壁井ユカコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「晩婚とか少子化とかが問題になってる人間社会は、蟬からしたら理解できんことなんやろね。こんなふうに自分のまわりの小さいことで悩んで、死んだほうがましやなんて言ってるわたしらは、のくてぇことやってるなあって蟬は思ってるんやろなあ」
幼なじみのミズ、誉、恵。揺らぐ三角関係の中心には、 去年の夏休みに変死体で発見された担任教師をめぐる秘密があった。
主人公のミズが何故こんなにもモテるのか摩訶不思議(わたしは好きなタイプの人間ではないため)だし、雷と虫がこの世で1番苦手なのに蝉が沢山出てくるから、なんで読み返したくなるのか本当にわからないけど、数年に1度くらい夏に読みたくなる話。
今年の夏はもう -
Posted by ブクログ
ネタバレ流されやすく押しに弱い性格をしているOLの、24歳の東京の生活と、17歳の地元で高校生代を交互に描いているお話。
高校時代から付き合っては別れてを繰り返す浮気癖持ちな都丸と、魔性の魅力を持ってつまらない日常を破壊する鞠子が彼女を翻弄する。
都丸がお金を無心しにきたり、鞠子が突然押しかけてきて居候を始めて虚言癖で主人公の生活をかき乱す。しかし、その波乱は小説の主人公らしくない主人公の平穏で退屈でただ過ぎ去っていくだけの庶務課OL生活にほんのささやかな華を添えることになり、彼女はうんざりした顔をしつつも満更でもない様子。
中盤でもうひと盛り上がりあればよかったのかもしれないけれど、さくっとま