起業副業について調べる中、おすすめで出てきた本。キャッチーなタイトルではあるが、かなり本質的な内容にも触れられており、示唆深いよき本。
今で言うアジャイルの発想もしっかりと織り込まれている。起業というが本源的なビジネス全体論とも言える本。後半明らかに 1万円から離れて本質論へ進んでいる印象笑
一方
...続きを読む1万円で気軽にというコンセプトからか、競争優位性の議論はあまりなく、どうセールス・マーケでうまくやっていくかに関する議論が中心。
メモ
・本書の主なテーマは自由と価値
・ 1万円起業の基本モデル
情熱主導型 趣味や夢中から生み出されたもの
超低コスト
利益が少なくとも年間 5万ドル
特別なスキル不要
収支の完全公開
従業員 5人未満
・マイクロビジネスがうまくいく3ルール
共通部分を探す 他人の興味とあなたの情熱
スキルを転用する
魔法の薬 情熱スキル+有用性=成功
・立ち上げに必要なたった3つのこと
製品サービス
顧客
サービスとお金の交換場所
・価値とは交換や努力によって生じる望ましく役にたつもの。消費者が感じる感情的な必要性に結びついていることが大切
・どこでもベネフィットを作り出す3戦略
隠れた本音を掘り起こせ(いうことと本当に思っていることは違う場合あり)
顧客をヒーローにしよう
人が買うものを売ろう
・(情熱+スキル)×(問題+市場)=ビジネス機会
・顧客を見つける確実な戦略
人気のある趣味、流行をつかむ
欲しいものを顧客に聞く
・売り出し実行時のルール
市場性の高いアイデアを選ぶ
費用を抑える
まず売ってみる
作る前に市場を確かめる
最初の結果によって変えるべきところは変える
・断れないオファーの条件
人が欲しいものと欲しいと言うものは必ずしも同じでない
ほとんどの人は買うのが好き。買わされるのは嫌がる
背中を押す
・オファーフォーマット
プライマリーベネフィット(これはとてもすごい)
セカンダリーベネフィット(こんなこともできる)
懸念に対する対処(何も心配する必要はない)
行動促進(迷ってないと決めるといいことありますよ)
・関係可能性。自分をストーリーの登場人物の1人と捉えられるか。
・収益性を高める3つのルール
コストではなくベネフィットに基づく価格
(限定的に)何種類かの価格を提案しよう
2回以上稼ぐ
・大きな変化につながる微調整
1アクセス量(関心)を増やす
2コンバージョン率を上げる
3平均販売価格を上げる
4お得意様への販売量を増やす