茅田砂胡のレビュー一覧

  • デルフィニア戦記 第III部 動乱の序章1

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    リィとの一騎打ちに敗れたナジェック王子が敵軍の手に落ちたことで意気消沈するタンガの敵に、国王ゾラタス率いる援軍が到着した-。タウ山の秘宝、人質のウォル、タンガとパラストの二国連合、暗殺集団ファロット一族など。デルフィニア戦記 第三部(全5冊)。

    お気に入りのシーン
    ・タンガの使者に対する宰相ブルクスの毅然とした態度(3-3.p55)
    ・ロザモンドを気遣うバルロ団長(3-3.p141)
    ・オーロン王の命を受ける老臣の鋭い目(3-3.p179)
    ・巻頭の地図の拡がり!(3-5)

    次は最終章へ!

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    2017年10月09日
  • 海賊王と開かずの《門》 海賊と女王の航宙記

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    前巻のパピオンルージュと嵐の星とは打って変わりまるで最初のスカーレット・ウィザードに戻ったかの様な怪獣夫婦のみのお話しに。ファロットの天使達が出て来ない展開もやっぱり良いなと再認識させられる♪
    最新刊が出るなら今度はデルフィニア戦記のシリーズも読みたいなぁ☆

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    2017年10月05日
  • 祝もものき事務所4

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    4巻ですが、もものき事務所の初依頼ストーリー。

    相変わらず、、主人公が所長なのに役立たずで何もしない。
    女性の登場人物が、かっこよくて魅力的な人が多い。
    依頼人は家系図が欲しいくらい複雑な家柄。

    どんでん返しが多過ぎてパニックでしたが、やっぱりこのシリーズ好きです。

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    2017年10月03日
  • 白亜宮の陰影 デルフィニア戦記3

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    いろんなことがぽんぽんとうまくいく話かと思ってたのに…フェルナン伯爵…。悲しい。ウォルって延王みたい。延王と六太の絡みも読みたくなる。

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    2017年10月02日
  • 黄金の戦女神 デルフィニア戦記2

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    ますます面白い!リィの強さは反則だけど、それでこそファンタジー!今回はウォルだけじゃなくイヴンもキャッチ。次は誰がキャッチされるんだろう。新しく登場してきた人たちもみんな魅力的で、これからが楽しみ!

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    2017年10月02日
  • 放浪の戦士 デルフィニア戦記1

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    やっぱりファンタジーは面白いなー!一気に読み終わってしまいました。リィとウォルより、その周りの人たちに惹かれます。リィは強すぎてずるいです。全18巻、最後まで読むのが楽しみです!

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    2017年10月02日
  • 空漠の玉座 デルフィニア戦記4

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    ウォルの出生のあれこれを語る女官長カレンのゆるぎなき信念に感動した.全て,収まるべきところに収まったが,魅力溢れる人物が多く,これからの展開も楽しみである.

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    2017年09月19日
  • 黄金の戦女神 デルフィニア戦記2

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    コラールでの陰謀,ウォルのもとに集まってくる魅力的な面々,どんどん面白くなってきた.リィが黒主と信頼関係を結んで騎乗するところがとても好きです.

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    2017年09月18日
  • 放浪の戦士 デルフィニア戦記1

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    人物紹介,世界観,状況設定などがうまく盛り込まれ,飄々とした逃亡中の王ウォルと鉄腕美少女リィの出会いからコラールへ向けての旅立ちまで,ぐいぐいデルフィニア戦記に引き込まれていきます.

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    2017年09月18日
  • デルフィニア戦記外伝 2 コーラル城の平穏な日々

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    デルフィニア戦記外伝の2。
    二つの中編とひとつの超短編が入っている。

    『ポーラの休日』はさながらオールキャストによる変装(仮装?笑)大会だな。
    それこそ舞台劇を見ているような楽しさだった。
    これで最後にウォルも変装して出てきたら完璧だったのに(笑)
    それにしても、女性たちの買い物にある意味付き合わされて、振り回される王妃様が笑える(オニ)

    そして『シェラの日常』はあまりに色々ありすぎて、こんな毎日は大変だけど退屈しないだろうなあ。
    前から思ってたけど、シェラって基本感情表現が素直だよね。
    元刺客とは思えない。
    いや、なんかかわいい。

    ああ、やっぱり、デルフィニアの世界はいいな。
    ひとまず

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    2017年08月19日
  • デルフィニア戦記外伝 大鷲の誓い

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    少年期のナシアスとバルロの出逢いから成長を描くデルフィニア戦記本編より前のお話。
    うん、面白かった。
    こういう外伝的なお話も好きなんだよなあ。

    主人公が本編では脇役に回ることがほとんどだったナシアスだったのはちょっと驚き。
    でももっと驚いたのは、ナシアスの方がバルロよりも年上だったこと。
    へえ、そうだったんだ。
    本編じゃ、バルロの皮肉屋の性格もあって、ほとんど年上みたいな話し方だったので、思っても見なかった。
    しかも、ナシアスの方がバルロを導く役目だったとは。
    いや、意外でした。
    それもまた楽しいけどね。

    ラストに、本編後のみんなの姿が描かれているのも嬉しい。
    リィの肖像画は見てみたいなあ

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    2017年08月16日
  • デルフィニア戦記 第IV部 伝説の終焉6

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    シリーズ本編の最終巻。
    いや、なんというか感慨無量。
    これぞ大団円の巻だった。

    物語の最初から、いつかリィは帰って行くのだと分かっていたけれど、実際にその時を迎えるのは、寂しいものだね。
    物語的には、タンガとの戦いの残りとパラストとの戦いの決着が主なのだけど、もう結構早い段階からリィが帰ってしまう事への惜別が感情の大きな部分を占めてしまった。
    そう言う意味では、合戦場面は脇に追いやられてしまった印象。
    でも、それは仕方ないよね。

    ハイライトは、やっぱりリィとウォルの別れのやり取り。
    夜の湖畔のやり取りもいいし、戦場での最後の最後、互いに楽しかったと笑いあい、『また会おう。俺はそう信じている

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    2017年08月13日
  • デルフィニア戦記 第IV部 伝説の終焉5

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    囚われの王妃の奪還回であり、タンガとの結着回。

    自由戦士になったウォルがすぐにでも城に忍び込むのかなと思ってたけど、そううまくはいかず、タンガ王子の登場もあって、ちょっとヤキモキする前半だった。

    王妃が復活したら、すごい事になるんだろなとは思っていた。
    いやしかし、そうか、天変地異レベルの凄まじさだったか。
    まさに神の鉄槌だな。
    ソドムか。
    でも、そんな天変地異も、ルウの不老不死も素直に受け入れるウォルはやっぱり大物(のバカ)だな。

    麻薬の禁断症状に苦しむリィの姿はやはり苦しい。
    復活したリィの姿はとても嬉しい。
    ゾラタスは倒したけど、王妃の怒りはこんなもんじゃ収まってないよなあ。
    次巻

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    2017年08月08日
  • デルフィニア戦記 第IV部 伝説の終焉4

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    まさかリィが囚われのお姫様役とは、確かにこれじゃ配役違いだよ(笑)

    なので今巻は、リィの活躍は無し。
    その代わりは、一人はルウであり、もう一人はシェラだな。

    いよいよ物語に登場したルウは本巻ではまだその真価は見せていない。
    なんというかウォルと二人でボケ漫才やっているような感じだよね(笑)
    なので今巻はシェラの巻と言ってもいいんじゃないかな。
    震えながらも、自らの軛を引きちぎって、自分の意志で全てを終わらせたシェラ。
    ある意味とても辛い役目だけれど、シャラ頑張った。
    うん、えらい。
    それにしても、一族の言い伝えがほんとうだとしたら、シャラの先祖はリィなんかと同じようにやっぱり落ちてきた人な

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    2017年08月05日
  • デルフィニア戦記 第IV部 伝説の終焉3

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    一人で戦艦2隻撃沈だと……シャーかよ(爆)

    いよいよ大戦争が始まる巻。
    デルフィニアは四方に敵を受けてこれまでで一番の危機。
    なかでもスケニアの大艦隊とその先住民族の巨人達の襲来が今までと異なる脅威だった。

    本巻は言ってみればイブンの巻だな。
    南で海賊達(の国家)を味方に付けて、
    北で親父さんの同族達が騙されていることを暴いて、逆に味方にしていまい、
    自分の方はついにシャーミアンを嫁にもらうという、八面六臂の大活躍。
    いや、シャーミアンのことはまあ、こういう非常時みたいな切っ掛けがなけりゃ、うまくいかないだろうなあと思っていたけど、そのとおりだった。
    結婚を申し込まれたシャーミアンが初々し

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    2017年08月03日
  • デルフィニア戦記 第II部 異郷の煌姫2

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    ネタバレ

    叔父を討ち、名目上罰されたバルロさん。芝居とはいえ本気に見える迫真の演技にちょっと不安になるあたりが可愛いです。北の塔が建て直しで豪奢になっているところはさすがです。相談にわざわざ外から登ってくる王様と王女とあわせて話しているときは真剣なんだけど楽しそうです。シェラさんはお気の毒に。そんなごたごたな中、またも降ってわいた問題が発生。元恋人現る。どうなるのでしょう。

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    2017年08月02日
  • デルフィニア戦記 第IV部 伝説の終焉2

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    前半は、前巻から引き続き二組の男女の恋の進展模様。
    ナシアスの方はめでたしめでたしでゴールインできたけどイヴンの方は難しいなあ。
    ひとまず棚上げになってしまった。
    もちろん最後にはうまくいくんだろうけど、どう決着付けるのかな?

    後半は、結構久しぶりに合戦の始まり。
    リィの活躍やいかにと思っていたら、なんと初めてのリィの負傷。
    でも、それからがすごかった。
    リィを守るものの凄まじさ。
    その後のリィとウォルのやり取りのなんとも言えない微笑ましさ。
    いや、知らずに頬が緩んでしまうよ(笑)
    そうか、二人の関係は猛獣と猛獣使いだったんだ。
    実によく似合ってる(笑)
    じゃれ合う姿がとてもいいなあ。

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    2017年08月02日
  • デルフィニア戦記 第II部 異郷の煌姫1

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    ネタバレ

    ウォルが再び王様となってから三年。それぞれの手腕で一見何事もなく過ごしていたところ、バルロから叔父を討ちにいくという話が上がり、そこから不穏な動きが見え隠れし出す第2部はじまり。

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    2017年08月01日
  • デルフィニア戦記 第IV部 伝説の終焉1

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    いや、やっぱり女の人が一番強いなあ。

    第三部を読んでから年単位の時間が経っているのだけど、読み始めるとすっと物語の中に入り込むことが出来た。
    もちろん、ちょっと忘れていることもあったけど、それを感じさせない面白さ。
    やっぱりいい!
    好きだな。

    物語的には前巻最後のファロットの暗殺者との対決は少し一休みで、絢爛たる宮廷絵巻と主要人物でまだ残り人たちの恋模様。
    公式の場にリィを引っ張り出す苦労には笑った。
    しかも、その式典でのリィの登場シーンの凄さ。
    まさに主人公は遅れて現れるタイトルロールの面目躍如だよなあ。

    そして、二組の恋模様は、やっぱりルビコン川を先に渡るのは女性の方なんだよなあ。

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    2017年07月30日
  • デルフィニア戦記 第I部 放浪の戦士3

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    ネタバレ

    ペールゼンが卑怯にもフェルナン伯爵を盾に降伏を迫った事でリィ達が北の塔に助けに行く3巻。ものすごーく嫌な予感しかしなかったですが、予想通りで、私としては生きていてほしかったひとなので凄く辛い巻でした。そして、本当なのか信じられない血筋疑惑。バルロさんもみんな辛い辛い。次から次へと試練のように一番辛いウォルは、もうおかしくなってしまうのではないかというくらい精神的にまいってるのがわかりますが、友人のリィはそんな状況でも冷静に、訥々と話をして、すくい上げ、さすがかっこいい、の一言です。次こそはペールゼンを引きずり出したいところですね。

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    2017年07月24日