本田直之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本格的に読書を始めるきっかけになった『レバレッジ・リーディング』から5年。
その続編を期待したが、当時受けたほどの感銘は受けなかった。
ま、スマートフォンを持っていないので、本書の内容を使いこなせない、という大前提があったりするので、仕方ないかも。
内容的には、説明不足のために実用書にもなりきれず、かといって、イデオロギーにもなりきれず、中途半端な印象。
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(目次)
Chapter 1 リーディング3.0時代の到来
Chapter 2 リーディング3.0の基本
Chapter 3 リーディング3.0に必要な6つの能力
Chapter 4 スマートフォンが読書を進化させる
Ch -
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分類するならば仕事術というこになるのだろう。
レバレッジという一種のアナロジーは「効率化」という概念を理解する上ではわかりやすいと言えるかも知れない。
しかし、実際の意味でレバレッジが効いているのかというのはわかりにくい。
書いてあることは非常に「その通り」なのだが、これを読んで意識的に実行できる人はおそらくこの本の手引きとしての力は弱く感じられるのではないかと思う。
俯瞰するにしても、結局の所、今の自分は何がやりたいのかということを明確にしなければいけないし、逆に言えばそれができればいくつかのアプローチから解決方法を見いだすことができる。
肝要なのは、自分の居場所を見つけることだと思う -
Posted by ブクログ
常識にとらわれず自分で考えることが人生を楽しむには必要。
・どうすれば楽しめるかを考えていれば、別に手を抜きたいとは思わない。
・目先のもの(給料など)より、あとに続くもの(対価)を考える。
・勝負するチャンスに向けて、成功体験を積み上げておく。
・足りないことに気づくことが大事。リストアップし片っ端からクリアしていく。足りないことがこれからの財産。
・「じゃなきゃダメだ」という常識を疑う。安易に従わない。
・自由に生きるためには、誰かに合わせる生き方はやめる。今持っているものを手放したとき、新しいものが手に入る。
・やりたいことがはっきりしなければ、我慢したくないことを考えてみる。
我慢し -
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ノウハウ本ではなく、生き方を提案する本だ。iPhoneとMacBookとwifiを自在に使いこなして、世界の自分の好きな場所で、好きな時間に、好きな仕事をして暮らす、という生き方。仕事は会社のコンサルだったり、執筆だったり、プロデュースだったり、とにかく小さな額の複数の仕事だ。本の中に書かれているように、誰もが著者のような生き方を出来るわけではない。まずは自分という個人に仕事が舞い込んでくるほど個人のブランドが立っていなくてはならない。労働時間を売るサラリーマンに慣れてしまった者にはそこが一番難しい。誰もが実践出来るのは、生きていける最低収入基準を持つこと、50リットルのザック一つまで荷物を減
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なまけものには工夫という武器がある。
どうすれば怠けられるかを「考え」、「工夫」していく前進型のなまけものを目指すー。
備忘録
◆始めるための「動機付け」を内部から、続けるための「強制力」を外部から持ってきて、両者を組み合わせる。
動機付けのレベルが高くなると、すぐに始められるし、続けられる。
◆「こうなったら楽しい」を想像する
漠然と目標を掲げるのではなく、目標を達成した将来をイメージする
◆3週間先まで予定を入れる
計画倒れを防ぐため、人と一緒にやる予定を入れる。
相手にも貴重な時間を割いてもらうのだから、有益な情報や刺激を提供できるよう心掛ける。
◆曜日で作業を決めておく
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Posted by ブクログ
断捨離 ミニマリズム 捨てる勇気 欲望は際限なく広がっていきます。このサイクルの先に、幸せはあるのでしょうか? 人生は1つの壮大な実験です 隠岐諸島 島根県あま海士町 北海道の夕張市が財政破綻 統廃合寸前だった高校 はっきりと「ないものはない」と宣言 商店街がすた廃れ 持たない生き方に必要なのは、「自分を持つ」という覚悟です マス文化の外にあった「本当にいいモノ」 吊機 悪しき伝統 人生は○✖︎クイズではありませんから、100%の正解などありません。正解がないから、自分がいいと思う方向へ踏み出してみるしかないのです。 「便利さの一方で、失っているものがある」 デュアルライフ 「持たないことで自
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社会の変化するスピードが速くなったことで、従来の安定志向的なライフ・プランは現実性を失いつつあります。会社の中での「コーポレート・キャリア」だけを追求し、社内でのパフォーマンスを上げるために全精力を注ぐのはリスクが大きいと著者は言い、個人のスキルを磨くことで「パーソナル・キャリア」を身につけることの重要性を説きます。
ただし著者は、「コーポレート・キャリア」と「パーソナル・キャリア」を二者択一のものとして捉えるのではなく、とくに20代のビジネス・パーソンにとっては、コーポレート・キャリアを維持しつつ、その中で「パーソナル・キャリア」の向上につなげていくような努力をするべきだという、現実的な提 -
Posted by ブクログ
実はこの本は初版のときに購入して1回読んでいるのだが、今回本棚整理をしていて改めて読み返した。
今回改めて読み返しての気づきは、1回目に読んだときにひいたアンダーライン部分が、できていることもあれば全然変わっていない(^^;)こともあったり、また新しく共感し実践していこうと思ったこともあったということ。そこで、1回目にひいたアンダーラインとは色を変えて、今回なるほどと思った部分に線を引いてみた。数年後また読み返したとき、自分はいったいどれだけ実践できて、また新たな気づきがどのくらいあるのだろう。
今まで読んだ自己啓発本も、こんな感じに定期的に読み返して、自分のバロメーターにしていくといいのだな