福沢諭吉のレビュー一覧

  • 福翁自伝

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    当時の空気感が伝わってきます。福翁の駄目なところも語っています。
    これほど面白い自伝はありません。読んで損はないと思います。

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    2025年09月02日
  • 福翁自伝

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    ネタバレ

    ・自身独立自立自活
    ・ドンなことがあっても一寸でも困ったなんて泣き言を言わずいつも悠々としている
    ・他人の熱に依らぬ
    ・まず獣身を成して後に人心を養う
    ・根気よく勉めて迷わぬ者が勝ちを占める
    ・温和と活発
    ・自身の既往を顧みれば愉快なことばかり

    なんてジメっとしたところのない方なのでしょう。
    ブレなく
    迷いなく
    先を見通して
    普遍的かつシンプルな
    「issue」を教えてくれる

    咸臨丸 万延元年のアメリカ
    幕末、明治維新
    なんで日本は侵略されなかったんやろう

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    2025年01月25日
  • 福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

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    福沢諭吉が1859年に自信最初の海外渡航を経て明治維新が起きる前まで三度わたる海外経験を旅行ガイド本として出版した西洋旅案内を現代語訳した。

    福沢諭吉が初めて海外に行ってから150年しか経っていないというのも意外と驚くところだが、当時日本の感覚からしたら福沢諭吉はかなり好奇心旺盛で積極的に英語を学ぼうとするなどしていた。
    当時の日本事情や欧米の力関係を知れる良い一冊である

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    2021年09月03日
  • 福翁自伝

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    友人の手紙を捏造して宿屋にツケで泊まる、酒を止めようとしていたら友人に煙草を勧められて両方止められなくなった、藩に黙って禁書を写本する、etc..

    なんて国際センスのいいチャーミングなおじさん!
    身近に感じたし、自分も何かできると勇気づけられた。

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    2020年11月12日
  • 福翁百話 現代語訳

    購入済み

    福翁百話

    現代にも通ずる話がてんこ盛りだった。

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    2024年04月10日
  • 学問のすゝめ

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    福沢諭吉はおもしろいよってよく聞いたきたけれど、いやホントに面白いわ。

    これが今から150年近くも前に書かれたことが信じられない。
    本当に現在でも十分にリーダブル。
    夏目漱石もそうなんだけれど、「いま」の僕たちのことを語っているようにしか思えない、そんなエキサイティングさがある。
    まあ、逆に言うと、一世紀以上、日本(人)は本質的な問題を改善できていないということなんだろうけれど。

    しかしそれとは別に、福沢諭吉を(それほど難解ではないとはいえ、それなりの文語文を)ある程度それなりに読みこなし、面白いと思えるようになった自分に、多少の成長を感じる。
    やっぱり亀の甲より年の劫、だなあ(笑)

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    2020年08月26日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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    福沢諭吉の名著『学問のすすめ』を、わかりやすく現代語に訳してヨコ書きレイアウトで表わした本。

    本書は、20代から40代のビジネスマンに向けて発信するという意図からヨコ書きレイアウトになっています。

    自立とは自分の人生を自分の足でしっかりと歩むこと。自立するために人は学び続けなければいけません。その重要性を福沢諭吉は『学問のすすめ』を通して熱く説いています。

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    2020年01月01日
  • 福翁百話 現代語訳

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    ネタバレ

    先人の功績によって今の生活がある。感謝の気持ちを忘れない事。我々がすべき事は、その恩に報い、次の世代がより生きやすくなるよう、努力を積み重ねていく事。

    世界は全て宇宙の法則で成り立っている。
    万物は平等であり、人間はその構成員にすぎない。無力な存在であることを自覚し、コントロールできない事には手をつけず、できる事をしていく。

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    2018年08月04日
  • 学問のすゝめ

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    学問のすすめというのは冒頭の文がえらく不自然に切り取られたことでだいぶ有名な本ですが、それにしても「といへり。」を削ってしまうのはずいぶんな暴挙ではないか。
    高校時代に一読したきり再度読まないものだから、今になって中身を説明せよと言われてもなんだっけという情けない有様ですが、けれどもこの本が、現代にも通ずる本だというのは今でもハッキリと信じており、当時の激動の時代にこういう人がいたということをみんなもっとよく(決して紙幣を通じてだけでなく)知っておくべきだとも思うわけです。

    こういった知識人をきちんと生かしておける社会というのがよい社会だと思います。
    こういった人間を再生産できる社会というの

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    2017年03月13日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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    ネタバレ

    チェック項目3箇所。ただ君がめざすべき大切な道は、心を養い、行ないを正し、「勉強したい!」という強い意欲を持ち、好奇心を持ってさまざまなものにふれ、知力と真心を備えることだ。外国に対して自国を守るには、国民の自立こそが最も重要だ、自立心がある者は愛国心を深く持つが、自立の気力のない者は愛国心など持ちようがないということだ。なぜ、人は他人の幸福を妬み、他人が不幸になることを願うのか? その原因として、唯一考えられるのが貧困だ。

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    2014年04月20日
  • 福翁自伝

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    あまりに面白かったので2度繰り返して読んだ。どこが面白かったかと言うと、江戸時代の武士たちの生活や話し方が作者の話し言葉によって生き生きと描かれている。また彼はアメリカに2回ヨーロッパに1回行っているが、その時の驚きや刀を差した侍たちがどう感じたか面白おかしく書いてある。意外と福沢は臆病者で、辻斬りとか追いはぎとか暗殺者を非常に恐れている。明治維新の頃洋学者はいつも尊王攘夷に命を狙われていたのだ。スリルとサスペンス、昔の生活風俗よりもよくわかって面白いだけではなく、福沢諭吉の心の優しさや家族や師弟の愛に感動した。
    ただ昔のこと、放送禁止用語がまだなかった時代なので、韓国人や被差別部落の方、ハワ

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    2014年01月17日
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために

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    この本は100冊の人生書より一冊の「学問のすすめ」記事を見て読んでみました。明治時代のベストセラーという事もあり中身は濃いです。「天は人の上に人を作らず、人の下にひとを作らず」は有名ですがその続きに「ではなぜ貧富の差が起きるのか」という言葉は知られていないのではないでしょうか?私も知らなかった一人です。その原因は学問を志したか、しなかったから、要は勉強したか、しなかったかにかかっくる。自分の行動の責任は重い。多くの範囲で役に立つ内容だと思います。

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    2010年10月07日
  • 学問のすゝめ

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    「学問のすすめ」をひとつすすめるとしたらコレ。解説が充実していて、時代背景や当時の用語の意味合いを知ることができ、「学問の~ワールド」が大いに拡がる逸品。

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    2010年03月12日
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために

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    福沢さん、サイコーです。100年以上も前に書かれたはずの内容が新鮮に感じます。
    当時、諭吉さんが国民に訴えていたことが、現代の国民に対してもまだ通じると思ってしまったのがちょっと残念です。
    日本は経済大国と言われるまでに成長してきたが、それはごく一部の賢者たちのおかげにすぎない。
    当時も今も大半の国民は、受け身でなんらかわっていないのですね。。。
    自分もまだまだだけど、家族や友達、職場の人も自分のまわりみな独立精神が強くないようです。
    この国の国民性と言ってしまえばそれきりですが、自分は少しずつ自分の道を歩いていけたらと改めておもえてうれしいです。
    良書です。

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    2009年10月04日
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために

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    私は、慶應出でも大分出でもないが、
    以前から、福沢諭吉という人に興味を持っており、いつか読んでみようと思いつつも、私が果たして明治時代の書物を読んで理解できるかどうか…というところに疑問をいだいていたのだが、そんな私に、ぴったりの本。
    福沢と勝とどちらが、どうというのは、その時代に実際に生きていなかったので良くわからないのだが。
    過去の偉人たちや出来事を一見批判していると思われる文章でも、福沢の真意というのを、わかりやすく解説してくれているこの岬さんも素晴らしいと思う。
    そして、この岬さんと言う方も、またお国は知らないが、諭吉と違う、慶應ではなく、早稲田出身というところが、またとても信頼できる

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    2009年10月07日
  • 学問のすゝめ

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    解説が良い!福沢諭吉の考えを紐解くの多い参考になる。

    実学=実用or実験実証

    賢者と愚者、富者と貧者をわけるのは学問をしたかしないかである。

    学生頒布の趣意書(1872)に綴られてる
    ?教育の機会均等
    ?実学主義
    ?個人主義
    と福沢諭吉の考えとを関連付けて述べられてる箇所がわかりやすく興味深かった。

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    2009年10月04日
  • 福翁自伝

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     幕末から明治にかけての激動の時代を生きた福澤自身の歩みを綴った作品である。彼は幼少期から向学心に燃え蘭学を学び、やがて欧米を視察する機会を得る。異文化に触れる中で日本の近代化に必要なのは「学問」であると確信した。
     帰国後慶應義塾を創設し人々に「独立自尊」の精神を説いた。その生き方は既成の枠にとらわれず自ら考え行動する姿勢に貫かれている。
     現代に生きる私たちもまた周囲の常識や他人の評価に縛られることなく自分なりの志を持ち自分の道を切り開くべきだろう。福澤の生き様は時代を超えて「自分を枠にはめるな」という力強いメッセージを私たちに投げかけている。
     日記、自伝、自分史、市井のそれぞれに時代と

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    2025年03月12日
  • 独立のすすめ 福沢諭吉演説集

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    率直に言うと、『慶應義塾すげー』です。志の強さが芯に入ってる演説集。難しい言葉も若干入ってますが、章末に編者による要約が入っていて読み解けるようになってます。日本語なのに英語を紐解いてるかんじ。
    ほぼ三田演説館(当時使われてた慶應の三田にある施設で、今は原則中に入れません)で話された内容が入ってます。私が慶應の通信に通ってた時、たまたま授業で三田演説館の中を見る機会がありました。演者と聴講席が近くステンドグラスを通って入ってくる光が美しい場所。この演説集に載っているような熱意あるスピーチが行われた場面を想像できたのがうれしかったです。
    章のはじめは明治時代の初期で、歴史上じゃないリアルな江戸の

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    2024年07月25日
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために

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    個人の独立心が必要だ。他人の意見に流されるのではなく、他人に媚びるのではなく、自身で判断できるようにならなければならない。
    独立心が無いと、他人に頼る。頼ることが当たり前になって、自身の不遇を他人の責任にするようになる。
    集団全体にそういった意識が増えると、集団が腐って行く。

    私にできることは、自身の独立心を高めること。そして、人の独立心を高めるように助けること。
    そのためには、学び続けることが大切だと思う。難しい言葉を学ぶということではなく、生活を高めるために学ぶのだ。
    その生活とは、私個人の生活を成り立たせるというわけではない。他者の生活に貢献し、集団全体の生活をより良くするということで

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    2024年07月21日
  • 福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

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    福沢諭吉が書いた「西洋旅案内」を現代語訳とともに解説を読み進めていくもの。

    150年前の西洋や欧米の文化に触れた日本人の様子の面白いこと!興味津々の諭吉に対して保守的な人も共に旅していて(当たり前だが)、その対比もまたいい。
    現代語訳だから難なく読めるし、解説でより当時を理解できる。

    項目も細かくわけてあって読みやすかった。

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    2024年04月13日