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Posted by ブクログ 2023年04月14日
中公文庫
長谷川伸 「ある市井の徒」
作家になる前までの半生記。生き別れた母との再会で終わる構成
副題「越しかたは悲しくも」の意味は「過去に後悔することが多いが、生きていれば 誇らしいこともある」と捉えた
一家が離散して、スリ、遊女、詐欺、人殺しが 近くにいる環境のなか、そちらに行かな...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月22日
人気作家の自伝かと思いきや、前半生のことしか書いていない。新聞記者から作家になるあたりについては書かれていない。
とはいえ、明治中期から大正にかけての世相を描いている部分は面白い。
土建屋の父や職人(といっても渡世人と言いたくなる感じの人々)と一緒に渥美湾の埋め立て事業をしに行き、地元の人々と剣呑な...続きを読む
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