【感想・ネタバレ】紅の喪章 デルフィニア戦記14のレビュー

あらすじ

フェズ河以北の一帯カムセンの地がデルフィニア領となって半年。タンガの元領主らがゾラタス王の制止すら振り切り、失地回復を叫んで挙兵する。早急に鎮圧せんものと最前線で大剣を揮う戦女神リィ。だが、戦闘の混乱を衝いてファロットが暗殺の魔手を延ばす。リィに向け必殺の矢が放たれる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 タンガの元領主らが、タンガ国王であるゾラタスの制止を振り切って挙兵してきた。
 時はまだ真冬。
 デルフィニア側は時期の早さに驚くものの。
 どうやらこれは、元領主の独断専行だったようで、ゾラタスもあずかり知らぬところでなされたものであるらしい。
 対応を悩んだウォルは、国王、自ら出陣していくこととなる。
 もちろん、リィもそれに同行する。

 リィの猛烈な突撃によって、戦況はデルフィニアに有利な方向にすすんでいくけれど、ふとした時に、白雪に広がる鮮血が、リィの足を鈍らせる。
 その隙をレティが見逃すはずはなかった。
 レティが放った矢はリィを確実に打ち抜き、リィは昏倒してしまう。
 そして、リィが弱ったことにより、リィの中にいるものが暴れだし、周囲を混沌に巻き込む……

 という感じでした。
 リィはとりあえず山は越えましたし、ひと段落、という感じはありますが、これから本格的な戦いが始まるので、なかなか本当の意味で落ち着くことはないだろうなあ……と思います。
 でも具体的にウォルが「リィが離れていってしまうのは仕方がない」と言い出したので、本格的にこれは帰るフラグなんだなあ……と思ってそこだけはちょっとブルーです。

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2018年02月09日

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