長谷川伸のレビュー一覧

  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 瞼の母
    作者旧作のキャラが「演じている」という所に少々照れというか、一層不純なものを感じていたわけですが、しかしどの作品も血肉が通って読めるのは、素晴らしい原作のおかげか、作者の画力によるものなのか。

    作者の嫌いなマンガチックなものが大好きな私ですが、こういう義理人情のドラマも物凄く良いと感じる。なかなか...続きを読む
  • イブニング 2014年6号
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 一本刀土俵入
    あまりに有名な物語なので展開は知っているのだが、漫画ならではの表現によって新たな楽しみと感動が。ユーモラスな立ちまわりに笑い、あの有名なセリフと土俵入りに涙した。
  • 股旅新八景
    股旅もの、をテーマにした作品。
    どれもが面白いのではありますが
    断然、という形で推すのは
    やはり唯一の女性の股旅が出てくる
    「獄門お蝶」でしょう。

    それはそれは男勝りの
    かっこいい女性が出てきます。
    そんな女性にほれたのは…
    最悪クラスのダメ男(笑)

    ほかには恵まれぬ女性を
    助ける股旅や
    まるで...続きを読む
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 沓掛時次郎
    なんと重い涙を描くのだろう。義理と人情に生きる男達にまさしく惚れ惚れする。表情の「演技」が見事に上手い。本当にいいシリーズだ。
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 関の弥太ッぺ
    大衆的な名作を数々ものした長谷川伸の魅力にハマった小林まことが、自らのキャラクターのスターシステムを用い、コミカライズした一作。
    主人公・弥太っぺを演じるのは「柔道部物語」の三五十五。他にも同作品、あるいは他の作品からのキャラクターが多数「出演」するので、どこにだれがいるのかを探すのもまた一興。チラ...続きを読む
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 関の弥太ッぺ
    スターシステム採用。関の弥太っぺは三五十五(柔道部物語)蕎麦屋のオッサンが小林まこと本人だったりして笑える。
    他の小林作品の登場人物がそこら中に出てくるのは作者の総決算みたいでもある。顔の感情の表現の妙は相変わらず、
    弥太郎が非常に格好良い。

    シリーズらしいので次の「沓掛時次郎」にも期待大
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 瞼の母
    正直こういう渡世ものを知らなかったんですが面白いですね。渡世人たちの仁義も歯切れのいいセリフも気持ちいいです。東三四郎から三五十五から小林作品のオールスターは嬉しくなります。振り替えると柔道部物語の比重が異常に高い自分で、西野新二と三五十五のリマッチが嬉しかったです。鷲尾も小柴も田丸も。細かくでてる...続きを読む
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 瞼の母
    番場の忠太郎の魅力十分、その主役キャスティングのせいか過去3作よりコミカル(あのネットミームまで!)。再会シーンの盛り上がりにはあと一歩物足りなく感じた。が、ラストにまさかの大胆な脚色。これが小(ン)林先生の出した答か! 男の決断!
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 一本刀土俵入
    確かな読み応えの、義理人情の感動作。

    それにしても、小林まことがこんなに漫画が達者な人だったとは、(これまでの作風等から)思いもよらなかった。
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 一本刀土俵入
    一切を省略しつつ、深い事情があったのだと納得させる表現。それを頭に見返すといっそう泣ける土俵入り。原作と見比べても演出の妙が光る。
  • 相楽総三とその同志


    長谷川伸
    相楽総三 とその同志

    相楽総三と赤報隊を調査記録した本

    *賊として処刑された相楽総三の汚名をはらすための孫の調査記録
    *相楽総三の壮絶な刑死の記録など

    相楽総三の汚名をはらすために、相楽総三の孫は、板垣退助、渋沢栄一らに話を聞きに行くが、知っているのに話さない感じ。彼らは志士とい...続きを読む
  • ある市井の徒 越しかたは悲しくもの記録
    人気作家の自伝かと思いきや、前半生のことしか書いていない。新聞記者から作家になるあたりについては書かれていない。
    とはいえ、明治中期から大正にかけての世相を描いている部分は面白い。
    土建屋の父や職人(といっても渡世人と言いたくなる感じの人々)と一緒に渥美湾の埋め立て事業をしに行き、地元の人々と剣呑な...続きを読む
  • 日本敵討ち集成

    長谷川伸 「 日本敵討ち集成 」曾我兄弟、実朝、荒木又右衛門、大石内蔵助など敵討の資料集。著者の人間味あふれる戯曲世界とは異なり、武士道の記録文学という感じ。


    敵討と報復は違うというスタンス。敵討には 暗黙なルールがあり、そのルールが 日本の心性を示している という意味だと思う


    敵討の暗黙...続きを読む
  • 日本敵討ち集成
    ・例の研辰物の最新版かもしれない「野田版 研辰の討たれ」は喜劇である。今はなき中村勘三郎が主演し、これも今は亡き坂東三津五郎が家老を演じてゐる。 物語は研辰に家老の父を殺された兄弟が艱難辛苦の末に敵を討つといふものだが、研辰といふ人間はそんなに簡単に料理できるやうな者ではない。兄弟は実に涙ぐましい努...続きを読む
  • 劇画・長谷川 伸シリーズ 関の弥太ッぺ
    演じているのは十五だが、最後に見せる後ろ姿は三四郎の格好良さがあった。原田ひろみの幼い頃はこんな顔だったんだ。