福沢諭吉のレビュー一覧

  • 福翁自伝

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     幕末から明治にかけての激動の時代を生きた福澤自身の歩みを綴った作品である。彼は幼少期から向学心に燃え蘭学を学び、やがて欧米を視察する機会を得る。異文化に触れる中で日本の近代化に必要なのは「学問」であると確信した。
     帰国後慶應義塾を創設し人々に「独立自尊」の精神を説いた。その生き方は既成の枠にとらわれず自ら考え行動する姿勢に貫かれている。
     現代に生きる私たちもまた周囲の常識や他人の評価に縛られることなく自分なりの志を持ち自分の道を切り開くべきだろう。福澤の生き様は時代を超えて「自分を枠にはめるな」という力強いメッセージを私たちに投げかけている。
     日記、自伝、自分史、市井のそれぞれに時代と

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    2025年03月12日
  • 学問のすゝめ

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    恥ずかしながら初めて読みました‥‥。
    もっと狭義的な意味での「学問」について触れているのかと思っていたが、知識、見聞、見識、学習、経験など、人間に備わった知性をどう活かすかを説いた先進的な啓蒙書だった。当時、10人に1人が読んだという事。封建制度が抜けきれない明治初期の人たちはさぞかし驚いただろうな。

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    2025年02月02日
  • 新訂 福翁自伝

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    福沢諭吉の著作といえば学問のすゝめが有名で、これはこれで読み応えもあり、勉強のモチベーションが下がった時に読み直したくなる名著なのですが、この福翁自伝も面白い。
    何事もズバズバと物申していく様や若気の至り?での後悔など、エピソードが盛りだくさん。口語体で読みやすくわかりやすい。

    節々に才覚を発揮する天才エピソードもあり、さすがだなぁと思いつつ、どこか共感できる節もある一冊

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    2025年01月05日
  • 学問のすゝめ

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    自己啓発の先駆けといってもいい本。
    当時の売れ行きの凄さ。また、内容の苛烈さによる批判に対する、福沢諭吉の論説返しなど、自分自身知らない部分があって面白かった。
    本の内容を鵜呑みにするのではなく、現代に即した読み方をして学ぶことが大事だと学べました。
    論語読みの論語知らずにならないように気をつけましょう。

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    2024年12月19日
  • 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想

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    ネタバレ

    人生で役に立ったことを学び続けろ。自分の考えや軸を持ち、何事も学問で対抗していけ。
    時代背景を使った例が多かったけれど普遍的なことがかなり書かれていた。同時に当時の時代の考え方も色濃く残っている。世の中を知るために最新のテクノロジーや政治などを改めて学びたいと思った。

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    2024年09月15日
  • 新訂 福翁自伝

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    ネタバレ

    今回(2024年)1万円札が渋沢栄一氏に変わった。それでなんとなく、これまで万札のシンボルだった福澤諭吉さんの伝記を読んでみたくなった。「福翁自伝」には、「幼少の時」から「老余の半生」までが、徒然につづられている。

    両親から受け継いだ頭脳は、遺伝子的にも優れた頭脳だったんだろうなと思うが、その頭脳に本格的にスイッチがはいったのは、14~5歳のころという。それまでの読書嫌いが、漢書にハマってしまい、それまで眠っていた好奇心が一気に爆発する。経書、論語、孟子、詩経、書経、蒙求、世説、左伝、戦国策、老子、荘子、史記、前後漢書、晋書、五代史、元明史略などを次々と読破、特に左伝は全巻を11回読んで、と

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    2024年08月27日
  • 独立のすすめ 福沢諭吉演説集

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    率直に言うと、『慶應義塾すげー』です。志の強さが芯に入ってる演説集。難しい言葉も若干入ってますが、章末に編者による要約が入っていて読み解けるようになってます。日本語なのに英語を紐解いてるかんじ。
    ほぼ三田演説館(当時使われてた慶應の三田にある施設で、今は原則中に入れません)で話された内容が入ってます。私が慶應の通信に通ってた時、たまたま授業で三田演説館の中を見る機会がありました。演者と聴講席が近くステンドグラスを通って入ってくる光が美しい場所。この演説集に載っているような熱意あるスピーチが行われた場面を想像できたのがうれしかったです。
    章のはじめは明治時代の初期で、歴史上じゃないリアルな江戸の

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    2024年07月25日
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために

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    個人の独立心が必要だ。他人の意見に流されるのではなく、他人に媚びるのではなく、自身で判断できるようにならなければならない。
    独立心が無いと、他人に頼る。頼ることが当たり前になって、自身の不遇を他人の責任にするようになる。
    集団全体にそういった意識が増えると、集団が腐って行く。

    私にできることは、自身の独立心を高めること。そして、人の独立心を高めるように助けること。
    そのためには、学び続けることが大切だと思う。難しい言葉を学ぶということではなく、生活を高めるために学ぶのだ。
    その生活とは、私個人の生活を成り立たせるというわけではない。他者の生活に貢献し、集団全体の生活をより良くするということで

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    2024年07月21日
  • 新訂 福翁自伝

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    ライバル校の創始者なの今まで読むのを躊躇っていたが、意外に読みやすく、福沢諭吉に親しみを感じてしまった。ユーモアのセンスが素晴らしい!諭吉さん、こんなにチャーミングで面白いおっさんだったのか。大酒飲みというのも親しみが持てる。当時の歴史を知るのにもいい一冊。

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    2024年05月24日
  • 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想

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    基本的人権のこと、なぜ改めて説いているのか考えたら、江戸時代は身分制度があったからなんだね。議員制民主主義のこと、男女平等のこと、学問の必要性など、現在の日本の思想の基本を説いている本。今読んでも素晴らしい。

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    2024年05月21日
  • 福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

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    福沢諭吉が書いた「西洋旅案内」を現代語訳とともに解説を読み進めていくもの。

    150年前の西洋や欧米の文化に触れた日本人の様子の面白いこと!興味津々の諭吉に対して保守的な人も共に旅していて(当たり前だが)、その対比もまたいい。
    現代語訳だから難なく読めるし、解説でより当時を理解できる。

    項目も細かくわけてあって読みやすかった。

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    2024年04月13日
  • 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想

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    訳者が現代語訳したことで、原文の切れ味の良さが表現しきれなかったと書いていたが、現代語訳でもすごく強い攻めた文章だなと感じた。女性に関する記述と、学問では、読書だけでなく実践を求めていく姿勢、闇雲に洋学をありがたがるのはどうかとヨーロッパと日本を置き換えてユーモアたっぷりに述べていた部分が印象に残った。しかし、付録の個人的なエピソードに関しては、真偽はともかく他人が大事にしてあることを無碍に扱うのは、非常に罰当たりで、よくないと思った。

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    2023年10月10日
  • 学問のすゝめ

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     言葉は少し難しいかもしれない。
     でも当たり前のことしか書いてない。
     これは難解な哲学じゃない。

     今の当たり前がまだ当たり前じゃなかった時代に「日本ヤバいぜ!」って叫んだ人の、これが等身大の素顔なのだろう。


     今でこそ誰でも知ってる名著だが、当時は相当批判されたそうな。福沢の自宅には脅迫の手紙が後を絶たなかったらしい。今ならSNSで槍玉に上げられて炎上するような感じだろうか。しかも巫山戯たハンドルネームでこれに応酬したというのだから面白い。どうやら後世の自分が想像するより余程やんちゃで破天荒な人だったようだ。

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    2023年06月28日
  • 学問のすゝめ

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    欧米諸国や中国に圧倒的に遅れをとっている、教育が劣化しているこの国の人間が今こそ再び手に取って読むべき。
    天は人の上に人を造らず…っていうフレーズだけ先行しているが、本来のメッセージは「貧富の差は学の差である」ということ。貴賤の差は生まれではなく、学問を納めているかどうか、そして実学とは書籍を読むばかりではなく…など、当時の体制も含めて痛烈に批判。原文は少々読みにくいが、噛み締めながら読むべき

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    2022年07月16日
  • 学問のすゝめ

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    大学時代に輪読したのを、読み返してみた。

    結局、「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとにより出来るものなり」の一文に尽きる。
    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」が一人歩きしてしまってる。。
    本来は平等なはずなんだけど、実際は貴貧の差が出てしまっていて、その原因は学の有無だから、学問に精を出しなさいっていう、意味なんだけどなぁ。。

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    2022年06月13日
  • 福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

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    福沢諭吉の『西洋旅行案内』の現代語訳と著者の解説。
    日本には牛車があったのだから馬車も驚かないと思ったが、馬車には驚いたとか、ひとつひとつ当時の日本人の常識に「へー」と思う。
    そして、日本がこのとき外国では……?と世界史と結びつけて考えるのは難しいのだが、日本人の西洋旅行記なので、当時の日本の様子と、当時の外国の様子がわかるのも本書の特徴かと思う。
    そうか、幕末の動乱期はアメリカの南北戦争前後になるのか。福沢諭吉が南北戦争の直前にアメリカに行って、さらにその6年後にアメリカに行ったので、その前後の様子の描写が楽しく読める。
    西洋では日本で働くことはできるか、行くことはできるか、と話しかけられた

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    2022年04月28日
  • 文明論之概略

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    日本に足りないのは実学。数理学や近代科学。人は生まれながらの貴賎の差はないが、実学を学べば地位の高い人・裕福な人になる。実学を学ばなければ、地位の低い人・貧しい人になる▼国を守る。国のために命を捨てる。自由独立を守る。国民のわずかがこうした気概を持っているだけでは独立は守れない。国民ひとりひとりが独立自尊の精神を持たねばならない。「日本人は日本国をもってわが本国と思い、その本国の土地は他人の土地にあらず、わが国人の土地なれば、本国のためを思うことわが家を思うがごとし。国のためには財を失うのみならず、一命をも抛(なげう)ちて惜しむに足らず。これすなわち報国の大義なり」『学問のすすめ』1872

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    2025年05月02日
  • 学問のすゝめ

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    意外と読みやすい。日本は本当にレベルが低い国だったんだろうけど、福沢諭吉や他のたくさんの知識人が、こうして国民とコミュニケーションをとって近代化が進んでいったんだと思うと胸が熱くなる。

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    2022年02月18日
  • 福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想

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    チコちゃんは聞きます。
    「学問のすゝめ」は何を書いている?
    「学問のすゝめ?知ってるよ。天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず、というヤツでしょ?明治の四民平等を広めた人だよね」
    そんな風にドヤ顔で答えてくる一般人のなんと多いことか。
    ボヤーっと生きてるんじゃねーよ!

    その人に聞きます。「貴方は学問のすゝめを最初から最後まで読んだことがありますか?」
    おそらくほとんどの人は読んでいない。私も、大学のゼミで、半年かけて読むまでは、福沢は四民平等を訴え、自由民権運動を理論面から支えた人だと思っていた。ところが、最後まで読むと福沢は自由民権運動にほとんど関心を持っていないことがわかる。何故

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    2022年01月31日
  • 福沢諭吉が見た150年前の世界 『西洋旅案内』初の現代語訳

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    福沢諭吉のイメージが変わった福翁自伝から読んでみたくなった本。西洋旅案内の現代語訳。昔の人も賢いなと思った。

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    2022年01月18日