院で化学の研究に勤しむ主人公エリメは、ある日強い精神的ショックで意識を失ってしまった。数ヶ月の昏睡を経て自宅で目を覚ますが、倒れた頃の記憶を失っている。どうやら恋人であったジアネの交通事故死が関わっているようだが…。
    健康を回復し大学に戻るにあたり、旅の道連れに自宅から一冊の本を持っていくことにした。その本『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』には予想もしていなかったこの国の過去が書かれていた…

    第66回メフィスト賞受賞作、著者は若干二十歳の大学生、「5つの作中作が入れ子構造になった」作品、そして美しい装丁に惹かれて手

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    2026年04月28日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    化学専攻の院生である主人公は部分的に記憶を失った状態で目覚める。気晴らしにと渡されたのは『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』という五つの作中作が入れ子構造になった本だった。王家の宝の在処を隠した暗号書として存在する本から溢れ出すのは、消されてきた歴史と人々の想いであった─

    メフィスト賞受賞作。
    五つの入れ子構造、という点に惹かれて買ったけど"いま"が描かれていて重い気持ちに。
    信仰を利用した宗教組織の侵略戦争、殺傷武器を作り出すこと、殺される者たちの苦しみ。科学と宗教は善きことを成して欲しいという作者の叫びが聞こえるようである。

    月の神を信仰する拝月教を国教とする共和国。

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    2026年04月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    全ての作品が「それはそれはよく燃えた。」という1文から始まる。
    25名の作家からなるアンソロジー。

    その中でも
    市塔 承さん(2025年のメフィスト賞受賞、まだ作品は未発売)を知れただけでも、この本を買う価値があったと思う。

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    2026年01月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」の1文から始まる数多の短編。燃えたのは物質であり概念であり、「燃やす」という人間ならではの行いは唯一つには留まらないのだのと認識させられた。
    黄金の森の神様とレヴナントが印象深かった
    皆川博子の作品は大御所流石の表現力

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    2026年01月23日
  • 最後の一行 black

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    タイトル通り「最後の一行」に慄け! 脂がのってるミステリー作家陣が織りなすミステリー作品集。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    今年1月に発売された『最後の一行 white』に続く『black』バージョン。脂がのってるミステリー作家陣が織りなす作品集で、タイトル通り「最後の一行」が強烈。

    まぁ皆さん挑戦的で、何でもありな作風。オリジナリティが強すぎてぶっ飛びます。

    イチ推しは東川篤哉先生。キャラクター、会話劇は超一流ですよね。わちゃわちゃ感は天下一品、ミステリー愛もめっちゃ伝わってくるし、大好きですね。みなさん、今後の作品にも期待しています!

    ●プカプカ島/市塔承
    疫病の特効薬を追い求め、

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    2026年06月25日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    #女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

    この大作を著したのが弱冠20歳の大学生という驚き。ストーリーに荒削りなところはあるけれど、5重の作中作という狂気じみた仕掛けでぐいぐい押してくる。
    第二部からの急展開は好みが分かれるところだけど、読ませたい!という強い意志を感じる。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年06月23日
  • それはそれはよく燃えた

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    私も積読チャンネルから
    ショートショートなので物足りなさがあったももの色んな伏線を回収していく作品もあり、お話の好みに差がありました。
    しかし、歴史人物や神の名前に関わるお話は個人的には珍しかったので、かなり楽しめました。

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    2026年06月23日
  • 最後の一行 black

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    最後の一行というより最後ら辺でどんでん返しがある感じ。帯文の煽り過ぎ感は否めない。
    個人的にはプカプカ島が一番良かった。ちょっと読みづらいけど。
    雷鳴と稲妻は意味が分からなかった。

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    2026年06月20日
  • それはそれはよく燃えた

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    最初の一行が「それはそれはよく燃えた」から始まる25のストーリー。短編集はあまり好まないのですが読みたい作家さんがいたので手に取りました。好みや読みやすい読みにくいはあるものの全体的に面白く読めました。「ともしびの花」「ファンの鑑」「比翼」「全滅館の殺人」が印象に残った好きな作品です。

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    2026年06月06日