壁井ユカコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やっと最終巻。つかサブタイトルがついとるんだが、、、、、。まぁ二部構成になっています。
第一話『猫はお断り』
梢太くんと華乃子の話。まぁお父さんが怖いというはなしでもあるわけです。
自分は男なんでけっこうびっくりしました。華乃子のところです。小3でなるんですか、、、本によって情報が違うもんだからなんともいえませんけどね
。女の子のほうが男の子よりも大人らしい、の意味がわかったような気がした。
この空気が続いていくとなると、かなり二人の今後が気になる。
第二話『カモメのジョナサン』
一巻にでてきてそれっきりになってしまっていたジョナサン。ジョナサンに対してはそんなちゃんと考えてなかったわけなんですけども、、、。
にしても、ヴァルにいったいなにが起こるのやら、、、
第三話『変わらないもの』
はなしをまったく覚えてなかったのですが、数ページでした。
中学生ですって。ぜひとも挿絵がほしかったですな、、
第四話『ロンドンガール、帰還』
名前のとうりでございます。五巻の終わりがここにつながる。
それにしても最後の最後で、、、、、もう片方もつれてこい。
『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 〜眼鏡と吸血鬼〜
こちらのほうがあれですよ、サブタイトルのやつですよ。最初のカラーイラストんところの絵ですよ。
つか、最終巻でやっとヌード絵がでてきたんですけど、、今更なきがしてしかたがなかったです。だれのかはネタバレなるんでいうません。
個人的にはとくになんにも思いませんでした。唯一あるよいえば、有生よ由紀との間が変わってるところですね。血がつながってないという。ちなみに有生のいとこさんは女性で、モデルやって大変、というキャラ。
にんにくのくだりとか楽しめました。
あれですね。ミナコの存在が読みどころ。 -
Posted by ブクログ
電撃文庫で出てた前作は、好感の持てる結末だったような気がするけど、今作はなんとまぁどろどろ暗ーい感じでした。多分、苦しんでいる女の子を半ば強引に助けて、衝突しつつも最後はハッピーエンドだったり、ちょっと斜に構えた男の子が最後はまっすぐで前向きな感じになったりとか、そういう典型的な終わり方にしたくなかったんだろうなぁとか思ったり。どうにも、登場人物の誰にも同情しづらくて、もやもやーとした感じのまま終わっちゃったなぁと思います。救いがないし。でも、それでもやっぱり面白かったなぁと思います。自分の子供を所有物のように扱ってしまう親とか、それでも断ち切れないのが親子なわけで、とか、他人に遠慮なく干渉できる姿が羨ましくて、でも鬱陶しい気持ちとか、一言二言では表現できないもやもやした感情を描く、なんというか小説の醍醐味みたいなのを味あわせてくれる作品だなぁと思います。
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Posted by ブクログ
遺伝子工学が発展し、子どもの容姿から能力までデザインすることが可能となった仮想現代が舞台・・・という設定が面白かったです。
完璧な容姿を持ちながら実の母親に「返品」された過去を持つ春野。
父が愛好するアニメキャラクターの実体化として作られた少女・冬上。
自然妊娠で生まれ、遺伝子操作を受けてないことで周りから差別を受ける清田。
この3人を中心に描かれた、どこか歪んだ青春ストーリーです。
生まれ方も性格も正反対ながらに、惹かれあい友情を築いていく春野と清田の姿がとてもすがすがしかったです。
暗い過去ゆえに歪んでしまった春野の行動は狂気じみた面もありますが、どこか憎めず好感が持てます。
きれいにまとまるかと思いきや、意外なことに救いのない顛末。
でもその苦く微妙な後味に不思議な余韻を感じます。
ところで、この小説の中では子どもの容姿が選べるゆえに、西洋人もような外見をもつ子どもたちばかりの世の中になってますが、実際に遺伝子操作ができる社会になったらそんなふうになるかな?なんて思わず考えてしまいました。
個人的にはは日本人、というかアジア人体型のほうが好きなのですが・・・
まぁ、いずれにしろ遺伝子で生まれる前から外見・能力が親の趣味で決められてしまう社会なんて嫌すぎますが。
メディアワークス文庫はライトノベルで育った人たち向けの新しい文庫らしいのですが、たしかにそんな感じの読みごたえでした。
まさしくそんな世代の私としては、これからのこの文庫の頑張りに期待したいところです! -
Posted by ブクログ
読んでみたかった壁井ユカコ先生の作品であります。
イラストの感じ含めとっても電撃っぽくない、てかラノベっぽくない。
ほんのり薄汚さやエロさ(笑)、切なさ、むしろ一般系のレーベルのほうが似合う匂い。
主人公ヌードモデルだし(笑)。
何より少し息が詰まるような切なさ(何か"刹那さ"てほうが似合う)が結構対象年齢高めかもと思います。
でも主人公?キズナのアクティブさやピュアさは若々しさに溢れてますねー。
これは普通に明るい・前向きてのとは全然違うんですが;;
そのキズナの物語だった「ストリート・ブレイブ・ガール」が1番お気に入り。
「普通」の難しさ、素敵さ(笑)が綴られていて凄く嬉しい。
自分は「普通」なんて退屈とかいう理屈大嫌いなので、かなり泣けました。
普通=幸せかはともかく、ホント価値あるものと思います。
そしてキズナにとっての「居場所」も確かに"刹那"なものだったのは確かなようで(冒頭&巻末参照)、今後何が起こるのか気になりますねー。
しかし読む分には少ししんどい部分もありました…この"刹那さ"が苦しいというか;
特に悲しい誤解をして別れてしまう第1話は苦手です…切なすぎて苦しかった。
しかし、全体を通すとほのぼのさや優しさもたっぷり漂う、不思議なお話です。
このお話の続きも気になりますが、それ以上に先生の処女作「キーリ」の評判が凄く良いのでこっちも気になりますね。