【感想・ネタバレ】猫乃木さんのあやかし事情のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2015年01月10日

何の背景説明もなく、唐突に新しい設定が加わったりしてちょっとびっくりすることはあったけど、お話自体はほっこりしていてテンポもよく読みやすかった。続きに期待。

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Posted by ブクログ 2018年12月25日

居候先は、年老いた男性が住む所…と思いきや?!

連続短編になっていて、出てくる人に動物の漢字が。
とか思っていたら、それもフラグのようでした。
地域が地域なだけに、不思議な日常が大量。
これに順応できる主人公が、ある意味すごいです。
最初に出会った(?)のが、無害でしたし
その後は…そこまで被害が...続きを読むなかったし?

タイミングがよかったので、出てきた人が
もしや…? とか思いましたけど、安定の
違う方向が犯人(?)という現実。
しかし勝手に名前つけて大丈夫なのでしょうか?
言霊…は、本人(?)が言ってましたし、もしかしたら
あだ名、という認識で大丈夫なのかも知れません。

妙な争いに巻き込まれるのはお約束ですが
あの先輩は、そうやって狭く見ているから
他が見えなくてそうなっているのでは。
こちらも王道な思考回路で、変わるのかそのままか
気になるところです。

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Posted by ブクログ 2017年10月10日

京都×あやかし×猫の連作短編集。
ライト文芸のレーベルによくある感じの話。
場面の転換がわかりにくかったり、
「いつの間にそんなことになってた!?」という唐突感があったりと、
つたないところはいくつかあったけど、
取り立てて良いところも悪いところもないという印象。
猫が好きな人は、それだけで評価高く...続きを読むなりそう。

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Posted by ブクログ 2014年11月07日

“「物の怪でもちゃんと心があるから、私となにも変わらないと思ったんです」
七海を見つめていた千歳が、視線をわずかにそらした。
「そんなにいいものじゃありませんよ。物の怪は自分の欲望を満たすために人間なんていくらでも欺くし、嘘も吐く。偽りの夢を見せて、同情を買うのも彼らの常套手段だ。信じないことです」...続きを読む
「鶴さんが私を騙そうとしているとは思えないんです。本当にただ着てもらいたかっただけで……その願いを叶えてあげたいんです!」
七海は無意識にパジャマの裾を握り絞めながら訴える。
祖母に言われたことがある。
迷った時には、心が一番強く訴えることに従いなさいと。それが一番、間違いがないから。”[P.54]

短編式で読みやすい。
舞台は現代の京都で、物の怪に、猫に、犬に、狐。
やっちゃだめと言われたことをやっちゃう主人公だけど、物の怪に名前をつけたり話を聞こうとしたりするあたり好き。
奈央ちゃんがいいキャラだと思う。続編出るかな。

"緊張している手を握り絞めて、千歳は眼を細める。
「ありがとう。君がいてくれたことで、俺は多分、すごく救われているんです」
「猫乃木さん?」
七海が目を丸くしてから、不安げな表情を浮かべた。
「どうしたんですか?なにかあったんじゃ……」
「ただそれを伝えたくて」
千歳はそう答えて微笑んだ。”[P.158]

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