京極夏彦のレビュー一覧

  • 病葉草紙

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    ネタバレ

    虫。時代もの。虫も妖怪もその当時からしたら似たようなもの。病気も虫も同じ。終わってしまった巷説と同じ時代で嬉しい。藤助もとうあんもいいキャラ。

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    2024年10月18日
  • 文庫版 鵼の碑

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    まず目録(目次)の時点で思わず目を閉じて天を仰いだ。
    久しぶりの京極堂。そうだったそうだった。
    本が鵼そのものになる瞬間。

    子を産んでから重厚な活字を読めなくなっていたので、この厚さを本当に読み切れるのか不安に思っていたが、そんなことはまさしく杞憂。この圧倒的な構成力。理の力。
    鵺が現れ鵼が絡みついたと思ったら全てが消えていく。

    卑小な人間の営みを妖怪のせいにするなど決してさせぬ京極先生の妖怪愛。
    読み終えた瞬間からこの量をまた一から読み直したくなっている自分自身に驚き苦笑する。

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    2024年10月17日
  • 病葉草紙

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    実に楽しい小説だった。七つの短編集だが登場人物は何時も同じで時系列もあって良かった!江戸時代の貧乏長屋のお話しであり更に収載されている絵の出展訳ありだ。絵は九州国立博物館所蔵のものであり永禄11年に茨木ニ介の作画で体内に宿る虫に因んだ物語りには驚いた!

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    2024年10月17日
  • 後巷説百物語

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     今回は語り手の百介が年寄りになって、過去を語りながら回想する形で進行していきます。
    この中で百鬼夜行シリーズと繋がっており、向こうのシリーズでは怪異として伝わっているのが実に素敵でした。最後の終わり方なんかも、前回に続いて物悲しくて好きです。

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    2024年10月13日
  • 病葉草紙

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    また新しいキャラクターが登場です。というか、前巷説百物語に繋がりアリですが。
    昔の人は、体調の悪さをあり得ない虫のせいにして記録していたんだなぁと。わからないなりに、物事を記録するのは大事だと改めて思った次第です。
    語り部の差配さんが良い味だしてました。

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    2024年10月12日
  • 続巷説百物語

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     実に面白い。百鬼夜行シリーズとは反対で、妖怪の仕業にすることで、全てを丸く納めるミステリー。無印よりも続の方が面白く、短編集が綺麗に繋がりつつ、哀愁ただようラストも素敵でした。まだまだ続きがあるし、最後は百鬼夜行シリーズの過去と混ざるのが楽しみ過ぎます。

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    2024年10月07日
  • 了巷説百物語

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    ネタバレ

    シリーズを読み直してから挑んで良かった。これまでのキャラクターたちが勢揃いし最大規模で繰り広げられる圧巻の最終決戦。まさか稲荷坂のあいつまで冨久の仕掛けだったとは驚きました。最後の又市のセリフ"輩も物語になってるでしょうよ"でとうとうこのシリーズも終わったんだなと実感が湧きました

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    2024年10月06日
  • 巷説百物語

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    京極夏彦さんの作品。百鬼夜行シリーズのファンですが、こちらの作品にはしばらく手を出さない予定でいました。がどっこい、さすが京極さん、読んだら読んだで面白すぎました。積み本がまだまだあるので、どんどん百物語シリーズも読んでいけるのが楽しみです。

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    2024年09月29日
  • 後巷説百物語

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    少し趣向が変わって、時代は現代に近づく。なんとここで百鬼夜行シリーズとつながってしまうとは。加えて素晴らしいのが小野不由美による解説で、百鬼夜行シリーズのファンも是非とも読むべき。

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    2024年09月28日
  • 前巷説百物語 (一)

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    これを書店の新刊コーナーで見つけて、購入しようかしまいか、迷いに迷って結局買っちゃった(^o^;)だってこのシリーズ大好きなんだもん( ;∀;)買って満足したけれど、1巻で一つの話とちょっとが描かれているということは先が長そう(・_・;)

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    2024年09月25日
  • 了巷説百物語

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    京極作品の中で一番好きなシリーズ
    完結編だけあってオールスターキャストの読み応え抜群だった
    百介は登場しませんでしたが
    今回は狐猟師にして嘘を見破る道灌屋
    藤兵衛が主役
    クライマックスの戦いは壮絶だった
    又一たちの戦いはこんなに厳しいものだったのかと絶句した
    故に百介を巻き込みたくないという気持ちもよくわかった
    シリーズが終わるのは寂しいが
    見事な最終話
    話は違うが京極作品はいつも長いので
    合間に2~3冊違う本を気分転換に読んだりする
    今回は4冊読んだ
    長かったわ

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    2024年09月25日
  • 前巷説百物語

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    ネタバレ

    『了~』に向けて。 おそらく本作から初読の筈。 まだ青い又市と仲間たちとの出会い、別れ。 いつになく爽やかな連作と思っていたところで終盤の2編。 まさか若かりし頃の又市と"祇右衛門"の対決が見れるとはね…。 ということは当然おぎんさんも出てくるし、チラッと考物の百介まで現れたりファンサービスも充実していて大満足です。

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    2024年09月08日
  • 遠野物語拾遺retold 付・遠野物語拾遺

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    民俗学と妖怪学を併せ持った内容
    著者が再編集し、非常に読みやすい。

    願はくはこれを語りて再び平地人を戦慄せしめよ。

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    2024年09月06日
  • 今昔百鬼拾遺 月 【電子百鬼夜行】

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    鵺の文庫版が出るから
    手首を鍛えておきました

    京極の妹 敦子を主人公にした物語です
    残念ながら、いつもの面子は出てきません
    それでも面白いんですけどね

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    2024年09月04日
  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】

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     百鬼夜行シリーズの補完となる作品。百鬼夜行シリーズに登場するキャラ達の掘り下げや、事件に至るまでの話し等を集めています。短編集ですが、一つ一つのお話が面白く、書き方もそれぞれに変化をつけており飽きがきません。本編には本当にちょい役程度しか出てない人物にも焦点が当てられていて面白い。京極堂レスを感じることはありましたが、善き作品でした。

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    2024年09月01日
  • 後巷説百物語

    ネタバレ 購入済み

    了巷説百物語読了後に是非

    リアタイで読んで以来の再読です。
    昨年刊行された鵼の碑そして、
    百物語シリーズ完結編である了巷説百物語がとても良かったため、シリーズを読み返していたのですが、今回は初読以上になぜだかぐっときてしまいました。
    この話の最終話にて(時系列としてはですが)化け物遣い達の物語に幕が降ります。ただ、彼らの残した何某かが与次郎や小夜さんにも引き継がれて、次のシリーズにも続いていくのだなぁと思い、このタイミングで改めて読んで良かったと思います。

    個人的には巻頭の一編である「赤えいの魚」もおすすめです。シリーズ中でも異質な舞台設定ながらもなんとも言えない魅力ある世界観が愉しめます。そしてこの話を踏まえ(個人

    #切ない #エモい #感動する

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    2024年08月28日
  • 了巷説百物語

    購入済み

    げに恐ろしきは…

    見事 の一言に尽きる


    げに恐ろしきは 京極夏彦

    #カッコいい

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    2024年08月26日
  • 後巷説百物語

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    『赤えいの魚』
    なんともまあ、表現し難い気持ちになる話で、
    逆にそれがめちゃくちゃ印象に残った。

    そしてラストの『風の神』
    終わり方凄すぎる……

    ああ……もう、
    様々な意味で【終わり】なんだなあと。
    読み終わって暫くは放心してしまった……


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    2024年08月03日
  • 前巷説百物語

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    切ない。
    読み終わった後の無常感……

    又さん林さんコンビが好き。

    青くても何とかしようと悩んで足掻いてる又さんの姿は、なんというか、読みながら応援してた。

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    2024年08月03日
  • 西巷説百物語

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    巷説シリーズは前までしか読んだことなくて、了のためにはじめて読んだ。
    大好き又市がメインじゃないし、スピンオフ的な感じなんだろなと勝手に思い込んでてなんとなーく読まずに過ごしてきたが…

    なんでいままで読まなかった、私?!
    もっと早く読みなさいよ!
    と、セルフツッコミ入れたくなる面白さ…
    やっぱり流石だよ京極先生……

    まず、一番目の『桂男』で林蔵に堕ちた。
    月夜に相手と対峙してるシーン好きすぎた。
    台詞とか、畳み掛け方がツボ過ぎる。
    切れ長吊目さんが三白眼になるのも自分の癖に刺さり過ぎ………

    話としては『豆狸』が好き。
    哀しいけど、でも最後のあの希望の光が見える終わり方、好きだあ。たまには

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    2024年08月03日