福沢諭吉のレビュー一覧

  • 学問のすゝめ

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    大学時代に輪読したのを、読み返してみた。

    結局、「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとにより出来るものなり」の一文に尽きる。
    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」が一人歩きしてしまってる。。
    本来は平等なはずなんだけど、実際は貴貧の差が出てしまっていて、その原因は学の有無だから、学問に精を出しなさいっていう、意味なんだけどなぁ。。

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    2022年06月13日
  • 福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

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    福沢諭吉の『西洋旅行案内』の現代語訳と著者の解説。
    日本には牛車があったのだから馬車も驚かないと思ったが、馬車には驚いたとか、ひとつひとつ当時の日本人の常識に「へー」と思う。
    そして、日本がこのとき外国では……?と世界史と結びつけて考えるのは難しいのだが、日本人の西洋旅行記なので、当時の日本の様子と、当時の外国の様子がわかるのも本書の特徴かと思う。
    そうか、幕末の動乱期はアメリカの南北戦争前後になるのか。福沢諭吉が南北戦争の直前にアメリカに行って、さらにその6年後にアメリカに行ったので、その前後の様子の描写が楽しく読める。
    西洋では日本で働くことはできるか、行くことはできるか、と話しかけられた

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    2022年04月28日
  • 福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

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    福沢諭吉のイメージが変わった福翁自伝から読んでみたくなった本。西洋旅案内の現代語訳。昔の人も賢いなと思った。

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    2022年01月18日
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために

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    購入済み

    志高く

    強さとは何かを教えてくれました。

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    2021年11月09日
  • 学問のすゝめ

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    ネタバレ

    今にも通じるものがたくさんある本だった。もちろん「天は人の上に人をつくらず、、」の言葉とか、ノートに書き留めたいことがたくさんあった。ちょっと難しいイメージだったけど、注釈もあってなんとか読めてよかった。

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    2021年07月12日
  • 福翁自伝

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    つい先日、ちくま新書から出ている「現代語訳 学問のすゝめ」を読み、福沢諭吉という人物に興味を持った。
    そこで現代風の解説ではなく、当時日本の動乱の時勢とともに生きた「リアルな諭吉さん」を知りたいと思い、この本を読むことにした次第。

    馴染みのある現代語ではないので若干読みにくかったものの、「現代語訳 学問のすゝめ」では味わえない雰囲気、緊張感があった。
    そしてその緊張感の中でこそ、真剣に日本という国を心配する福沢諭吉の姿、想いが、実感となって理解できた気がした。
    これは歴史の教科書や、現代人向けに書かれた解説本ではできない読書体験だと思う。

    さてまた、福沢諭吉はただ西洋文化を重んじて、徳を好

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    2015年05月31日
  • 現代語訳 福澤諭吉幕末・維新論集

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    勝海舟や榎本武揚を批判した痩せ我慢の説など収録。ちゃんと批判した相手に文章を送っているあたりが現代人のブログと異なり正々堂々としている。
    内容の正誤は兎も古びない描写は流石。

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    2013年06月22日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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    人生で初めて学問のすすめを読んだ。他と比較することは出来ないが、読みやすい現代語訳だったと思う。
    社会に貢献するのが、人間の存在意義であり、そのために学び、自立するんだ、という話は、現代には更に求められる思想である。
    良民の上に賢政、愚民の上に暴政、というのは最もで、この国の在り方に無関心な、政府丸投げの国民ばかりだと、政治家も政治も大したことがないというのは、いつの時代も変わらない。
    もっと若いころに読んでおきたかったが、今の年齢で読むと意味が良く分かる書籍だった。

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    2012年10月28日
  • 現代語訳 福澤諭吉幕末・維新論集

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    「福翁自伝」や「学問のすすめ」では分からない福澤諭吉の一面が強烈に分かる本。勝・榎本を一蹴し、西郷を守るための論陣をはる。武士として大切な「やせ我慢」の大切さを説き、官僚偏重ではなく民の重要性を説く。破天荒な福澤らしい主張が小気味よくまとまっている。

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    2012年05月01日
  • 福翁自伝

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    福沢諭吉先生の素顔。臆病で熱くて自由でお茶目。それが面白くて楽しい一冊。福沢諭吉先生はお札だけじゃない(^_^)

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    2012年03月03日
  • 学問のすゝめ

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     1872年という明治初期に書かれた書物にも関わらず、現代にも通じる-なんて紋切り型の言葉に違和感を覚えずにいられないのは、先に『福翁自伝』を読んだ為か。そもそも、福沢諭吉は権威や立身出世とやらに無頓着で、旧態依然とした体制や大衆とやらにとにかく「渇だ渇っ!」と言いたかっただけなのだ。
     しかし、こうやって誰もが名前ぐらいは知るこの書物を読み解くと、実体は学問論というよりは当時の社会全般にたいする考察と提言といった面に主が置かれているのは意外だった。種々洋楽書物を参照しつつ、冴えた/醒めた目線で古き習慣を奮いにかけ、平易にアイロニーをまぶして語るその口調は、「学問は実学であり、実用されてなんぼ

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    2011年12月18日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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     名前は知られていても実際にはあまり読まれてない本の一つである学問のすすめを簡易な言葉で書かれているため30分くらいでさくっと読める。
    学問とはなにか?それは読書・勉強の類のみではない。実際の生活を誠実によりよく生きるために必要なことすべてである。従ってお金の管理も一つの学問である。自立することの大切さを説く。平穏無事に日々を生きるだけでは自立しているとはいえない。国家・社会のために何をなすべきかを考え実際に行動することが必要なのである。本当の意味で自立した国民が増えれば日本はもっとよくなるし、世界の国々の手本となれるはずである。

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    2011年03月23日
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために

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    訳者が解説のタイトルがこう書いてあった
    「百冊の人生書よりも『学問のすすめ』」と


    本文を読む前に解説を読むことが癖となりつつあり
    はじめに訳者の解説を読んだ際、「大げさな!」と感じたが
    読んでいくと、その時代の状況を分かりやすく書かれてあり、
    なおかつ、人々はどうすべきかを明快に述べていた


    書いていたのが腑に落ちる
    と妙に納得できる本だった

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    2010年10月01日
  • 学問のすゝめ

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    先行きの見えない今のような時期に、

    学問のチカラをわかりやすく教えてくれる本。

    あの、「天は人の上に人を造らず〜」

    の部分が有名な、一万円札の人の本です。



    イメージは取っつきにくそうだけど、

    読みはじめたら、一気に読んじゃいました。



    運営主体と運営客体の関係や

    価値観が変わる時代の生きかたなど、

    いま読んでも、あまり古さは感じません。



    あらためて読んでみると、

    いろいろと感じるところがあるかもしれませんよ。

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    2009年10月04日
  • 学問のすゝめ

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    ・賢人と愚人の差との別は、学ぶと学ばざるとによりて出来るものなり。・今の政府は官員の多きを患ふるなり。事を簡にして官員を減ずれば、その事務はよく整理して、その人員は世間の用をなすべし。一挙して両得なり。(=役人を減らすことが、かえって政府の事務を整頓させる上、有用な人物を民間に回すことになって、両得である。)・学問に入らば大いに学問すべし。農たらば大農となれ、商ならば大商となれ。学者は松庵に安ずるなかれ。(=諸君は小さな生活の安定に満足してならぬ。)・活用なき学問は無学に等し。ってところが特に印象に残った。福沢諭吉って、世界の動きを見て、蘭学ではなく英学に転向することを決意したり、文章がいろん

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    2009年10月04日
  • 独立のすすめ 福沢諭吉演説集

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    福沢諭吉の考え方、思想を理解する上で最初に読んだ方が良いと思う良書。
    知識交換により、民主的なより良き法治国家を作って行こうとする諭吉の気概が感じられる。
    また、酒池肉林の宴会を止めよ、法律を学ぶ事の重要性を説いており、共感できる点が多かった。

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    2023年02月25日
  • 福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

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    明治維新前に3回も海外へ行ったのに驚いた。
    色んなことを調べて、本では分からないことを、聞き回って、情報収集していたのはすごい。
    明治では官職につかずに、英語塾を開いて、次世代の人材を育てたのは、海外を見て日本の官僚に幻滅したからだろう。
    英語塾に手塚治虫の祖父 良仙が医師の卵としていたのは、初めて知った。良仙は遊郭遊びにうつつを抜かしていたのに笑った。

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    2021年09月20日
  • 学問のすゝめ

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    ●当時の気風などについては不勉強なのだが、「貴賎上下の差別はなく、人々は一身独立を成すべきで、それが一国独立への道である。そして、独立するためには、実学を身につけることが肝要である」といった著者の主張はどれほど画期的で、どれほどの影響を与えたのだろうか。

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    2018年10月23日
  • 福翁百話 現代語訳

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    it's amazing, prefer cosmic to time. i know this book, his modern essay can't get box-office.

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    2017年07月01日
  • 福翁自伝

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    Yukici Fukuzawa, he is good talker with clever. he can operate english, dutch and the Analects of Confucius. he want to up behave, hurt and study with japanese. that's quotable! anyway, missing page at 150page?

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    2017年05月05日