吉村昭のレビュー一覧

  • 人生の観察

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    ネタバレ

    ・感想
    吉村昭先生のエッセイ集。
    第一章の人はこうして生きるー生き方と美学ーの内容が特に好きだった。
    「たあー」は「最近電話で語尾を伸ばすものが多い。」と言う愚痴エッセイなんだけども、それを読んで反省してしまった。
    吉村先生がこのエッセイを書いてから20年以上経過しているけれども、電話に限らず語尾を伸ばす人が多いことに気づいた。
    個人的には、語尾を伸ばした方が人当たりが柔らかい印象になるので、そういう印象を与える必要がある場合はついつい語尾を伸ばしてしまう…。
    それと同時にバカにされている、甘えられている等の印象も持たれやすいとも思った。

    これからは語尾をはっきりと句読点つけたような喋り方を意識していきたい。

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    2026年10月09日
  • 雪の花

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    興味深いのと同時に、人々に理解されない中でも、医者として人を救うために活動した笠原良策に感服した。
    天然痘の予防策、今でいうワクチンとして種痘という方法が取られたことや、今ではワクチンは保存管理ができるのに、江戸時代では子どもから子どもへ移していく必要があり、タイムリミットまである、という状況であったらしい。記録文学って、今の技術の前にどのような技術があったか知れるのも面白い。
    作中一番驚いた場面が、牛痘を福井に持ち込むために、京都から子ども二人、途中の中継地にも種痘するための子どもを用意し、福井からのどもに植え込むというところ。現代ではおよそ考えられない力技だし、雪道も越えなくちゃいけないという命懸けの運搬だ。
    お金に釣られてきた福井の夫婦の気持ちはわかるけど、良策がいかに必死だったかわかるエピソードで印象深い。

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    2026年10月09日
  • 関東大震災

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    非常に多くのことを学んだ。まずは本所被服廠跡地での惨劇。3万8千人の犠牲者というのは恐ろしい数字。一方で火災の広がりの原因は人々の持ち出した家財道具にあり、人のエゴが被害を拡大させたことは悲しい事実だ。
    次に流言、デマのひどさ。とくに朝鮮半島出身の人に対する差別が酷い。祖国を日本に侵略・併合された上に、流言によって放火、強盗、強姦などの罪を着せられ、迫害されたというが、さぞ悔しかっただろう。非常時の流言やデマは今でも変わらないどころか、SNSでむしろ状況はひどくなっている。

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    2026年09月29日
  • 歴史の街を歩く

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    ネタバレ

    ・感想
    吉村先生の単行本未収録エッセイ集。
    少年時代の思い出を描いたエッセイから、取材で訪れた土地の歴史や風景、風土について描かれたエッセイ。

    吉村先生のエッセイや作品を読むたびに、なんと思いやりがある方なんだ…としみじみ思う。
    私みたいに自分勝手で薄情な人間とは違うわ。
    人情味あふれる人物ってこういう方の事なんだろうなー。

    個人的に団塊世代(私の敵)の男性作家の作品は不快に感じる描写が多くてほとんど読まないんだけど、その年代の時に書いただろう吉村作品にはその不快感がない。
    バランス感覚と社会への理解、解像度、視点の違いなのかなぁ。

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    2026年09月28日
  • プリズンの満月

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    鶴岡は過去40年間刑務官として働き、退官後はビルの警備会社に再就職をし、その再就職先も退職して余生を過ごしていた。
    再就職先のビルはかつて鶴岡が戦後の数年間勤務していた戦犯容疑者収容所である巣鴨プリズンだった。
    鶴岡の視点から巣鴨プリズンの設立から解体までを描いた作品。

    ・感想
    鶴岡さん真面目な人だ。部下からも慕われるのわかる。
    前半は巣鴨プリズン関係なく、再就職先の会社での奮闘や部下とのあれこれが書かれてるけども、鶴岡さんの真摯で他人に敬意を持った接し方がめちゃ好感持てる。
    こんな人間ばっかりだったらいいのにな…。

    主題である巣鴨プリズンのことは全然知らなかった。
    どこに建てられていたのか検索したところ現在のサンシャイン辺りらしい。

    戦勝国が敗戦国を裁くこと、原子爆弾を投下した責任についてなどなど色々考えさせられる。
    現代に暮らす私としては侵略先で現地の人に危害を加えた、不慮を不当に扱ったのなら裁かれて当然思う一方、そうしなければならない状況だった人たちに対する同情もある。

    結局年月が経過するごとに刑務所とのしての機能は形骸化するんだけど、それは同時代を生きた人たちの戦犯達への共感があったからだと思う。

    終盤に処刑台を作成した人間の末路が書かれているんだけど、それも戦争が残した爪痕としてなんとも言えない悲しさがあった。

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    2026年09月28日
  • 高熱隧道

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    有名な関電トンネルの20年以上前に富山から黒部までのトンネル建設にこんな悲惨な話しがあったとは。トンネル工事の話しではなく、次々と起こる事故と終わらない死者。その数300人以上。正確に分からないのは、例えば27人の死者のバラバラになったご遺体を組み合わせ遺族に引き渡したあとに見つかった遺体をひっそりと山に埋めたり、転落、爆死、雪崩、火傷、そんな状況が…(26人分の遺体を27人に組み合わせてしまった)なので、関電トンネルのような慰霊碑もない。数年前に訪れていたがもう一度行ってみよう。
    あまりにも悲惨な実話であるので★で評価するのも気おくれする本でした。

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    2026年09月24日
  • 冬の鷹

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    ネタバレ

    主役は前野良沢と杉田玄白、同時代人として平賀源内や高山彦九郎などなど。
    対照的な二人の交差とその後、周囲の人々の期し方など、すこぶる面白い。

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    2026年09月23日
  • 零式戦闘機

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    零式艦上戦闘機、通称零戦。小柄だが強いこの戦闘機が、皮肉にも日本に希望を与えてしまったのだと感じた。

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    2026年09月19日
  • 漂流

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    サバイバル好きな自分はこれがバイブルになるだろうと期待して読み始めたが、手に汗握る展開が多すぎて何度も読み返すのは疲れそうだと思ったが、それだけ臨場感がありとても面白かった。
    学びはたくさんあり自分のメモとして残す
    ①希望をなくし動くことをやめたものから死ぬ
    ②サバイバルは奇跡の積み重ね
    ③奇跡を獲れるのは行動している人だけ
    ④前向きな人間に人は従うし慕われる
    ⑤1人ではできる事に限りがある
    ⑥やる事があると言う事が生への原動力

    現代社会で危険もなく、平凡に満ち足りた生活を送れている事が幸せだと再確認した。
    不自由なく日常を送れている事に感謝しつつ何か目標を定め前進して行かなくてはいけないという気持ちになる事ができた。
    とりあえず目が悪いとサバイバルは無理だしレーシックしようかな

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    2026年09月08日
  • 敵討

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    「敵討」
    江戸時代、天保・弘化時代が舞台。
    伊予松山藩士の熊倉伝十郎は本庄茂平次に父と叔父を殺されたため、敵討を決意し藩を出奔する。

    「最後の仇討ち」
    幕末から明治時代が舞台。
    秋月藩で起こった内紛により父母を殺された臼井六郎は、仇討禁止令が発令された明治時代に日本最後となった仇討ちを行う。

    ・感想
    吉村先生の作品なので「憎い相手を執念で追い求め、やっとのことで親の仇を果たしてスカッとする!」的な話ではない。
    敵討という行為が社会的に認められ、手続き制度のみならず藩から金銭的援助もしてもらえた時代とはいえ、仇相手を探し出すにはひたすら街中を探し回るのみでとてつも無い覚悟と執念が必要になる。
    もはや意地、なんだろうなー。
    辞めるにもやめられず、もはや相手を殺すしか道は無いなんて苦しすぎるわ。
    こうなったら親の敵討よりも一刻も早くこの行為から解放されたい、という心持ちになってそう…。

    「最後の仇討」の方が面白かった。
    近代化を目指し法治国家として歩み出した明治時代に起こった最後の仇討事件。
    政敵を暗殺した人間が、新政府下でのうのうと判事になって罪人を裁く立場に収まっている襲撃犯の面の皮の厚さが1番気になった。
    まあ幕末だからな…。そういう時代でそういう倫理観なんだろう。

    2編とも主人公のその後に触れられているけれども、相変わらず淡々とした描写だった。

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    2026年09月08日
  • 人生の観察

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    「取材の鬼」、「記録の人」と呼ばれ、数々の名著を持つ吉村氏が、自らの暮らしや人との出会い、生き方、作品執筆の背景、戦争など69篇にわたり、幅広く語るエッセイ。

    簡潔で淀みのない文章の中に鋭い観察眼や分析力が垣間見られ、時に辛辣、また、時にユーモラスな語り口で、楽しく読ませてもらった。

    1 生き方と美学、2 暮らしとものの見方、3 言葉と場所、4 家族と忘れえぬ人々、5 記憶と継承という区分の5章で構成されている。

    1では、注文に応じる寿司職人が「あいよっ」ではなく、「へい、承知いたしました」と言うべきだと、著者が持つ、人としての節度へのこだわりが感じられた。
    また、胃カメラの飲み方をほめられ、履歴書欄に「特技」として書こうかという記述にナイーブな人間らしさが出ていた。

    2では、戦前戦後の生活物資枯渇時代の諸事情、医師や家庭医学書への考察、自ら小説のネタにした日本人による内視鏡開発の話、鼠が食欲旺盛であることを念頭においた駆除処分法を自慢する話などに興味を感じた。

    3では、中学時代、肋膜炎を患い、著者の学業の遅れを案じ、母親が依頼した学生教師が著者の読書への関心を芽生えさせたこと、それから後も肺結核におかされ、手術前に命を絶とうとしたが、ある本を読んで踏みとどまったこと、それがきっかけで、創作活動への道を進んだという著者の生い立ち描写が印象に残った。

    4については、家族に目を向けたり、昔のユーモラスな失敗談に触れたりしているのが微笑ましいが、「殉国」、「高熱隧道」、「破獄」といった作品の主人公のモデルとなる人物や、関係者の証言が興味深かった。
    「桜田門外ノ変」の出版記念講演会後の購入者への署名に訪れた水戸藩士・稲田重蔵の子孫である女性の話も印象的だった。

    最終章の5では、開戦や空襲など戦時色の強い話が多かったが、昭和23年、著者が20歳の時、喀血し、入院、体重が半分近くまで減り、余命3、4カ月の末期肺結核と診断された著者の心情描写がなんと言っても、強く、心に残った。 
    闘病の苦しみに耐えられず、睡眠薬で命を絶とうと思っていた著者だったが、倉田百三の著書を読み、そこにあった「自ら命を断つ者は弱者であり、つらくとも生きぬく者は強者である」という趣旨の言葉に自らを奮い立たせた。
    その後、開発まもない手術で奇跡的に死を免れ、その後、数十年の命を得た。

    全体として、懐古的で時代背景の古めかしさは否めないが、読む前から、それは十分受忍するつもりだった。

    しかし、読み始めると、今の自分にも十分共感できる箇所があり、著者ならではの観察眼、道徳心、鋭い指摘を嗅ぎ取ることにわくわくさせられる思いで、どんどん、ページをめくれた。








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    2026年09月08日
  • 戦艦武蔵

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    戦争の狂気というか、熱狂のようなものを感じる作品だった。
    武蔵ができるまではお仕事小説的な面白さ、そうやって作られた武蔵とその乗組員のその後は、滑稽であり、残酷であり、悲しい。

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    2026年08月30日
  • 羆嵐

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    読み易い文体で、引き込まれて一気読みした。

    羆と対峙するシーンは全体の一部だけれど、
    そこに居るのか居ないのかわからないことで生じる恐怖にずっと包まれていて、
    読んでる側も消耗するような凄みがあった。

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    2026年08月29日
  • 吉村昭の平家物語

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    盛者必衰の例。栄えまくった「驕れる平氏」の興亡物語。
    ・諸行無常
    ・盛者必衰
    ・権威を脅かせば潰しに掛かられる。猿山のボス猿理論(1位と3位で2位を潰す)
    ・驕れる者は久しからず

    出過ぎた杭は打たれるし、覇権を脅かす者は殺しに掛かられる。どれだけそれまで役に立っていても。そして、覇権も必ず衰える。
    出る杭は打たれるし。盛者必衰は必ず起こる。この世の理

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    2026年08月28日
  • 関東大震災

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    R8.6.14~8.25

    (きっかけ)
    好きな作家
    古本屋でみかけて

    (感想)
    数年前のNHKスペシャルでやっていた関東大震災特集。
    そこで初めて「火災旋風」を知る。
    信頼する吉村先生は、この本で火災旋風をどう描いているのか、すごく興味があった。
    そしてそれは、死傷者などのデータや、生々しい描写とともに見事に再現されていました。

    そして、朝鮮人へのいわれなき攻撃についても、当時の警察の記録をもとにまったくのデマであることを断定しており、大変納得のいくものだった。そしてその狂気の伝播を、著者の想像に頼らず、データと記録を基にしたドキュメントとして描写されており、これも好印象でありました。

    是非映画になってほしい一本。

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    2026年08月27日
  • 人生の観察

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    吉村昭の随筆は既に結構な種類の本が出版されているそうだが、自分は初めて読んだ。
    没後二十年なのだから当たり前だけど、かなり時代が古い。現役時代の増田明美さんの話が出てきたりする。だから大体1980年〜90年くらいかな。書き振り的にはその頃には既に結構な年齢だったみたい。

    読んだ感想としては、質実剛健な昭和の頑固オヤジという印象を受けたが、そういうナマの人物像が文章に現れているのが良かった。だから、あまり共感しないことに対しても、率直に「そういうもんなんだ。」と思える。例えば、吉村昭曰く、寿司屋の職人の返事は「あいよッ」は軽薄で、「へい、承知しました」が礼儀正しいらしい。ふぅん。自分は全然分かんないけれど、むしろ、こういう感覚が文章として残っているのは貴重なことかもしれないな。

    後半は、小説執筆に関連した取材の話とか、自身の人生観の話も増えてくる。特に幼い頃に戦争を経験し、20歳の頃には結核で余命宣告されたというエピソードは強烈だ。こういった経験が吉村昭の執筆活動の対する信念と結びついているのかもしれないが、想像に絶する。『取材の鬼、記録の人』と帯に書かれているが、取材の話を聞くとまさにその通りで、すごい人だ、と思う。

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    2026年08月27日
  • 桜田門外ノ変(下)

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    緊迫した展開でストーリーに引き込まれて一気に読んでしまった。特に今まであまり歴史小説などで読んだことがなかった幕末の水戸藩の動きがよく分かった。桜田門外ノ変で薩摩藩が動かなかったのは、水戸藩の志士には気の毒だが、歴史の大きな流れの中では間違いなく重要なターニングポイントで、それは志士たちも誇っているはず。

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    2026年08月24日
  • 高熱隧道

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    相当過酷な出来事を淡々と書きながらも熱を持って伝わってくる不思議な作品
    作品の終わり方もサラッとしながら強烈な余韻を残す

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    2026年08月22日
  • 桜田門外ノ変(上)

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    これまで幕末の歴史小説を読んでも長州、土佐、薩摩が中心でそれらのなかでは水戸は脇役の扱いだったので、とても興味深い小説。ちょうど面白くなってきたところで下巻が楽しみ。

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    2026年08月20日
  • わが心の小説家たち

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    良い読者でないとはいえ、その著作に触れたことはあり、結構面白かったという感想を持つので、本書も手に取った次第。やはり誰しも独特な小説の読み方はあって、こと自身が書き手でもあるだけに、作家評は興味深いものになりますね。

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    2026年08月20日