【感想・ネタバレ】レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す 4つの自己投資術のレビュー

あらすじ

「努力するのに成果が上がらない人」と「余裕を持ちながら大きな成果を上げる人」の違いはレバレッジの考え方にあった。必要なのは「労力」「時間」「知識」「人脈」の4分野への自己投資。スポーツ・経営・投資・脳科学の方法論をベースに自己啓発に応用した仕事術を紹介する。訓練不要で誰にでも実践できるノーリスクのシンプルな方法論。
『レバレッジ・リーディング』のヒットで自己啓発ブームをリードする本田直之のシリーズ第2作目。

※本書は、2007年7月に東洋経済新報社より刊行された『レバレッジ・シンキング』を電子書籍化したものです。

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Posted by ブクログ

人間は諸末を通じて、人の一生を数時間で擬似体験できる。
目的の を待って本を選ぶ 人生の目標 現状の課題
10人の著者が主張していたら、それは原理原則
カラーバス効果(注目したものが目に入る)
制限時間を設ける
パレードの法則(20:80)
→自分の課題や目的・目標にとって必要な情報だけ

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2022年05月17日

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メモが溜まったら編集(今度はテーマ別に編集する)
内容を意識しやすくするためにも分類分けを厳密にしすぎない、といった細かいところがとても参考になります。

実際に分類分けが上手く出来るようになると、メモすることが楽しいと思えるようになったのは大きな発見でした。

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2021年11月14日

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てこの原理のように、少しの力で多くの効果を得るためには、ということで、仕組み化、マニュアル化、チェックリスト化がとても大切だと思いました。

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2021年10月03日

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本書は各レバレッジシリーズの良いとこ取りができる内容となっている。

①自己啓発書を読んでも成果が上がらない人・・・マインドは高まっているのにパーソナルキャピタルを増やす努力をしていない人
→実践し、身につけないと意味がない

②労力のレバレッジ(少ない労力、大きな成果)で重要なことは4つ
「仕組み化」・・上手くいった方法を仕組み化し、再現性を持たせる
「無意識化・習慣化」・・・上手くいっている人は、良い行動を無意識に行っている。そして習慣化している。習慣にしてしまえば、自動的に体が動く
「KSFを見つけ出す」・・・始める前に、最短距離を考えて効率的に行動する。
→「マニュアル」等を作成し、誰でも同じクオリティを再現できる状態にする。「時間割」「チェックリスト」を使い、自分の体に行動を刷り込ませ、無意識化の習慣を作る。行動の前に全体を俯瞰し、ルートを決めたうえで仕事を始める

③労力のレバレッジは「自分はできる」と自己暗示をかけることが重要

④時間のレバレッジ「時間がないから成果が上がらないのではない」「時間があるから成果があがらない」

⑤ビジネスは「0から1を生み出す」と考えがちだが、成果を上げるためには「1から100、さらには∞」という発想が重要。新たなものを生み出すより、既存のものに付加価値をつけるほうが重要

⑥他人を手本とする場合、自分と似たタイプから学ぶのがよい

⑦読書の際の注意点→読むことが重要ではなく、情報をどのように実践に役立てるかが重要

⑧人脈づくりの際、コントリビューションは最重要だが、「借り入れ」が多くならないように注意する。常に相手に対し、何を返せているかを意識することが重要

⑨社内の人と付き合う際に、自分のマインドが確定してないと、良くもなるし悪くもなる。社内でマインドが高い集団だと思っていても、世間一般と比べてどの程度のレベルなのかを常に意識する

⑩熟練者や経験者から、自分が間違った方向に進んでいないか、修正してもらい、アドバイスをもらうことが重要。ただし、人選選びは慎重に・・・

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2018年12月31日

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やっぱり本田直之さんの本はいいな

簡潔で具体的
実践しようと思うことがたくさん書いてある

時間、労力、知識、人脈
の4テーマ

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2018年09月14日

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ネタバレ

「レバレッジシリーズ 思考の書」

本田直之先生のレバレッジシリーズ,思考の書.
本書では,DMWL(Doing More With Less)をキーワードに,自身をビジネスにおける資本(お金)の投資と捉え,効率的な投資を行うことを目指す.
これらは,「労力資産」「時間資産」「知識資産」「人脈資産」として大別される.
仕事は目の前にある仕事を終了させることで充分ではない.経営では,利潤の一部を自己投資することで事業を拡大するのと同様に,仕事においても必ず自己への投資を行い,不労所得を少しずつ積み重ねていくことが肝要である.
・専門的な知識や教養を読書などを通して「前例」を蓄積すること
・うまくいった仕事を,次は労せず行えるように「仕組み化」すること
・積極的に他者へコントリビュートし,「使える」人脈を形成すること.
などが,蓄積すべき「個人の資本」( パーソナルキャピタル ) となる.
DMWLによって蓄積できるパーソナルキャピタルは,不労所得として次なる仕事を終わらせるための資本と成り得る.つまり,DMWLはDMWLを生み,さらなるDMWLの蓄積を促す非線形現象である.

DMWLを実践するには,
・「俯瞰逆算思考」
・「KSF( Key Success Factor )を見極める」
・「習慣化・無意識化・仕組み化」
に鍵あり.

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2018年02月27日

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10年近く前に読んだ本を手放すときが来た。
本田氏のレバレッジシリーズを総括して、1段階上の抽象度からまとめた本、といったところだろうか。
ビジネスパーソンとして押さえておきたい、ベースの考え方がサクッとまとまっている。
各書を読んだ後ではあまり新しく得られる知識はないが、こうやって俯瞰するとコンサルらしく体系的・網羅的にまとまっているなと思う。
もし本書を読むのであれば、本書で全体像を知った上で、自分に身に付いていない部分について、詳しい関連書籍を当たるのが効果的だろう。
当時私が読んだ時のように、各レバレッジシリーズを呼んだ上でおさらいとして速読するという手もあるが、その手法は既にレバレッジがかかっていないのであまりお勧めしない。…と反省。

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2025年02月23日

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最小の労力、時間で最大限の成果を得るための考え方や行動をレバレッジ(てこの原理)と表現してる。

労力、時間、知識、人脈の4つのパーソナルキャピタルとマインドの掛け算によって成果は最大化される。

習慣化の大切さはわかっていたが、その仕組みづくりとして平日と土日の時間割を作成し、自己投資の時間を先に捻出しておくことはすぐに実践できそうだ。

書籍には先人たちの叡智が集まっており、前例を学ぶことによって目的地までのある種最短ルートを示してくれる。その際に自分と似たタイプのものを参考にするのがよい。引き続きビジネス書等を読み学びを続けていく。

人脈を作る際には相手への貢献が大切となる。自分が貢献できることは何かよく知っておくこと。またその長所を伸ばすことで個人のブランディングを高め、人から興味を持ってもらうようにする。

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2021年03月17日

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この本のテーマは「いかに少ない労力で成果をだすか」その為に必要なパーソナルキャピタル(労力、時間、知識、人脈の4つ)への自己投資の仕方について書かれている。ベースになっているのは資産形成の考え方で先にパーソナルキャピタルに投資していく事によって不労所得的に成果をあげると言うもの。特に興味深かったのは人脈に対するレバレッジの考え方とそのやり方で共感できるもの、新しい気付きを得たものが多数あった。私的に次の好奇心にも繋がった一冊となった。

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2021年02月03日

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どんな人にも、気軽に連絡がとれる時代だ。

その分、未熟なままで関わろうとするのは機会損失になりかねない。

まず、相手に貢献すること。

『レバレッジを意識する』
『しないことを決める』

それも大事だ。
だが、まずは

『くれくれ人間』にだけは、ならないと決める。

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2020年07月02日

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これまで読んできたこの著者の主張に沿った、安定した内容で良かった。これらの本の内容を、いかに自分に取り込んでいくかをちゃんと考えると、生き方が大きく変わるかもしれないとも思った。

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2019年04月22日

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少ない時間と労力で大きな成果を生むには?

印象的なことを2つ挙げる。

1.小さな習慣から大きな習慣につなげていく。
いきなり本の内容を実践したりすると継続できないこともある。だから、小さな習慣を無意識化していきことで、大きな習慣もできるようになる。まずは、自分にでもできそうなことから。

2.俯瞰逆算思考
ゴールから逆算してやるべきことを考える。今やるべきことをその時々で考えると、時間もかかり成果も薄まる。
長期的に何がゴールかを設定することで、本当にやるべきことが分かり、時間を有効的に使うことができる。

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2019年04月13日

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Doing more「成果(Goal)」 with Less「労力」「時間」「知識」「人脈」

を生み出すコト、モノに投資すること。
しないこと(やめること)、減らすことを増やし続けること。

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2019年01月21日

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【学びのまとめ】
・単純作業のルーティン化→時間・労力のレバレッジ
→全てのことが習慣化できないか?を考え続ける。
・成功体験の再現性の追求
→資料作りになぜ時間がかかるのか?フォーマット化

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2018年12月02日

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DMWL(Do More With Less)この言葉を心掛ける。
他の著書でも書かれていたが、ゴールから為すべき事を考えて決める。
時間割を作り強制的に〆切効果を出すのは有用であるから取り入れる。
小さな習慣を継続的に出来るようにする。これが大きな習慣に結び付く。
これはイチロー氏の以下言葉に通じる。
"小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。"

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2018年11月23日

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レバレッジとは、テコのこと。少ない労力で最大限の効果を生み出すための4つの自己投資術。労力、時間、知識、人脈の4つへ効果的な投資をすることで、飛躍的に生産性が高まる。

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2018年10月17日

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・「仮説→実行→検証→仕組み化」。仕組み化には、余計に時間・労力がかかるが、それによって継続してリターンを生むことになる。
・「レバレッジ・メモ」をつくる。つねに見れるところにおいておく。

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2017年12月02日

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コンセプト:

"Doing more with less"少ない労力と時間で大きな成果を獲得する


p13図
ビジネスパーソンは自己投資にかける時間が少なすぎる


「労力」「時間」「知識」「人脈」


p30
ゴールを定め「しないこと」を見つけよ

→選択力が身につく:自分にとって何が大切で何が大切でないかを判断する力
 →余計なことをしなくて済むようになる
→カラーバス効果によってチャンスを得やすくなる
 →チャンスは誰にでも均等にあり、それに気づけるか、気づけないかは、どれだけ明確にゴールを描けたかにかかわってくる。


※カラーバス効果:今日一日で赤いものを何個見つけられるかと意識すると、世の中にはこんな赤いものが多いのかと気づくこと。
         つまり、意識していると目に付きやすくなるということ



p35図

p44

仕事で成功したら、何が原因でうまくいったか、何を変えたか、などを振り返り、仕組み化する。
これにより、成功の再現性が生まれ、他人にも伝えることができる。また、自分でも見返すことができる。


p51
人間の行動の95%は無意識だと言われている。


p56
習慣チェックリスト
チェックリストを作成し、常に意識する


p64
KSF(=キー・サクセス・ファクター)を見つける
・前例を調べる
・うまくやっている先輩に聞く
・ビジネス書から学ぶ


p79
「大抵の人は、収入を増やすには仕事の量か労働時間を増やすしかないという固定概念にとらわれているものだ」
ブライアン・トレーシー著「フォーカル・ポイント」
→知識労働社会では、時間配を積み重ねれば積み重ねるほど成果につながるという仕事はほとんどなく、
 実際にはある程度のレベルにまでは到達するが、その後は一定になる。


p108
昼寝の重要性
「昼食と夕食の間に、かならず仮眠をとるべきである・これは欠かせない。日が高いうちに寝てしまったら時間の無駄?そんなことを考えるのは想像力の乏しいばかものだ。
 寝ることによって、寝てしまった時間以上のことを得ることができるのだから。一日で、二日分を生きることになるのだから。二日は大げさだとしても、少なくとも一日半は確実だ。」

p110
コンピューターリテラシーをみにつけろ

p118
0から1を産む作業は非常にクリエイティブな作業、すなわち、発明である。これはかかる労力も時間も膨大。
そして、エネルギーをかけたにもかかわらず、成果がたいして上がらないことや、失敗するリスクも高い。

一方、1から100はレバレッジである。
すでにある1の質を高めたり、付加価値をくわえるという方法は、少ない労力と時間で成果が上げることができる。
→良い前例・ノウハウをまねることとからすべき。
p121
「革新に必要なのは、既存の優れたアイデアを発掘して、保存して、それをどういう形で自分のニーズに応用することができるかを考える作業に集中することなのです。
新しいアイディアを探すことは電気や自動車をもう一度発明すつことではありません」 
byスチープ・リブキン/フレイザー・サイテル 「アイディをいただいてしまえ!」

→時間に限りがあるから学ばざるを得ない。
「他人の経験を手本とし、成功を学び取る技術」

p141
レバレッジミーティング
p141図


p153
人脈づくりとは、長期投資である。
人脈づくりの基本はコントリビューションすること。タイミングの重要。
→何を貢献するか?貢献できるものを持っているか?
→相手に興味を持つことも重要
 →多方面での知識が必要
逆に相手に興味を持ってもらうには、”セルフブランディング”が必要。


p160
会を主催するときはセグメンテーションが重要。
そして、参加者全員にメリットがあることが必要。


p166
組織に属している人は、何があってもやる気の高い20%、どちらにで傾く中間の60%、何があってもやる気の低い20%で構成されている。
→やる気の高い人と付き合う→そのためには、自分のモチベーションも必要。

p171
パーソナルアドバイザーの必要性

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2018年10月08日

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「労力」「時間」「知識」「人脈」の4分野への自己投資を説く本。2007年刊行。この著者の本は3冊目だったが、知識→『レバレッジ・リーディング』、人脈→『レバレッジ・人脈術』の内容のダイジェスト版という感じ。本書を先に読んで何か刺さるものがあればレバレッジシリーズの別の本も読むのが良いかもしれない。

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2024年03月12日

Posted by ブクログ

【再読】
労力

時間

知識

人脈


それぞれを最大限に活かすためにレバレッジをかける

今となればうなずける内容ばかり。

ビジネス書の初期におすすめ。

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2022年05月09日

Posted by ブクログ

夢や目標、やるべきこともたくさんある毎日
「やろうか、やるまいか」と考えると結局やらなくなってしまう
だから、「どうしたら行動できるのか」「物事を続けられるのか」「近道を見つけられないか」
考える・探すことが労力のレバレッジになる!
ウダウダしていないで、どんどんチャートに向き合おう

人間の行動の95%は無意識のうちに行われているそうです
人間の意思は強くありません
だから、小さな習慣を作り出してしまうことが大切
毎日数分でも過去チャートに向き合おう

習慣化のためには、数字で管理することも大切
数値管理によって日々の達成感を味わうことができるし、ゴールまでの距離が分かるから、継続へのモチベーションが高まる

知識を仕入れることは重要だけど、それを実践することはもっともっと重要!
実際にやってみると知識はそのまま使えるわけでなく、自分なりに多少のアレンジが必要な場合もあります
こうして、知識を「知恵」化するのです
素人は本を読んだだけで満足してしまう場合が多い!
心当たりがあるかも…?

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2020年11月09日

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「スポーツ選手は試合の何倍もの時間を練習に費やすのに、ビジネスパーソンは全く自己投資しない。だからこそ、少しの練習、投資で抜け出せる」
「一握りの天才を除いたほとんどの人は誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが成功の近道です」

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2020年05月10日

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著者の「レバレッジ・リーディング」を読んだので、併せて読んでみようと購入。

著者が提唱する「レバレッジ」志向の、総合概要本と言える内容。確かに真っ当でためになることは書いているが、あまり新しいことは無い印象。
(10年以上前の本なので当然と言えば当然だが…。当時は斬新だったのかも)

メイン主張ではない部分だが、経営回復に関する「当事者意識」の醸成の部分が最も興味深かった。あとは「人脈」をレバレッジ観点で述べている点が、この手の他の書籍とは少し違って面白い。

自分の仕事や生活スタイルを見直すための入門書としてはアリだと思う。

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2019年02月23日

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ネタバレ

4つのパーソナルキャピタル
労力資産、時間資産、知識資産、人脈資産

成果が上がるから余裕時間ができるようになる

パーソナルキャピタル✖️マインド=成果

キーサクセスファクターを見つけ出す

マニュアルの本来の目的は一定の仕事レベルにまで全てのスタッフの能力を引き上げること。

仕組み化し、それ以外のことに頭を使う

始める前にどうすればよいか最短距離を考えて効率的に行動する

知識労働社会では時間をかけるほど成果につながる仕事はほとんどなく、実際にはある程度のレベルにまで到達するがその後は一定。

まずゴールを決め、逆算思考でタスクを決める。

時間割をつくってブロックして自己投資の時間を決めてしまえば残った時間で仕事しようという発想になる。

まず体を起こす→カーテンあける→顔を洗う→脳が目覚める

ノウハウ=有効な時間の使い方

自分に似たタイプの人のやり方を参考にする

本を読み、共通言語を持って会議に参加するのでベクトルがぶれずに質の高い話し合いができる。

会を主催するときはセグメンテーションと参加者全員のメリットが大切

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2018年12月01日

Posted by ブクログ

「努力するのに成果があがらない人」と「余裕を持ちながら大きな成果をあげる人」の違いはレバレッジの考え方にあった。スポーツ・経営・投資・脳科学のノウハウを応用した訓練不要でノーリスクの仕事術。

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2018年10月16日

Posted by ブクログ

効率的にビジネスを行うための指南書。「レバレッジ・リーディング」「レバレッジ・時間術」のまとめ的な内容となっている。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

分類するならば仕事術というこになるのだろう。
レバレッジという一種のアナロジーは「効率化」という概念を理解する上ではわかりやすいと言えるかも知れない。
しかし、実際の意味でレバレッジが効いているのかというのはわかりにくい。

書いてあることは非常に「その通り」なのだが、これを読んで意識的に実行できる人はおそらくこの本の手引きとしての力は弱く感じられるのではないかと思う。

俯瞰するにしても、結局の所、今の自分は何がやりたいのかということを明確にしなければいけないし、逆に言えばそれができればいくつかのアプローチから解決方法を見いだすことができる。

肝要なのは、自分の居場所を見つけることだと思うのだが、その辺についての具体的なアドバイス、アプローチが少ないのが残念。

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2018年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネスでうまくいっている人は、スポーツ選手のように絶えずトレーニング=自己投資をしている。
ゴールを定め、「しないこと」を見つけよ
ゴールを明確に描く最大のメリットは、選択力が身につくこと。自分にとって何が大切で、何が大切でないかがわかるようになります。余計なことをしなくなり、時間、労力、お金の無駄がなくなります。ゴールを明確に描きそれを意識していると、ゴールを目指すために必要なものが目に付くようになります。機会はだれにでも均等にあり、成功するかどうかは、それを見つけられるかどうかで決まります。
どうすれば少ない労力で大きな成果を上げることができるのか、その一つは、マニュアル化、フォーマット化などの「仕組み化」です。一度構築すれば、次回から行動する際は、毎回一から考えずに済みます。二つ目は、いちいち考えなくても行動でき、継続しやすくなる「無意識化・習慣化」です。三つ目は、成果に結び付くにはどうしたらよいかを見極めるKSF(キー・サクセス・ファクター)です。最後に、二毛作、言葉のレバレッジ、エクササイズのレバレッジなどがあります。
さあ、自分の人生にレバレッジをかけたいと思っているあなた、この本を是非、お手にとってみてください。

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2020年05月15日

Posted by ブクログ

怪しい数字や例で若干胡散臭い感じは否めないが、部分部分では役に立ちそうなところもあった。やる気を出させてくれる本として考えるならば良いと思う。
また、独特な言葉の使い方(特に何度も登場するのが「DMWL」。"Doing more with less"で少ない労力と時間で大きな成果を獲得するの意らしい)があり、読んでいる途中で少し間を空けると果たしてこの文章は何を意味しているのかと疑問に思うようになる点は注意しなければならない。

余談だが、胡散臭く感じる原因の大部分はレバレッジ、レバレッジと連呼している点にあるのかもしれない。レバレッジとは「てこの原理」のことだと説明されているが、てこを用いて仕事(この仕事は物理的な仕事の意)を行うと加える力は確かに減るが移動量は増やす必要がある。つまり、てこを用いても全体の仕事量は変わらない。それにも関わらず、レバレッジという言葉をさも魔法であるかのように使って、「少ない労力と時間」で「成果を増やす」と言われても大きな矛盾が生じているように感じるのだが…。何故てこを使って説明しようと思ったのか。推測に過ぎないが、著者がレバレッジという言葉を単に気に入っているだけのような気もする。この点は非常に惜しい。

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2018年11月10日

Posted by ブクログ

仕事のやり方を変えて、「少ない労力で、多くのパフォーマンスをあげる」レバレッジを意識しよう、という内容の本。日々の業務をマニュアルによりルーチン化したり、時間に期限を設定する、など、書かれている内容は特に新しいものではなく、オーソドックスなものが多い。しかしその分、大いに納得出来ることばかりだった。
この本にも書かれているが、個人的には、レバレッジをきかせる最も効果的な方法は、他者のやり方や前例の良い部分を真似ることだと思っている。だから、「ゼロから1を生む」というクリエイティブな作業よりも「1から100を生む」ことに重点をおいている、この本のスタンスはとても評価できる。
筆者が勧めている本や、雑誌、テレビ番組の紹介は、どういう雑誌やテレビ番組が世間一般的に「質が高い」と考えられているかを知る上で、とても参考になった。

知識にレバレッジをかける、その基本は「1から100を生む」です。「ゼロから1を生む」ではありません。「ゼロから1」は非常にクリエイティブな作業です。発明といっていいでしょう。かかる労力も時間も膨大です。そして、エネルギーをかけたにもかかわらず、成果がたいして上がらないことや、失敗するリスクも高い。せっかくの努力が徒労に終わるかもしれません。一方の「1から100」はレバレッジです。すでにある1の質を高めたり、付加価値を加えるという方法は、少ない労力と時間で成果が上がります。一握りの天才を除いたほとんどの人は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが成功の近道です。試行錯誤に労力と時間を使うのではなく、すでにある1の質を高めたり、付加価値をつけたりしたほうが、少ない労力と時間で済み、成果が上がりやすいのです。(p.118)
世界ナンバーワンのカリスマコーチといわれるアンソニー・ロビンスはこう言っています。「世界を動かしているような人は、えてして他人の優れているところを盗むことに長けている。彼らは『他人の経験を手本とし、成功のエッセンスを学び取る技術』を習得している。そうすることで時間という貴重な資源を有効に活用しているのである。」(p.123)
大切なのは、相手にどんなバリューを提供しているかです。また、誰を知っているかではなく、誰に知られているかです。「こんな有名人を知っている」という人がいますが、相手はその人のことを全く知らなかったり、少し知っているという程度ということもあります。これでは何も意味がありません。(p.151)
人脈をつくるうえでの基本は、相手にコントリビューション(貢献)することです。もしコントリビューションできるものがなければ、そのときはアプローチせず、何かが出来そうなタイミングでおこなうとよいでしょう。そう考えると、今すぐ著名人と会っても、まず何もコントリビューション出来ません。コントリビューションできる何かを持っているのならお互いに会う価値があると思いますが、そうでないのに会っても、相手もつまらないし、こちらも相手にしてもらえないでしょう。(p.155)

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2020年07月15日

「ビジネス・経済」ランキング