杏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近流行りのDom/Sub小説。初めて読んだ。アメリカの伝統的男女観とSMプレイを上手く混ぜたようなオメガバースの変種的設定で、SMプレイの匂いがありつつも、本筋はジェンダー論を感じさせるシリアスな事件が次々と起きる話で、キラキラした恋愛物というよりは、男性キャラクターをもちいて描いた女性学の物語といった印象を受けた。
男女の性別に加えて「支配・被支配の性別」がある世界という思考実験めいた設定を使えばどうしたってこうなる。
なので、SubのフィリスがDomの男たちと対等に渡り合おうと努力しつづける姿などは、男社会でもがく女たちの苦闘そのままであり、心底応援したくなったし、お相手のDomから -
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購入済み
絵がとてもきれいで
絵がとてもきれいでよかったです。
少女漫画が好きな方にはいいのではないでしょうか。個人的には、色々な要素を盛りすぎて逆に個性がなくなっている感じがしました。もう少し絞って髪型も統一した方が良かったと思います。 -
Posted by ブクログ
赤坂憲雄『ナウシカ考』を読んだのが2019年。
まさかの、宮崎駿と鈴木敏夫がこの本を読んでいて、「こんなこと考えて描いていない」「けれども、この本はおもしろい」と感想を述べている。
漫画版ナウシカが取り上げられるのは、扱っているテーマと今の状況に重なりがあるから。
でもって、ナウシカが行った最後の選択が、サラッと読むだけでは「よく分からない」からかもしれない。
「人類全体にとって重要な決断を、ナウシカ一人の直感で決めてしまってよいのか。」と長沼毅は語っている。
「シュワの墓所の科学力をうまく活用して、人間にとって劣悪な環境を改善し、人間性を向上させていくという物語の展開だったらよかったのに