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デルフィニア戦記14
幸せな結婚式と動き出した暗殺集団。
想い合ってるのに想いのままに動けない二組のカップルがようやく。
微笑ましくてほんわかしました。
後半は売って変わって手に汗握る展開。
リィがリィでいてくれることの大きさを実感しました。
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フェズ河以北の一帯カムセンの地がデルフィニア領となって半年。タンガの元領主らがゾラタス王の制止すら振り切り、失地回復を叫んで挙兵する。早急に鎮圧せんものと最前線で大剣を揮う戦女神リィ。だが、戦闘の混乱ついてファロットが暗殺の魔手を延ばす。リィに向けて必殺の矢が放たれたのだ!
(感想)
毎回、毎回本当に見せ場のある本です。ナシアスとラティーナは今回、ようやく結婚しましたが、期待のイヴンとシャーミアンはまだ先が長いのかもしれません。ジルとアビーの結婚式は今回済みましたが。そして後半はあらすじにもあるとおり、元領主らの暴動を鎮圧に向かったリィが、味方にまぎれて狙っていたレティシアに、不意を突かれて毒矢を食らってしまいます。ウォルやシェラの働きで、どうにか重態のリィを庇っていましたが、次から次へと襲ってくるファロット一族についに殺されるか、という時に、リィの中に眠っていた何かがリィを守る為に、文字通り暗殺者を挽肉にし、無事一命を取り留めます。
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デルフィニア戦記第十四巻。ナシアスの妹を使ってリィをおびき出したファロット一味、しかしリィの牙によって返り討ちにあう。一方、結婚を渋るイヴンをよそに何とか纏まったナシアスとラティーナの結婚式が執り行われた。国王と王妃は東の国境の諍いを納めようと打って出たが、リィが戦場で一瞬の隙を衝かれ、毒矢を討たれて倒れてしまう。意識の朦朧としているリィに止めを刺そうとファロット一族が押し寄せてくるがシェラとウォルに阻まれ、いざリィに剣を向けたところでリィを殺すことは出来なかった。そのリィも何とか意識を取り戻し、リィとウォルとシェラのいつものじゃれ合いの風景が戻ってきた。
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18巻完結の長編ファンタジー!!笑える話ではないハズなのに笑えますwどんな時でも緊張感のない会話を繰り広げてくれるキャラクター達!!最高ですv(小説)
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全18巻。ファンタジーファンタジーしていないファンタジー。全てにおいて緻密。読み応えばっちり。もうすごいスキ!3月発売の外伝が待ち遠しい。ウキウキ!
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何ということでしょう!
主人公は死なないはずなのに、猛毒を塗った矢がリィに刺さるなんて!
人間離れした身体能力の持ち主であっても、生き物である以上毒が体に回ったらダメージを受けること必定。
まあ、他の人間だったら即死のところを3日で立ち上がれるようになり、後遺症と言っても体に何となく力が入らない程度なのだから、十分に化け物レベルの強靭さではあるのだけど。
しかし、リィの精神的な弱点が矢を受ける隙へ繋がったわけで、これは全くよろしくない。
リィを排除しようとする勢力がそろそろ本気を出してきて、リィを守るためシェラが覚醒しつつある。
さて、次はいよいよイヴンとシャーミアンの話になるのかな。わくわく。
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リィの過去(?)が少し明らかに。
どんだけ人間離れしてんだ、というか、リィは人間じゃなかったな(てへ
神がかり、とは良く言うが、大勢の人間を動かすには、そういう、人智を超えたものというのは(ちょっと言葉は悪いけど)便利だな。
ウォルはそれを臆面もなく、本人に言ってのける。国防のためには裏表があって然るべき、そうでない時の、無邪気さはおおらかさ。
ウォルは男性としても理想的だけれど、なんだか少し「こういう人になりたい」と思える理想像でもある。
それにしても、あと4冊で本編が終わるのか。
18冊なんて途方もない、とおもいきや、意外と楽しくてどんどん読み進めて。
このまま終わるのが、ちょっとだけ寂しい気もする。(おもにウォルに会えなくなるのが寂しいのだと自己分析)
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「紅の喪章 デルフィニア戦記14」
大長編ファンタジーシリーズ。
@電子書籍 23 冊目。
前半で一通りの結婚話は終了でしょうか。
後半からはまた戦乱の話と、いよいよリィの出自に迫ってきて、シリーズあと少し、佳境に入ってきましたかね。(4)
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タンガの元領主らが、タンガ国王であるゾラタスの制止を振り切って挙兵してきた。
時はまだ真冬。
デルフィニア側は時期の早さに驚くものの。
どうやらこれは、元領主の独断専行だったようで、ゾラタスもあずかり知らぬところでなされたものであるらしい。
対応を悩んだウォルは、国王、自ら出陣していくこととなる。
もちろん、リィもそれに同行する。
リィの猛烈な突撃によって、戦況はデルフィニアに有利な方向にすすんでいくけれど、ふとした時に、白雪に広がる鮮血が、リィの足を鈍らせる。
その隙をレティが見逃すはずはなかった。
レティが放った矢はリィを確実に打ち抜き、リィは昏倒してしまう。
そして、リィが弱ったことにより、リィの中にいるものが暴れだし、周囲を混沌に巻き込む……
という感じでした。
リィはとりあえず山は越えましたし、ひと段落、という感じはありますが、これから本格的な戦いが始まるので、なかなか本当の意味で落ち着くことはないだろうなあ……と思います。
でも具体的にウォルが「リィが離れていってしまうのは仕方がない」と言い出したので、本格的にこれは帰るフラグなんだなあ……と思ってそこだけはちょっとブルーです。
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リィがまさかの負傷!と思いきや、負傷している方が強いだなんて。やっぱり敵なしだ。ウォルが迷うことなくリィを止めてくれてよかった。シェラも月としての力を発揮し始めた。後半は血なまぐさいけど、前半は恋の話。ナシアスの結婚に、イヴンの駆け落ちのお誘い。バルロの口説き文句がかっこよかった。大丈夫、ナシアスは死なないよ!
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【デルフィニア戦記14巻】デルフィニア領となったカムセンの元領主が失地回復を叫んで挙兵する。最前線で大剣を揮う戦女神リィに、またもファロットが暗殺の魔手を。戦闘の混乱をついて必殺の矢が放たれた!