あらすじ
植民祭に沸くウエスタベリに滞在しながら、不死人・ハーヴェイ、ラジオの憑依霊・兵長とともにベアトリクスを捜索しているキーリ。そんな中、強盗から助けてくれたある人物の家に行く事を決心したキーリは、その事をハーヴェイにも兵長にも告げず実行してしまい……。新展開を見せる人気シリーズ、“はじまりの白日の庭”編、ここに完結! 電子特別版には、2004年発売の『電撃P』掲載短編「『キーリ』ドキドキ童話劇場・ハーヴェイ受難編 しらゆきーり姫あるいはキス大作戦」も追加収録!
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Posted by ブクログ
ハーヴェイ、そんな怒るくらいなら最初からちゃんとキーリのこと考えてやれよ…(突っ伏す)
パーク編下巻。主に生きていた頃のエイフラムや生きていた頃のヨアヒムが出てきてわ~ショタだ~~と和気藹々としていたら突然壊される日常につらみ。そしてハーヴェイとヨアヒムの最初で最後であろう共闘に胸が熱い展開。
クリフの石の話で涙腺も持っていかれて、最後はよかった、ちゃんと幸せに砂場遊び。
生きていた頃のエイフラムと、不死人のハーヴェイは確かに繋がっていてほっとする。ヨアヒムも繋がってるね(悪意100%)
やくそくは果たされなかったけど、挿し絵でワァアアってなったワァアアって。キーリかわいすぎ、ハーヴェイかっこよすぎ。
そして今回は漫画もついてるんですよ漫画!!!!!!!動くハーヴェイとキーリ!!!!!!!!!!!!!!大興奮ですよ…
いっぱいハーヴェイとキーリが描いてあってすごくよかった(小並感)
Posted by ブクログ
キーリとハーヴェイそしてラジオの兵長は、ベアトリクス捜索のために植民祭の最中であるウエスタベリに来ている。興行団のキャンプに世話になりながら、ハーヴェイ一人がベアトリクスの捜索をする。残されたキーリは、キャンプで暮らす小さな女の子ナナと遊んだり洗濯をしたり、不思議な力の持ち主に出会ったりしながら留守番をする事に。そんな中、強盗から助けてくれたある人物の家に行く事を決心したキーリは、その事をハーヴェイにも兵長にも告げずに実行してしまう。そして――!?
Posted by ブクログ
ずっとずっと繰り返す、大切な人を失った時間を。
どんなに辛い事だったんだろう。
早く報われて欲しい。
ハーヴェイもヨアヒムももちろんキーリだって兵長だって。
このシリーズすごく読みやすいしストーリーも面白いけど最後に近づくにつれて悲しくなってしまう。
Posted by ブクログ
前巻の続きのストーリーです。
意識が身体から離れたキーリは、まだ不死人になる前の、少年だったハーヴェイ(エイフラム)とヨアヒムたちの姿を目にします。少年たちとの交流のなかで、キーリはハーヴェイの記憶から消え去ってしまった、彼の過去に触れることになります。
そして、キーリはハーヴェイに、無事に元の身体に戻れたら、一つの約束をきいてほしいといいます。
この物語のテンポには慣れていたつもりだったのですが、すこし全体の構成が緩すぎるように感じました。パークで人形たちに襲われるシーンなど、もう少し緊迫感がほしかったように思います。
Posted by ブクログ
ヨアヒムいいなー。「今度さらいに来る」かっこよかった。ハーヴェイとキーリは相変わらず恋愛度高めな感じ。こんぐらいもどかしいときがいちばん読んでて楽しいよね(笑)エイフラムとヨアヒムたちの子供の頃?というかあの学校の話は思っていたよりシリアスで。単にエイフラムが子供の頃にキーリが出会うだけじゃなく、ループしてるって設定なあたりが壁井さんらしい重さというか。いや壁井さんキーリシリーズで初めて読んだんだけど、そんな感じがした。
Posted by ブクログ
霊体になったキーリが幼い頃のエイフラムとヨアヒムに出会う。ハーヴェイさえも忘れている少年時代のことが明かされます。なんだか現実と過去がごっちゃになってちょっとわかりにくかったのが難点だけど、それ以外は引き込まれるように読みました。兵長の出番がちょい少なかったけど、それはまた次巻ってことで。
Posted by ブクログ
ハーヴェイたちの過去編からの続きです。ハーヴェイのお母さんについても書かれています。この巻は上巻に比べるとアクション率が高いです。田上さんのコミックも収録されています。
運ばれてきたキーリの姿を見て動揺するハーヴェイ。いつも淡々としてるのとギャップが感じられていいです。キーリの体を守る兵長も素敵です。で、キーリはハーヴェイとある約束をしますが…。2人の仲が進展しつつあるんじゃないかなと思います。