あらすじ
忙しく働いているのに、金銭的な余裕を感じられない。気が付くとスケジュールが埋まり、自分の時間が減っている。いつの間にか付き合う人の多くが、仕事関係の人ばかりになっている。自分の暮らす部屋を眺めると「なぜ買ったのかよくわからない物」がいくつも転がっている……。仕事や人間関係を抱え込みすぎて、「息苦しさ」を感じたなら、この本を読み進めてください。自分らしく自由に生きるための唯一の方法–それが、この本でお伝えする「持たない生き方」です。
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Posted by ブクログ
人生を変えるにはなんでも実験すること。大きな選択をするのではなく、まずは小さく実験してみる。大きな選択だと結局行動できずに終わる。
リデュース、リセット、リビルド、これを意識する。
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仕事もお金も人間関係も、あえて新しいやり方、考え方を試してみることで自分にとって何が必要で、何が必要でないかが見えてくる。人生はひとつの壮大な実験。正解でも不正解でも、成功でも失敗でもそこで得た経験はあなたの財産となる。
なにを捨て、何を残すかを自分の価値観に照らし合わせ選択していく。
島根県海士町
ないものはない←キャッチフレーズ
筆者の場合、仕事と遊びの垣根をなくすこと、好きなときに好きな場所で生活しながら仕事をすることを柱に持つ、持たないを選んでいる。
重要なのは、柵の内側と外側の視点
できない理由を探すのは、マイナスの複利をふやすこと
持たない生き方とは、自ら考え、選択し、幸せに、自由に暮らしていく生き方の提案
ルーティンを感じたら壊す勇気を持ち、行動する
デジタルツールを使うスキルは、一生役立つストック型のスキル
会社の外に出ても通用する人の共通点は勉強と自己投資
筆者が人生で大切にしていること
自分で考え続けること
過去の常識をリセットすること
実験し続けること
少しの勇気をもつこと
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自分はどう生きたいのか、そのために必要なものや必要な事は何か、考える良いきっかけとなった。15年前に比べると、ネットの普及で、誰でもどこでも簡単に好きな物が手に入るようになった。そしたら、簡単に手に入る楽しそうな事に目が行きがちで、本当にやりたい事が分からなくなってきてる気がする。
自分の好きな事は何か、改めて考えて、今から行動してみよう!!
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20190319
ほとんどの著書を読んでいるので、これまでと同じ筋の通った話しに納得。
一番の収穫は、矢沢永吉の名言。
この本がきっかけで、すっかり矢沢永吉のファンになってしまった。
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シンプルライフを目指したいので、とっても参考になることがいくつかあった!
物を減らすにはまずハコをかえる!
決めつけた
生き方でなく流れから飛び降りる
時間があると思うと効率化の努力をしなくなるので、あえて時間がないルールを設ける
仕事の質は仕事外の質で決まる
好きなことを仕事にするのではなく、好きなことが仕事になる
消費でなく投資に時間をかける
さっそくいかしたい(^O^)
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誰かに言われたから捨てるのではなく、自分で決断し、選び取っていくこと。そして持つことをあきらめるという消極的な選択ではなく、あえて捨てることで、身軽に、自由になること。色々なものに囲まれ過ぎて身動きがとれなくなった今の自分にぴったりの一冊でした。
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【why】なぜ読もうと思ったのか
なんでもやりたくていっぱいっぱいのわたしの心に響いた本
【what】何を学んだのか 三つくらい書き出す
•協調性に縛られずに自分はどうしたいの自分の意見を持つ
•テーマを絞った会を主催することで横の人脈が増えていく。
•ひとりの時間の投資は未来のわたしを作る
【how】いつまでに何をするのか
•朝、夜のルーティンを実践。2025.12月までに自分のコレを見つける
•朝活で向上心の高い人、夢を叶えていこうとする人と交流を深めていく
【word】心に残った言葉
「世間の常識にとらわれてはいけない。それは他人の考えに従って生きることになるのだから」
ステーブ・ジョブズ
Posted by ブクログ
けっこう面白い本だった。
特に前半部分は面白い内容だなと思うことが多かった。
今必要な考え方だと思う。
後半はうーん、、って感じだった。
総じて言うと買ってもいいかなって思った!
前半のいい部分だけマーカー引いて見れるようにしたいと思う部分はたくさんあった。
Posted by ブクログ
実践が大切ということ。
大事なのは、物を減らすことではなく、自分にとって必要なモノを見極め、それを選び取り、見た目ではない豊かさを手に入れること。つまり、自ら考え、選択し、幸せに、自由に暮らしていく生き方の提案。それが持たない生き方です。
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心に響く言葉がたくさんあり、メモさせて頂きました。
やはり何事も、行動しなきゃ始まらない。
行動するか、しないかで、人生っていくらでも変わるんだと、つくづく思った。
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仕事ができない人ほど長文と手書きにこだわる
会社を愚痴る人と会社を自分好みに変えられる人の違い
大事なのは何をして、何を残すかを決断する自分を取り戻すこと
好きなことを仕事にするのではなく、好きなことが仕事になる
ビジネスパーソンにとっての練習は勉強です
Posted by ブクログ
●これからの生き方・働き方を考えるには、自分の価値観をしっかり把握すること。そして、その価値観に沿った実践・行動が個々人の幸せにつながることを再認識した。
●社内評価を気にしている人におすすめな良書である。
Posted by ブクログ
やりたいことに挑戦するということは、時として既に手に入れている権利とそれに付随する利益を捨てる勇気が必要な場合がありますよね。自由になるって大変です(^^ゞ
本田直之さんの著書10冊目。今まで刊行されたレバレッジシリーズ?など書に書かれていた内容が網羅されている上に時代の変化を捉えた視座から書かれており、ファンから初めて著者の本を手に取る人までにお薦め。ざっくり言うと、自分が求めているライフスタイルを見極め、それを達成するために何を得るか、そのために何を(潔く)犠牲にするか(捨てるか)を決める必要があるという話です。私たちは、世間体を気にして暴走する欲の塊とも言えます。本当に幸せになるためには、他者の欲望を諦め、自分の求めるものを注力しなければならないのです。
いつも、もういいかな(・・? と思いながら手に取ってしまう本田直之さんの著書ですが、根底を流れる考え方に変化はないものの、時代の変化を捉えて手法の部分が更新されている感じが流石だなと思いました。やはり執筆だけではなく、現役のビジネスパーソンであり、趣味も楽しんでいるからこそ、時代の前の方に居られるのだと思います。
北欧の人たちは、家族の幸せや健康、将来叶えたいことなど、人との関係性や経験によって充足していく精神的な幸せを選び取っているそうです。もう、モノを手に入れるため(手に入れたため)に何かに縛られる生き方は、本当の幸せに繋がらないことを悟らなければならないのかもしれませんね。
2018/03/11 初版は、2016年4月15日なのに200円で買えました(話題の本は、安くならないBookoffの中で、ちょっと値崩れが早い?)。最近、読んだホリエモンの本と内容が近いかもしれないです。イケてる人たちの思考は、近いのかもしれませんね.
ホリエモンは、家を捨ててホテルに住んでいるみたいですね。私は、車が好きなのですが、拘りを捨てて、オヤジのお古のLOGO(17歳!)で我慢しています(ハイテクなメカがついていないので、むしろ自然な運転感覚・・?)
人は、本当に欲しいものが手に入らないと、その代償として、何かを過剰に手に入れようとしてしまうそうです。私が本を収集しているのも、もしかしたら(間違いなく)、本当に欲しいものが手に入らないからかもしれません。17歳の愛車は、完全にディーラー任せです。
本田直之さんは、6ヶ月ハワイ、3ヶ月 日本、3ヶ月はヨーロッパやオセアニアなど世界を旅しているそうです。そして読者に問います「その平均的な暮らしは自分ではない誰かにとって都合のよいことではありませんか?」
そう言われてみると、日本の千葉県で暮らしている私も、海外に赴任する同僚も、勤務地に近い場所に住んでいるわけで、ある意味、会社の都合に合わせているわけですね。さて、もっと自由に住みたい場所で暮らすためには、どうしたら(・・? 会社の都合に合わせるという意味では、私たち従業員は、自分のポリシーをねじ曲げてでも、会社のミッションに合わせているように振舞わなければならないわけです。
近藤麻理恵さんは『人生がときめく片づけの魔法』の中で《捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは二つしかありません。それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。この二つだけです。》と書いています。私の場合は「未来に対する不安」を克服しないと「何を捨て何を残すか」が決まらないと思います。
定年を迎え、ようやく、何でもかんでも自分でやらなけれ気が済まない、というマインドから決別できそうです。これからは、上手に人に頼むこと、人との関係の中で仕事ができるようになること^^;
やがて、再雇用嘱託期間満了となった時、雇ってくれるところがなければ、フリーで仕事をしなければならないわけですが、フリーで仕事をするためには、人に仕事を頼めないとダメなんだそうです。長年の間に染み付いた性質を、いまさら変えられないかもしれませんけどね。
私は小さなことでも思い通りにならないと気が済まないところがあったのですが、だんだんこだわらなくなってきました。それは、逆に、どうしても譲れないところが明確になってきたからかもしれません。自分を曲げてまで他者に合わせても、後で後悔するだけですからね^^;
小学生の頃、学校でもらったプリントを母に渡さなかったため、学校で販売する教材を買えず、市販の教材を買い集めたことがあった…夏休みの宿題を8月31日にまとめてこなすことなんて、毎年だった…思えば、学校生活というものは、社会人になってから必須の概念を学ぶ場だった、
誰かから指示されたことを迅速かつ適切に処理する(先生からの指示を親に伝える)。あら得られた期間内に、やらなけれればならないことを、どのようにこなすかを計画し実行する(夏休みの宿題)。いつでもどこでも、何のためにやっているのかを理解する力が必要である。
Posted by ブクログ
リデュース:物を減らすこと
リセット:常にルーティンを壊す勇気を持つこと
リビルド:自分のライフスタイルを定期的に見直し作り直すこと
アメリカではリーマンショックから学びを得ず、
同じことを繰り返してる人がいるって現況に驚かされた。
私は持ち家に疑問派。
遺産をどうするかで面倒そうなのも見たから資産とも思えないし、
何かあった時にその土地に固定されて身動き取れないことに魅力を感じないから。
この本を最初にチラ見したのは転職前だったんだけど、
今読むと物の見方が全然違ってきていることに気付かされた。
今の仕事に当てはめてなるほど!となることが多かった。
今までそれなりに本を色々読んでインプットしてきた。
新しい環境に身を置いて、見方が全く変わって
すぐに順応できるような天才ではないから
少しずつ今までの自分のインプットしてきたものと
現在の状況とを上手く融合させてって思うんだけど
慣れない仕事をこなすのに精一杯でついつい流されている自分がいた。
先輩からもらったやるべきこととやらなくていいことを選ばないと
やってられないというアドバイスは非常に最もだが、
自分の中で仕事のレベルが全然まだまだなのに
わからないよ!という自分の考えはそりゃ当然だったわけだ。
やっぱり今は全部全力投球で頑張って身につけていく時間で
ひたすら謙虚に取り組み、自分の基準を見つけて
それからスタイルを確立していくしかない。
でも新規は行かなきゃいけないからまずはやりたいことより
経験として身になるものから取り掛かっていこうって思えた。
新しい環境から見えたもの、次世代の考え方や手法、
私の手札にできるものをこれからも定期的にインプットしていく必要があるし
そこから自分に合わせて取捨選択し、仕事に繋げ、スタイルを作り上げていく
それをひたすら繰り返していくのが人生なのかなと思った。
できればもっとスマートにサイクルを作れるようになりたいけど(;´▽`A``
Posted by ブクログ
何を捨て何を残すかで人生は決まる
2016/4/2 著:本田 直之
大事なのは、物を減らすことではなく、自分にとって必要なモノを見極め、それを選び取り、見た目ではない豊かさを手に入れること。つまり、自ら考え、選択し、幸せに、自由に暮らしていく生き方の提案。それが持たない生き方である。
本書の構成は以下の5章から成る。
①人生を縛る常識を持たない
②なくてもいいい物を持たない
③必要以上のつながりを持たない
④やらなくていい仕事を持たない
⑤振り回されるほどのお金を持たない
色あせない著者の考え。
10年以上前から著者の考えはまったくぶれていない。
今読んでも今の時代にもこれからの時代にもぴったりと合っている考え。そして本書もその考えが踏襲されている。そしてしっかりと今の考えのスパイスを振りかけられており飽きることなく読み終えることができた。
尖った考えだからこそ敵も多いがその尖りをさらにシャープにして一貫して伝え続けるのは著者の信念の強さと正しい考えということが証明されていると思う。
今読むべくして手に取った一冊。
何を捨て何を残すかで人生は決まる
著:本田 直之
持たない生き方とは、持ち物を減らす断捨離やミニマリズム、シンプルライフなどといった暮らしのスタイルやノウハウではない。大事なのは、物を減らすことではなく、自分にとって必要なモノを見極め、それを選び取り、見た目ではない豊かさを手に入れること。自ら考え、選択し、幸せに、自由に暮らしていく生き方の提案のことである。
本書の構成は以下の5章から成っている。
①「人生を縛る常識」を持たない
②「なくていもいい物」を持たない
③「必要以上のつながり」を持たない
④「やらなくていい仕事」を持たない
⑤「振り回されるほどのお金」を持たない
上記の5章から成る冒頭のメッセージと下記の各章を締めくくる言葉は非常に大きなパワーを感じる。
1章:大事なのは、本気で自分で考えを突き詰め、小さなことから試していくこと。
2章:本当に必要な物・・。「足る」を「知る」こと
3章:10年後は遠い未来のようで、確実に今日という日とつながっている
4章:受動的ではなく、能動的に動ける人になろう
5章:自己責任だと当事者意識を持つからこそ、真剣な比較検討を行うことができ、正しい答えに辿り着くことができる
上記を全て受け入れる必要はない。
しかし、意見として受け入れ、自分に落とし込みながら考えを受け入れ行動に移すことは長い視点では必要でもあり、役立つ。
今の自分には出来っこないと目を背けるのは簡単かもしれないが、そこで終わってはもったいない。何が出来るかを探りながら著者の考えと今後も対峙していきたい。
Posted by ブクログ
物質事情主義を否定しているのは理解出来るけど、それを押し過ぎてる様な感じがしたところが少し引っかかったかな。
でも基本的に著者のスタイルは好きだし、納得できる部分は多い。
Posted by ブクログ
「何かトラブルが起きたら、自分のこととして捉えず、「トラブルを抱えた人から相談を受けている」と考える」
「したくないこと」をしないようにする。
なんでも調べればいいわけではない。
Posted by ブクログ
自分に取って本当に大事なものは、なんなのか。それがブレているとお金を上手く使えず、「浪費」してしまう。しかもそれによって自分が満たされることはない。
お金は使い方が大事だと知らされる。また、
「人生は壮大な実験だ」の言葉に象徴されるように、他人の目を気にせず、常識にも縛られず、自分で考え、判断することの重要性を改めて実感する。
Posted by ブクログ
普通は、通常は、、
と考えられる一般的なモノの見方について
今までの日本では当たり前だったことが
今の時代には合わなくなっていることを理解しよう
という内容が大部分を占めているように感じた。
こうした方が良い、とか
このようにやってみよう、
という内容はあまり見受けられない。
そのため、この本を読んだだけでは
物足りない人が多いのではないだろうか。
しかし、こうした自分とは違う考え方、価値観を知り
自分はどうしたいのだろう?と考え
それを行動まで落とし込むことができるのであれば
今までの自分を変えることのできるヒントは
沢山散りばめられているように思う。
Posted by ブクログ
自費でMBAを取得しに行く貪欲さがすごいし、
そのために様々な取捨選択をしている。
そして結果的に成功している。
説得力がある本だった。
ハワイに住みたいって決めてから
それに必要なもの、そうでないものの軸をしっかり持っている。
時間、場所、働き方、人間関係、思考、服装、お金
から自由になれる生き方を目指そうと心に誓った本。
Posted by ブクログ
自分の中を変えることによって出てきたアウトプットによって、自分の外にあるものを動かすことができます。
ーー同意!
著者の思いを、一つ一つ書いた書籍の印象
Posted by ブクログ
本田氏の今までの本と内容はかぶっているが、言い換えればスジが通っているということか。本田氏のようになりたい人にとっては有益だが、そうでなければ「こういう生き方もある」くらいに思えばよいだろう。
自由に生きている(と思っている)人はこういう考え方が多いのだろうか。そもそも自由の意味も人それぞれ違うのだろうし。
Posted by ブクログ
断捨離 ミニマリズム 捨てる勇気 欲望は際限なく広がっていきます。このサイクルの先に、幸せはあるのでしょうか? 人生は1つの壮大な実験です 隠岐諸島 島根県あま海士町 北海道の夕張市が財政破綻 統廃合寸前だった高校 はっきりと「ないものはない」と宣言 商店街がすた廃れ 持たない生き方に必要なのは、「自分を持つ」という覚悟です マス文化の外にあった「本当にいいモノ」 吊機 悪しき伝統 人生は○✖︎クイズではありませんから、100%の正解などありません。正解がないから、自分がいいと思う方向へ踏み出してみるしかないのです。 「便利さの一方で、失っているものがある」 デュアルライフ 「持たないことで自由が広がる」「お金は物にではなく、新しい経験を沢山する為に使う」と前向きにシンプルに捉えること。マクドナルドをはじめとするメガフランチャイジー 自分で考え、決断するという手順を飛ばしている 食は旅を構成する重要な要素の1つ 日常では得難い体験 食文化を知るという学び 地元の産業の衰退は、地域の独自性を壊します。 個性のない地方都市 「滅茶苦茶キツイよ。」というキャッチフレーズで呼びかけた漁業の定置網の仕事 どんどん考えが凝り固まっていきます 知らないものを知りたいという思い 時間の浪費 未来への投資 物ではなく経験に投資しましょう。身につけるものではなく、あなた自身のレベルを上げていくことをオススメします。 これだけ物と情報に溢れた時代には、自分にとって本当に必要な物と情報を取捨選択する一種の編集能力が求められているのです。 安さを基準にした食生活は肥満などの遠因となり 自分の心身を大切なインフラだと考え 贈答用の詰め合わせ インプットが少ない人はアウトプットも少なくなり、周りに貢献する機会が減っていきます。 10年後は遠い未来のようで、確実に今日という日と繋がっています。 「相手の時間」へのリスペクトが感じられない 先に一瞬で読めるようなサマリーに纏めて 受け取る側の視点を想像してない典型例 繁盛店はんせいてん 外からインスパイアを受けて 時間を可視化 無視することのできない潮流 汎用的なスキル 支出を「投資」「消費」「浪費」の3つのカテゴリーに分けて記録していくこと 費用対効果 買った瞬間から価値が落ちていくモノ 幸せに繋がることにお金を使う習慣を作る 物質的な無駄を省いて、精神的には裕福な生活 消費が先にあり、その額によって住む場所が固定され、返済の為に自分の人生の大まかなストーリーラインが決まってしまう…。 資産価値を維持しているかどうか 杜氏とうじ 伝統の壁に風穴を開け 獺祭 旭酒造 やおもて矢面に立ち 大事なのは「自分にどう落とし込むか」と考えながら、実践し、取捨選択していくこと。「何を捨て、何を残すか」。その選択が、あなたらしい人生を形作っていくのです。
Posted by ブクログ
一言でいえば、自分の価値観を持って生きる。そのためには、自分にとって本当に必要なものだけをもつことが大事で、それ以外は自分の生き方を縛るだけの不要なもの。著者の考えが非常に伝わってくる内容であった。ただし、著者の考え方全てを受け入れるかどうかは本人次第。
・あなたが何を望んでいるか明確にわからないのなら、まずは「やりたくないこと」だけを紙に書き出してみましょう。
・仕事も、お金も、人間関係も、あえて新しいやり方、考え方を試してみることで自分にとって何が必要で、何が必要でないかが見えてくる。人生は1つの壮大な実験です。正解でも不正解でも、成功でも失敗でも、そこで得た経験はあなたの財産となります。
・日本では人と違う生き方をしようとすると、異質な存在として周りから非難されることがあります。また、日本で生まれ育っうち、自然と周りの人と合わせなければいけないという感覚も育まれてしまうのです。しかし、いい人ぶってみたり、常識人であろうと過剰に頑張ったり、周りに気を遣いすぎて自分の意見が言えなかったりするのは、やり過ぎです。周りを気にして自分の行動を変えてしまったり、他人と自分を比べてしまうようでは、あなたらしいライフスタイルを作ることはできません。なぜなら、他人と自分を比較することは、周りと同じでありたいという思考がべースにあるからです。他人と自分を比べて、「自分はあの人のようにできない」などと考えるのは、誰かの作った価値観で自分を縛っているのと同じこと。
・、ライフスタイルを築いていきたいと本気で思うなら、「人からどう思われてちいい」とーうくらいの覚悟を持つこと。持たない生き方に必要なのは、「自分を持つ」という覚悟です。
・目分で考えて、行動する。矢面に立つような人生を送ることです。当事者になって精一杯やり始めると、周りの目や平均は気にならなくなります。
・重要なのは、柵(ここでは会社を指す)の内側の視点と外側の視点。この2つの視点を持ちながら、自分がどちらに向いているタイプなのかを見極めること。そこで、1つの判断基準となるのは、仕事に対する態度です。常に上からの指示を待っているのか、自分でやるべき仕事を見つけてきているのか。会社で働く人のスタンスは大きく分けると、そのどちらかに当てはまります。指示がないと仕事ができない人は、その姿勢を変えないかぎり、柵の外に出る準備が不足していると言えるでしょう。
・「正解が見つかったら動きます」と言っていたら、永遠に何も変わりません。とりあえず動いてみればいい。違ったら変えればいい。踏み出す前に「大変なリスクだ」と思っていたことのほとんどは、通りすぎてしまえぱどうということもありません。失敗したと感じたら、その時点で修正すればいい。
・大切なのは「便利さの一方で、失っているものがある」と知ることです(例えばカーナビがあることで簡単に目的地にたどり着けるようになったが、地図を覚えることがなくなってしまった)。
・自分にとって何が幸せかわからず、進みたい道が決まっていない人は、常に不安を抱えています。その不安を埋めようと物を買い、必要以上に人とのつながりを求め、それでも満足感を得られずに「もっともっと」と自分を縛っていきます。かつては社会や会社が与えてくれるものに乗っていれば幸せになれました。しかし、今は何が自分にとって幸せなのか、自ら考え、選ばなければ満足感を得られない時代です。
・そこで大事になってくる価値観が「持てるけれど、持たない」という感覚です。必要な物を持ち、いらない物は持たない。個人個人がそのバランスについて真剣に考えること。それがこれからの幸せな生き方の土台となります。我慢して持たない生活とは異なる。
・好奇心よりも諦めの気持ちが先に立ち、新しい体験やチャンスを前にしても「いや、やつてみてらいいけど、まあ、このくらいでしょう」と尻込みしてしまう。この知った気になる、わかった気になるというのは人生においてマイナスにしかなりきせん。夙しらせずに知つた気になるょりも、何事にも興味を持って行動する方が新しいインプットになる。大切なのは日頃の行動範囲から一歩外に出ること。自分が普段やっていないことをしてみること。それが思考のストレッチとなり、あらゆる状況に応じて対処できる柔軟性を育みます。
・貰うという行為は完全に受け身たからです。持つ必要のない物を受け取ること、特に欲しくない物を無料だからといって手にしてしまうこと。安易に何かを受け入れてしまうのは、自分で判断するのを放棄したのと同じこです。
・同じであることは、ラクであることとつながっていますが、わたしは定期的にラクな状態を壊すことも大切だと思っています。
・年賀状が途切れ、お中元やお歳暮の行き来がなくなり、それで付き合いがなくなっていくようなら、元々、薄いつながりだったということです。
・交流会などで「この人は!」と感じた相手とは「今度」「そのうち」「近いうちに」ではなく、知り合ったその場で次に会う約束をし、スケジュールを入れてしまう。人との縁がタイミングによって大きく左右されることを知っていて、直感的に行動を起こします。加えて、重要なのは「誰を知っているかではなく、誰に知られているか」です。目指すぺきは、自分が頼るのではなく、むしろ相手から頼られるような関係です。
・長文でメー十を送ってくる人。彼らは、長いメールは書いている「自分の時間」たげでなく、読んでしる相手の時間」まで奪うことになることを理解していません。また、メールの文章がずるずると長くなってしまうのは、自分の思考が整理されていない証拠でもあります。
・好きと仕事の関係で大前提となるのは、いきなり好きなことを仕事にしてはいけないということです。まずは個人としてきちんと稼げるビジネスのスキルを身につけ、好きなことを趣味として自由に楽しめるライフスタイルを作りあげていきましよう。
・会社で働く人にとっての試合とは?と考えた場合、通常の業務そのものが試合と言えるでしょう。プロのスポーツ選手と比べると、会社員が行う試合の回数は多く、プレー時間も長く、出場機会にも恵まれています。試合のための練習は「勉強」になる。勉強をしないで業務をするのは、練習をしないで試合をするのと同じこと。
・目分にとっての「仕事」と「作業」は何かを区別し、「仕事」に労力を注いでいきましよう。というのも、与えられる仕事の中には、重要な「仕事」がある一方で、意外と多くの「作業」が交じっているからです。「仕事」と「作業」を見分ける判断基準となるのは、「それが成果につながるか?」という視点。
・あなたは「お金がいくらあったら安心ですか?」と聞かれたら、いくらと答えるでしょうか?この質問に、「今の倍欲しい」と答えてしまう人たちは、幸せな暮らしを実現するために自分のやるべきこと、やりたいこと、本当に必要なモノがわかっていません。
Posted by ブクログ
物欲で幸せは訪れない。
東京を真似て地方には特色がなくなった。
日産のCM、矢沢永吉のコメント。
これが一番響く言葉だった。
家を資産と捉える考え。
よく聞くけど、家族の生活の場所であることを忘れてないかな?
Posted by ブクログ
レバレッジシリーズで有名な本田直之さんが書いた、一度きりの人生に必要なものを見定め、周りに振り回されず生きるための一冊。
ハワイと日本に拠点をおき、ヨーロッパ等にも旅行するというデュアルライフを実現した本田さんの人生観は、見習うべきところが多かった。
自称、極度の面倒臭がり屋という本田さんは、ただ単にしたくないからしないとか、嫌いだから関わらないとかいったレベルではなく、あとで面倒臭くならないために、先にシステムをつくって自動操縦にしたり、30~40代で羽を伸ばすために20代では脇目も振らずに勉強したりと、単なる自己中とか、わがままとは違う先見の明を感じる。
仕事や飲み会、友達と嫌々ながら関わる時間やお金の使い方をしっかり改め、その代わり、自分のプラスになるような仲間やモノ、空間に関しては、投資という意味あいで使うべきものに対しては、しっかり時間とお金を使う。
そういった徹底した人生観があるからこそ、唯一無二の自分の価値を作り、当たり前に聞こえるかもしれないが、自分の人生を自分の人生として生きていけるのだろう。
集団の中の一人ではなく、そういった個人を作り上げた人の魅力は、人を惹き付けるだけでなく、これから必要とされる人財となるんだと思う。
Posted by ブクログ
今までに何冊か読んできている、本田氏による人生訓の本です。以前の本では、お金持ちはどの様な考え方をしているか、という点に絞った本ですが、今回はもっと大きなテーマで、人生を素晴らしいものにするためには、何を残すかというものです。
残すためには、捨てることが必要で、そのためには、捨てる基準を持つ必要があります。
残すべきものを決めるために、考え方・モノ・人間関係・仕事・お金、の面からアドバイスがなされています。特に、考え方・人間関係については、考え直す岐路にあるのかもしれないと思いました。
以下は気になったポイントです。
・自ら考え、選択し、幸せに、自由に暮らしていく生き方の提案、それが「持たない生き方」である(p4)
・持たない生き方にとって大切なのは、自分で選択しているかどうか。何を望んでいるのか明確にわからないのなら、まず「やりたくないこと」だけを紙に書き出す(p8)
・人生は一つの壮大な実験である、正解でも不正解でも、成功でも不成功でも、そこで得た経験はあなたの財産となる(p10)
・他人と自分を比べて、「自分はあの人のようにできない」などと考えるのは、誰かの作った価値観で自分を縛っているのと同じ(p28)
・正しいのはいつも現実、時代が悪い、世の中が悪いと言っていても状況は何も変わらない(p33)
・海外の教育の現場を見ていて「いいな」と思うのは、生徒たちが先生の言っている事を真に受けず、別の見方がある・先生も間違う、という前提に立って議論をする文化が根付いている(p35)
・柵の内側と外側の視点、この2点の視点を持ちながら、自分がどちらに向いているタイプなのかを見極めること、その1つの判断基準になるのは、仕事に対する態度(p37)
・動き出す前に「正解」を探している人は、動き出せない。できた人は確かな答えなどわからないまま動き出し、できなかった人は正解を探して足踏みしている(p42)
・大事なのは、本気で自分で考えを突き詰め、小さなことから試していくこと(p54)
・「持てるけれど、持たない」という価値観が大事、モノがなくても我慢して生きる、少ないお金でやりくりする、節約するというのは、旧来の価値観に引っ張られているので、劣等感を抱いたままになる。自分らしいスタンダードを自らの手で構築する、それが何を選択するか(p59)
・収入が増えた時ほど、物ではなく経験に投資する。身につけるものではなく、あなた自身のレベルを上げていく(p69)
・以前の1.5倍ほどの広さに、今までの3分の1の物での生活となるので、すがすがしい解放感を得ることができた(p72)
・短期的な目標とは別に、もう少し人生そのものにかかわるような長期的な視野に立ったテーマを掲げている、そのメリットは、行動力・実行力が増すことになる(p76)
・本当に必要な人とのつながりとは、お互いに情報を交換し、人を紹介し合い、刺激を受けながら、共に成長していけるような関係である(p99)
・重要なのは、「誰を知っているかではなく、誰に知られているか」(p99)
・異業種交流会は、会に参加するか、自分で会を立ち上げるかの違いにある。守るルールとして、参加者を「完全紹介制」にする、同じ目標を持った人が集まるようにする(p100、101、103)
・用意されたつながりを価値あるものにできるかどうかの違いは、あきらめずに目標を追い続けられたかどうか(p108)
・自分自身で決めないと、失敗を糧にできない。言い訳ばかりがうまくなる負のスパイラルに陥る(p111)
・添付ファイル付きのメールは、先に一瞬で読めるようなサマリーにまとめて、相手から興味があるという反応があって初めて送るべきもの(p121)
・労働時間の長い人の共通点は、1)成果につながらない作業の多さと、それにかける時間の長さ、2)やらされ感を持って仕事をしている(p126)
・長時間労働をしないようにするには、仕事のゴールを見据えて、何のためにやるのかを問う習慣を持つ。締め切りを設けて、成果から逆算した時間割を作る。(p127)
・普段の環境とは異なる場に身を置くことが、自分の枠を広げ、結果的に仕事の質を上げていくことになる。インプットに心掛ける(p129)
・時間があったら勉強しよう、暇ができたら本を読もう、休みが取れたら人と会おう、と思っていたらいつまでたってもインプットのための時間が取れない(p131)
・働く場所に縛られたくないと考えているなら、テクノロジーとデジタルツールを使いこなすスキルに投資をするべき(p139)
・会社の中だけで通用するスキルから、IT・語学力・公的資格などの「どこに行っても通じる汎用的なスキル」を身につけること(p141)
・好きなことを仕事にするのではなく、個人としてきちんと稼げるビジネススキルを身につけ、好きなことを趣味として自由に楽しめるライフスタイルを作り上げる(p147)
・スポーツマンが練習をして試合に臨むように、ビジネスパーソンは「勉強」をして試合(仕事)に臨む(p149)
・会社の外でも通用する人に共通しているのは、練習量の多さと、練習への取り組みを知っている点にある、「量が質に変わる瞬間」を経験しているので、ますますトレーニングという自己投資に時間を使う(p150)
・仕事と作業を見分ける判断基準となるのは、「それが成果につながるか?」という視点(p153)
・新しい幸せの価値観に気づいた人たちはすでに、ライフスタイルを変え始めている。様々な体験を得て精神的な充足を得るため、労働時間を減らし、必要以上に働かない方向へシフトする。自分にとって何が必要なモノかを選択して、買いたいものを買えるかどうかを満足の基準とする(p163)
・支出は、投資・消費・浪費の3カテゴリーがある。投資はリターンがある、消費は使ってゼロになるもの、浪費は、マイナスになる使い方(p165)
・モノを得るために必死に働くのではなく、経験や体験にお金と時間をかけるライフスタイル、買った瞬間から価値が落ちていくモノには手を出さず、支出と収入の間にイイバランスをとりながら、自分自身を高めていくためにお金を使っていく(p167)
・変化にいち早く対応するのは、いつも若い世代である。彼らは批判の対象ではなく、学ぶべき対象である(p177)
・人生で大切にしている点は、1)自分で考え続ける、2)過去の常識をリセットする、3)実験をし続ける、4)少しの勇気をもつ(p185)
2016年4月24日作成