あきのレビュー一覧

  • シンデレラ伯爵家の靴箱館1 恋する乙女は雨を待つ

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    いわくつきの靴を収集している伯爵家へ訪れた主人公。
    母の形見である靴を取り上げられてしまって…。

    人見知りで、声も小さければ引っ込み思案。
    確実にいらいらする人種ですが
    思わず頑張れ、と思ってしまいます。
    ここまでそろうと、誰しもどこかが
    共感しそうな主人公です。

    当然のことながら、靴がやたらに出てきます。
    形や名前、呼び方などなど。
    あの靴はそう呼ぶのか、という知識が増えていくような?

    伯爵の妹が一番面白い…いや、腹黒い?w
    しかしこれほどまでに『相手』が近くにいるとは。
    何だか、今後の展開が分かりやすそうです。

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    2016年12月26日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と灰の狼

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     交渉回。好きで妖精を痛めつけてる奴なんていないんだよ、自分たちの生活と安全のためなんだ、という主張が飛び交っていた。
     ヒュー初登場時、なんだこいつと思ったが、彼はただのイケメンだったようだ。年を取って、うまいこと成長できればアンも彼のようになれるだろう。
     金剛石つよそう。

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    2016年09月22日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子

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     派閥問題がついに出てきた。派閥問題に更に血筋問題?のようなものもあるらしく、前作までに比べ、何だか内容がハードになっている。
     アンとサミーとジョナスの問題にはヒエーッて感じ。そこまでするかサミー。
     ジョナスはやっぱりただの残念な奴というか、坊ちゃんしている奴だった。
     シャルはだいぶアンを思い始めているが、妖精だからなのか、結構一方的というか自己犠牲半端ないのが気になる。

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    2016年09月19日
  • 眠れない王様のお休み係

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    激務が原因で不眠症になってしまった王を眠らさることができる庶民出身の王女ローズ。実は不眠症の王アンドルーは幼い頃に旅芸人一座で一緒に過ごした幼馴染みだったのだ。ローズと一緒にいると安心して眠ることが出来る事実に気づいた彼女はあることを思いつく。寝不足のせいで目つきと顔色も悪くなり不機嫌に見えてしまうアンディの悪評を改善しようというものだった。

    主人公ローズは庶民として育った王女なので仕事をすることが大好き。序盤はすごく生き生きしてます。別レーベルの某花嫁みたいですwwけどあんまり仕事をしているイメージは読んでてなかったけどな〜…。対する相手役のアンディはいろんな意味で優しい。ローズに対しても

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    2016年12月28日
  • 猫乃木さんのあやかし事情

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    京都×あやかし×猫の連作短編集。
    ライト文芸のレーベルによくある感じの話。
    場面の転換がわかりにくかったり、
    「いつの間にそんなことになってた!?」という唐突感があったりと、
    つたないところはいくつかあったけど、
    取り立てて良いところも悪いところもないという印象。
    猫が好きな人は、それだけで評価高くなりそう。

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    2017年10月10日
  • さまよえる本に結末を ウィルブック・ハンターあるいは甘い憂鬱

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    ネタバレ

    シュガーアップルと同じ絵師さんの絵に惹かれて

    まぁ悪くはないけど、いい!ってほどでもなかったかな?

    心の隙をウィルブックに狙われてしまうエステルをハンター二人が助けてくれる話で

    自分で自分と向き合うこと、自分の存在を認めてくれる存在
    、想いや考えをちゃんと相手に伝えることの大切さ
    自分の殻にこもってはいけないこと、小さな誤解やすれ違いで下手をすれば相手を傷つけてしまうこと
    大事だけ、忘れてしまいがちなことが書かれていたと思う

    エステルの村やガストンは美女と野獣を、シャルマンとリリアンの世界は不思議の国のアリスを、彷彿とさせる感じだった(両方ディズニーしか知らないけど、似てたと思う。特に

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    2016年05月08日
  • 楽園のとなり

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    ネタバレ

    wonderwonderfulがめちゃくちゃ面白かったから、期待しすぎたせいかな……あんまり心に響かなかった(´・ω・`) 面白くないことはないんだけど、物語のほんの入り口って感じというか、童話というか、教訓話というか……ヒロインが、清く正し過ぎるんだよな。なんつーか、もうちょっとわがまま言って良いと思うし、ヒーローもヒネたお子ちゃま過ぎだし。こかげとルカナ―トがとっても素敵な大人だった分、どうしても比べて見劣りしちゃうんだ。読むのが逆だったら、ここまで残念な気持ちにはならなかったと思うけど。あと、表紙&挿絵が微妙だった。物語の妨げってほどでもないけど、この作者さんのお話はイメージ崩れるくらい

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    2016年03月07日
  • 隠れ姫いろがたり -雪の下-

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    ネタバレ

    2巻ではや完結って思ったら、元々読み切りの予定が一冊に収まらなかったみたいです。
    多めに読めてよかったっては思うのですが、ちょっと物足りなかったかなぁ。
    特に大きな陰謀があるわけでなく、実の母から純子が閉じ込められてそこから脱出ってのがあったくらいでした。

    最近はちょっとおとなしめの作品が多くて残念です。
    「桜嵐恋絵巻」みたいなの、また読みたいです。
    「乙女なでしこ恋手帖」も続きが読みたいです。

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    2016年01月23日
  • 箱入り王女の災難 時間と秘密と天使のワルツ

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    二巻目。
    王女様がんばってます。

    完全に戻るためには、じゃあ少なくともあと5巻分は続くのかしら?と思ってみたり。

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    2016年01月13日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー29 王子とワルツと懐中時計

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    久しぶりのヴィクロテ、ほんわり楽しめた。
    シャーリーはいつまでたっても、焼きもちやきのところは変わらないんだろうな。でも、一人の恋を夢見るお子ちゃま女の子が少しオトナになる助けをしたんだから、キミも多少役に立った!
    あのシーンは、クリスとシャーリー二人きりより、のぞき見してた人がいてこそ、生きるなぁ☆

    アンソニーはどんどんかっこよくなっちゃって、彼にも特別な幸せが来てほしい。
    そしてぜひクリスの宮廷舞踏会デビューのお話を読みたい。

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    2015年12月03日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー9 恋のドレスと大いなる賭け

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    シリーズ9


    シャーロックの婚約者のアデル嬢登場!

    やっぱりクリスを応援しちゃうよねー

    ママもチラリと登場して、
    次間が気になる!

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    2015年10月25日
  • 隠れ姫いろがたり -紅紅葉-

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    ネタバレ

    深山くのえさんの新刊が出てる!って思って買ってみました。
    純子は今上帝の皇女様だったのが、幼い頃に掠われて市井で育ち、12年後の15歳のときに素性が判明して宮中へ。せっかく帰ってきたのに、鄙びたところがありすぎて、実の両親もちょっと引き気味。
    そんな中、純子の教育係としてやってきたのが、兵部卿宮の理登で、だんだん心を通わせていくって感じです。

    まず純子と理登の読み方が途中からいい加減になってしまいました。
    「いとこ」「あやなり」って読めなくて、なんだっけ?って思いながら、つい、「じゅんこ」「りと」って読んでしまってました。難しい・・・。

    純子の話言葉も違和感があって、まあこれは鄙びた感じな

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    2015年10月16日
  • 箱入り王女の災難 魔術と騎士と黒猫の序曲

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    フレデリカ王女はよくも悪くも素直にガンバるヒロイン。この著者はこういうタイプの主人公の女の子うまいですね。物語自体はオーソドックスですが、周りの主要キャラはみんな一癖あっておもしろいです。今後のユリウスとグレーテルのはじけっぷりに期待してます。

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    2015年09月29日
  • 浪漫邸へようこそ~初夏の嵐~

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    1巻が穏やかに過ぎたので、しばらく積読になってましたけど、読んでみたら面白い展開になっていて、次が読みたくなってきました。

    紗子が伊織のことを気にしていそいそとお出迎えしてる姿がかわいいのですが、伊織への気持ちに気付いてなくて、住人に気付かされてました。手が触れただけではっとなるって、時代かなぁ。

    あと光也さんの色男ぶりが原因でストーカーされちゃった件としのの過去の男の件がうまく一致してて、お嬢様の撃退はあんなんでよかったんですねぇ。イメージと違うーってところでしょうか。

    紗子の祖母と伯母の二人は、住人たちより遙かに強烈な方々で、確かに嵐でしたけど、伊織がきっちり追い返してくれてよかった

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    2015年06月30日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紺の宰相

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    銀砂糖そのものの危機!にプラスして現れた敵らしき宰相。シャルが王としての決断に迫られる一方で、銀砂糖師たちも必死になぞを探る。
    個人的にはミスリルがシャルを王に選ぶところがすき。
    両思いになったのはめでたいけど、ちゅーが多くて照れますね。

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    2015年03月27日
  • エルハンブルグの天使

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    あきさんの絵が綺麗に出るモチーフで、画面が華やいでいて綺麗でした。何と言っても扉絵がきれい。
    話は何度読んでも心には残りませんでした。古くからの親友が、立場の問題からかつてのようにはいられなくなった。テーマは見下し合い? そしてそれがひっくり返る。変わらないのはエルハンブルグの天使のみ。
    綺麗なので取っておきます。

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    2015年03月01日
  • 浪漫邸へようこそ~初夏の嵐~

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    紗子と伊織の他に新登場の藤馬と鞠子、しのとミツも …
    強烈なおばさまとおばあさまも撃退できてめでたしだけど、伊織との間は縮まるのだろうか

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    2015年01月01日
  • さまよえる本に結末を ウィルブック・ハンターあるいは甘い憂鬱

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    “「ベルナールさんは、優しい人です」
    自分が周りの人間と同じだと思っていることが哀しい。
    一緒に立ち止まったベルナールは、ぽかんとした顔でエステルを見ている。そんな表情をすると言うことは、エステルの言葉に驚いているということで。つまりは、自分は優しくなんてないと思っているということ。
    伝わってほしいのに、伝わらない。それが余計に哀しくて、エステルの視界がにじむ。
    「ベルナールさんはウィルブックから私を守るために側にいてくれて、私の言葉に耳を傾けてくれました」
    否定され続けていたエステルにとって、それがどれだけ救いになったか。
    「ベルナールさんは私を助けてくれました。だから、ベルナールさんは周り

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    2014年11月10日
  • 猫乃木さんのあやかし事情

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    “「物の怪でもちゃんと心があるから、私となにも変わらないと思ったんです」
    七海を見つめていた千歳が、視線をわずかにそらした。
    「そんなにいいものじゃありませんよ。物の怪は自分の欲望を満たすために人間なんていくらでも欺くし、嘘も吐く。偽りの夢を見せて、同情を買うのも彼らの常套手段だ。信じないことです」
    「鶴さんが私を騙そうとしているとは思えないんです。本当にただ着てもらいたかっただけで……その願いを叶えてあげたいんです!」
    七海は無意識にパジャマの裾を握り絞めながら訴える。
    祖母に言われたことがある。
    迷った時には、心が一番強く訴えることに従いなさいと。それが一番、間違いがないから。”[P.54

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    2014年11月07日
  • 銀砂糖師と黒の妖精 ~シュガーアップル・フェアリーテイル~ 2巻

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    ネタバレ

    最終巻。ジョナス…なんというゲスw鮮やかな手のひら返しでしたwその逆で、あまり良い印象のなかったヒューのかっこいいこと^^ しかし、原作の1巻分で終わりなのが残念。もう少し読みたかった。

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    2014年11月04日