あらすじ
“砂の海を渡る船”を降りたキーリと<不死人>ハーヴェイそしてラジオの兵長は、炭鉱の街に住むことに……。キーリは初めてのアルバイト生活を楽しんでいたが、ハーヴェイはほとんどの時間をアパートの部屋で過ごしていた。 ――ある朝、アルバイトに出かけるキーリを狙うかのように、上の階からフォークが落ちてきた。なんとか防いだハーヴェイは、フォークを落とした張本人の部屋に向かう。しかし、そこは空き部屋になっていて――!?
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Posted by ブクログ
ベッカ!!!!!!!ベッカー!!!!!!!と泣き叫んだことについては、誤解だったのでもう触れないで。
見開きカラーの漫画にドキッとした人もいるはず。遂に同棲です、本当にありがとうございます。ハーキリ最高です。
三巻ともなればそろそろくっつく…ように見えて、前の女(ベアトリクス)が出てきたりハーヴェイとキーリが喧嘩したり、不死人なのに殺されそうになったり(いつも通り)、そして最後はまさかのハーヴェイ一人立ちでした。本当にこのくそやろう。
最初はなんだこの女!!!!!!!と思ったが最後にはビーめっちゃ好き、と懐柔されること間違いなしの不死人いい人祭り。
ハーヴェイが相変わらずキーリに執着しすぎてニヤニヤできます。最後には本当にこのくそやろうだけど。
残念ですがこの巻ではくっつきません、続きを買いましょう。
Posted by ブクログ
キーリⅢ 惑星へ往く囚人たち
“砂の海を渡る船”を降りたキーリと〈不死人〉ハーヴェイそしてラジオの憑依霊・兵長は、炭鉱の街に住むことに……。キーリは初めてのアルバイト生活を楽しんでいたが、ハーヴェイはほとんどの時間をアパートの部屋で過ごしていた。
ある朝、アルバイトに出かけるキーリを狙うかのように、上の階からフォークが落ちてきた。なんとか防いだハーヴェイは、フォークを落とした張本人の部屋に向かう。しかし、そこは空き部屋になっていてーー!?
第9回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞作、第3弾!
***
今回もハーヴェイは痛い目にあいます。ていうか命の危機?
キーリは階段から突き落とされたり暴走宇宙船から落とされたりと、なんだか落とされまくりです。
今回のお話は旅ではなく定住。つーかハーヴェイって部屋借りれたんだ…。
というかキーリにアルバイトさせておいて自分は家でだらだらとか、それヒモとかいうやつですやん。駄目人間ですやん←
しかもキーリに内緒で美女と密会なんて…ねぇ?
あながち間違ってない解釈なのが怖いな…。
まあ彼は賭けで生活費を稼いでましたし(それはそれで駄目な気もしますが)、密会にも訳がありましたし。しかもキーリのこと思っての行動だったし。
ですがそれですれ違うのはもはや定番ですね!
作中でおそらくハーヴェイの〈核〉がぱきっとかいいましたが、不死人て核をどうこうすれば普通に死ねるのでは?
でも取った核を別の死体に埋め込んだら爆発したとか言ってたので、個人個人で違うのかなぁ。
それとも不死人が核に適応するように造られてるとか。どうも不死人イコール人造人間説が頭から離れません。
つーかもしキーリに何かあったら不死人にするだろうとか狂気的なこと考えてたハーヴェイさん素敵!もはや既に依存状態じゃないですかうきうき!←
そういや今回女性の不死人が登場するのですが、ハーヴェイに似ているというよりかは(外見は)ベッカを大きくした感じ。
でもスーズィーに何処と無く似てると言われていたし、ベアトリクス自身も認めていたので、なんだろう、生き様みたいなのが似るんだろうか。似た境遇同士で。
ベアトリクスに言われたからか、自分がキーリにしてしまったことの重大さを考えたのか、ハーヴェイはある結論を出します。
明らかにキーリ泣くと思うのね。悲しむと思うんだよね。でもなんか帰ってくる気はあるみたいで、壮大な家出計画みたいな、そんなかんじなんでしょうか。
その間キーリどうすんのかな…ベアトリクスが面倒見るのかな。
なんだかんだで上手くやっていけそうな二人な気はするのです。
ていうかベッカに似てる理由はあるのかなぁ。どうなんだろうか。
ちょちょいと不死人についてもわかってきたり、知らずに離れ離れになってみたりな今後が気になるよ☆5!
Posted by ブクログ
街に住むことになっているとは思わず、初め読んでて少し驚きました。
旅の時とは違い、日常的な風景描かれてて少し心が温かくなるような。でも少しずつ何か不安な影が出てきたり・・・。
キーリが住んでいる上の階の方たちとのやり取りでは
ちょっとしんみりとしてしまうお話で個人的にお気に入りです。
Posted by ブクログ
“砂の海を渡る船”を降りたキーリと〈不死人〉ハーヴェイそしてラジオの憑依霊・兵長は、炭鉱の街に住むことに……。キーリは初めてのアルバイト生活を楽しんでいたが、ハーヴェイはほとんどの時間をアパートの部屋で過ごしていた。
ある朝、アルバイトに出かけるキーリを狙うかのように、上の階からフォークが落ちてきた。なんとか防いだハーヴェイは、フォークを落とした張本人の部屋へ向かう。しかし、そこは空き部屋になっていて――!?
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まだここまでしか読んでないので。
何かの本の後ろに紹介文が載ってて読みました。
これいいよ!
ハーヴェイのぶっきらぼうなところが私のツボにw
キーリの一途な所も見習いたい所です。
めっちゃ「えー!」ってところで終わっちゃってるんで4巻とっても気になります。
Posted by ブクログ
今回は旅ではなく、街に住む話。
旅をしていようが同居して住んでいようが二人(と一体)のテンションには一見違いはないですが、「普通の暮らし」をすることで、二人の間にある考えの違いが明確になってきます。考えの違いというよりは、理想と現実の溝を思い知らされて二人ともどうしたらいいか分からない、という感じかも。
一つ所に留まって、親のように優しい人に出会い、アルバイトもして、心のどこかで「ずっとこのままでいたい」と思っているキーリ。
そんなキーリを「普通の女の子」だと言って、なんとか「普通の暮らし」に帰してやりたいと思う反面、彼女への執着が抜けないハーヴェイ。
お互いにその素直な気持ちを言えないものだから、今作ではすれちがいがちで、別行動がとかく多いです。
今作は特に、ハーヴェイの「執着」を軸に読んでいくと、話全体が、もの・ひとに対する執着をテーマに書いているのだな、というのが浮かんできます。
中でも、「ホーンテッド・スターシップ」のダニールと妹の関係に、自分とキーリを重ねるハーヴェイが印象的でした。
そして、長期的な目的もない旅の話が、この巻から明確な目的意識を持って動き始めます。
今作は、その意味では繋ぎという位置付けなのでしょう。
"Let us go home"
章タイトルであり、クライマックスで繰り返されるこの言葉を信じて、完結まで読んでいこうと思います。
Posted by ブクログ
キーリに引っ張られてハーヴェイが大人になる話。って感じがした3巻でした。しょっちゅう壊れてる兵長がそれでもやたらと存在感があるのが怖い・・・。
Posted by ブクログ
ハーヴェイの気まぐれのようにしか聞こえない一言でキーリ達はとある町に滞在することになる。平和そうに見える生活にも少しずつ不穏な空気が忍び寄る。今回は過去の出来事が新たに解明されることは少なかった。その分少し成長したけれどやっぱり真っ直ぐなままのキーリと、ひねくれていて諦めていて面倒くさがりで子供っぽいハーヴェイが少し成長する姿が描かれている。2007/05/09
Posted by ブクログ
ずっとこの街でハーヴェイとキーリが仲良く暮らせればいいのにと願ってしまった。
何気ないハーヴェイの優しさがすごく良かった。きっとキーリだからこそなんだなと思わせる。
でも、階段からは落とさないで欲しい。
Posted by ブクログ
06/02/28 保護者であるはずの不死人とラジオが、被保護者キーリが絡んだ途端にとことん大人気なくなるところが見所です(嘘)ハーヴェイとキーリの関係を表す言葉は沢山あって、そのどれもまた当てはまらないような気がするのが素敵。
Posted by ブクログ
「砂の海」をわたったキーリたちは、炭鉱の町での生活をはじめます。キーリは、「バズ&スーズィーズ・カフェ」でアルバイトし、ハーヴェイはこの町で情報屋をしている旧知の不死人ベアトリクスのもとを訪れます。
ベアトリクスは、ハーヴェイやヨアヒムら不死人を率いていたユドという男のゆくえにかんする情報を手に入れます。それは、ユドらしい不死人が12年前に捕らえられ、首都に連行されたというものでした。その一方でベアトリクスは、不死人であるハーヴェイにキーリの人生を巻き込むことは、彼女を不幸にすると告げます。
そんななかハーヴェイは、首都にある教会の研究施設(ラボ)で不死人たちをあつかっていたという片眼鏡(モノクル)の男・ダニールにさそい出され、彼の暮らす墜落した宇宙船にやってきます。そこで彼は、教会がラボで「核」の模造品をつくろうとしていることを知ります。
宇宙船を抜け出したハーヴェイは、キーリをベアトリクスに預け、一人でユドを探しに首都の機械都市に出かけることを決意します。
前半は、バズ&スーズィーズ・カフェやキーリたちの暮らすアパートで起こる心霊現象が中心の物語、後半は、宇宙船に暮らすマッド・サイエンティストの登場するSF的な物語になっていますが、このシリーズの独特の雰囲気の中でテンポのちがいがうまく中和されています。
Posted by ブクログ
やっぱり物凄くすらすらと読めた。そんなに嫌な感じはしないし、キャラクターの描き方も上手い気はするんだけど、そこまですごく響くものはない。まだ、なのか全体でそうなのかはまだ分からない。続編がしつこく出てるのはものによってはあんま好きじゃないんだけど(追っかけるのが面倒だから笑)これは飽きずに読めそうだなと思います。ラノベはこういうところがいいのかな。