献鹿狸太朗のレビュー一覧

  • 新しい法律ができた

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    25人の短編。「新しい法律ができた」から始まる物語。奇抜な発想の話し、よくわからん話し、いろいろあったけど、「もうディストピア」殺人が許されていた日本に殺人罪ができてから、みんなが殺人を恐れなくなり言いたいことを言い始めた、と言う怖い話し、面白かった。

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    2025年08月21日
  • みんなを嫌いマン

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    世に溢れるヒーローものの主人公たちは正義感に溢れ、人助けを自身の使命だと感じて、やりたくてやってるものだと捉えていたから、ヒーローになってしまった人の苦悩という視点が面白かった!
    でも戦闘シーンは怖くて私には厳しかった。

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    2025年08月10日
  • 頭がわるくて悪くて悪い

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    新刊コーナーで見つけて、
    今しか出会わないかも、
    読めないかもと思い、
    手に取った一冊です。

    文体が独特で面白く、
    個人的には読みにくい箇所もありましたが、
    言ってることは滅茶苦茶のようで、
    芯を食っていて、頭をガン!とされるような部分もあり。

    頭が悪い馬連。家族もやばい。
    馬連は宇宙人退治を命じられる。
    報酬は15万。

    宇宙人?SF??え???と思いながらの読書でした。

    途中色々しんどくて心折れかけましたが、
    最後は…そうなのか、と。

    私の中での馬連はEXITの兼近で、
    彼が頭の中で動き回っていました。

    普段読まないような文章だったので、
    読後は良かったです。

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    2025年08月03日
  • 新しい法律ができた

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    新しい法律ができた。の書き出しから始まる、数十人の著者のショートショート集。
    AIの発展に伴う近未来的な法律から、ラーメン禁止法など、多様で面白い。

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    2025年08月01日
  • 新しい法律ができた

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    25人の作家による、
    『新しい法律ができた』
    から始まるショートショート集。
    多崎礼さん、東川篤哉さん、霜月流さん、五十嵐律人さんの作品が良いと思った。
    くどうれいんさん、赤川次郎さんも短いなかでしっかりまとまっていて、流石プロ作家さん。
    残りのうちの半分くらいは、まあ、言いたいことは分かるんだが、消化不良のまま本になっちゃったかな、という感想です。玉石混淆ですね。

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    2025年07月06日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた。」という一文から始まる短編小説が25編載っています。
    25人の書き手が、もしこんな新しい法律ができたら、という視点でお話を綴ります。

     「新しい法律」ができた理由がそれぞれ興味深いです。
    例えば、
    ・金子玲介さん「ルパちゃん」では、「少子化対策」のために「子どもがわりに人口知能を搭載したぬいぐるみを所持することを禁止する法律」ができます。
    ・日野瑛太郎さん「推し活制限法」では、「推し活にハマり過ぎて身を持ち崩す人が出た」ために「推し活への課金上限を制定する法律」ができます。
    (わたしが、ぜひ読んでみたいと思っていた、くどうれいんさんの場合は、)
    ・くどうれいんさん「ショートケーキの夜」では、「フードロスと人口減少を同時に解決する」ために「ショートケーキはふたりで食べなければならない法律」ができました。
     それぞれ興味深いです。

     では、「新しい法律ができた。」から「どうなのか」というと、
    ・「だから、もう〇〇ができない。」というもの、
    ・「そのせいで、社会が〇〇になった。」というもの、
    ・「新しく〇〇をしなくちゃいけない。」というものに、分かれているような気がします。

     そして、登場人物たちは、「新しい法律」がどこかで、知らないうちに「できて」、しぶしぶそれに従わざるを得ないという感覚で生活が変えられていっている作品が多いように見えます。表現の効果上、まあそうなりますよね。

     (さてここからは私見です。)
     世の中にはいろいろと従わなくてはいけないルールが存在しますが、「法律」とは国会で制定されるルールです。おおまかに言うと、国会は国会議員が審議する場です。国会議員は公職選挙によって選ばれます。選挙で投票できるのは18歳以上の国民です。
     つまり、我々が選んだ国会議員が「法律」を国会で作るのだから、本来「新しい法律ができた」といった時事的、他人事的な表現ではなく、(意識としては)「新しい法律を(我々が国会議員をして)作らせた。」「新しい法律を作った。」と当事者意識で言うのが理想と言えるのかもしれません。
     小説集の話に政治の話を持ち込むのは文字通りご法度なのかもしれませんが、「できた」という表現に自分の生活とは縁が薄いという意識が隠れていないか気になるところです。面倒くさいヤツですみません。
     この小説集に書かれているような理不尽な「新しい法律」が制定されて社会がディストピアと化さないように、しっかり政治を監視しなくちゃな、と思ったしだいです。放言をお許しください。

     それはさておき、いろいろな視点で語られるお話はそれぞれ読み物として面白いですので、オススメいたします♡
     
    著者一覧(掲載順)
    金子玲介
    日野瑛太郎
    朱野帰子
    阿部智里
    真下みこと
    須藤古都離
    嶋戸悠祐
    多崎 礼
    風森章羽
    名倉編
    真梨幸子
    東川篤哉
    霜月流
    矢樹純
    高田崇史
    潮谷 験
    献鹿狸太朗
    高田大介
    大沼紀子
    矢部嵩
    柾木政宗
    くどうれいん
    白井智之
    赤川次郎
    五十嵐律人

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    2025年06月28日
  • 地ごく

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    他人の欠落を見て、親近感や優越感に縋り付く、暗くて希望のない本だった。
    前向きに、なんて言葉が届かない人がいるのだと、自分とは違う価値観を持つ人がいることを知った。この感情は、絶望だった。

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    2025年01月14日
  • みんなを嫌いマン

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    地球のみんなを守るマンは誰からも守ってもらえない。だから懐疑的で投げやりな感情マンになり、心と体が乖離する。気にしいだし、嫌われることを恐れてる。だから防衛本能が刺激されてみんなを嫌いマンに至る。

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    2024年12月22日
  • 地ごく

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    献鹿狸太朗とのファーストコンタクト。「何でそんなこと書くの…」のオンパレードなんだけど、綺麗事が全く無くて、社会の「膿」が破れて中身のドロドロが怒涛のように押し寄せてくるこの感じは、逆に清々しくて信用できる。表題作の「ごく」が平仮名な理由にゾクゾクした。

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    2024年11月23日
  • みんなを嫌いマン

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    こんなにも正義の味方、みんなのヒーローという存在が可哀想と思う日が来るなんて思わなかった。
    でも言われてみれば確かに、「ヒーロー」なんて世間が押し付けている幻想で、一般人が二足のわらじでやる仕事ではないよな…と思う。
    なんの相談もなく、無償で、命懸けで、大勢の人の命を守る使命を与えられるなんて、私なら耐えられない。
    この本を読んでしまったら、ヒーローものを普通の目で見られなくなってしまうなぁ。
    衝撃的な一作でした…。

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    2024年10月14日
  • 赤泥棒

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    自分には文体が難しくあまり理解できなかった。
    自分にはまだ早かったのか合わなかったのか分かりませんが、朧気ながらもわかった時は面白かったです。個人的に奇食のダボハゼが好きです。

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    2024年10月04日
  • 地ごく

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    ネタバレ

    表題の地ごくと、天獄の2つの話。
    ちょっと文章が読みづらかったが、なんだか人間のドロドロした部分とか汚い部分とかが感じられる作品!

    ・地ごく ★★★
    文章読んでて、臭い匂いを思い出した。
    ザ底辺と呼ばれるような人たちが住むアパートでの物語。とにかく読めば良いほど臭そうな雰囲気がずっと漂っている。
    久野が地獄に気づいた後の展開が良かった。


    ・天獄 ★★★
    こんなママ友会とかありそうだなぁと思いながら読んでた。絶対に入りたくない。
    満たされない菜々子が不幸だと思った。

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    2024年06月21日
  • 地ごく

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    めちゃくちゃ嫌な気持ちになるんだけど、共感してしまう部分もある。
    自分より下と位置づけた人と比較して、自分はまだ大丈夫と安心したくなる気持ち。
    それをちょっとわかってしまう自分がいる。
    自分は違うと思ってる人にぜひ読んでもらいたい。

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    2024年03月01日
  • 赤泥棒

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    2024/2/3

    最初の5ページくらいが生理的に無理で、乗り越えたら見方が変わった。
    ジェンダー。
    癖のある文体だから好みが分かれそう。

    若い人が書いてるんだろうな、と思ったら賢くて若い人だった。

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    2024年02月26日
  • 赤泥棒

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    女性の使用済みナプキンを集める性癖のある高校生や夢を掲げながら現実よりネットの世界にのめり込むうんちく高校生とか色々な価値観の主人公が出てくる短編。読んでいてむず痒い思いがしたかったり、現代っぽい雰囲気を味わいたい人にすすめたい。最近、周りに変な人ばかりいる環境にいたりはするけど改めて人の数だけ価値観や癖があるなと思わされた。

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    2024年01月12日
  • 赤泥棒

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    序盤、地の文が神視点なのか登場人物視点なのか分からず少し混乱したが、神がめちゃめちゃ解説してくれる形式なんだと分かってきてからは読みやすくなったように思う。

    登場人物の心情や行動の理由について、読者に読み取らせるというよりは、解説のように細かく鮮明に、異常で複雑な心の中を分からせるように書かれている印象だった。

    それ故に登場人物は異常だと思える人ばかりだけど、どこか自分自身とも共感できるところも発見してしまって、気まずさ、面白さ、怖さなど複雑な気持ちになる。

    暴力的な描写も気持ち悪さの描写も巧くて、読んでて辛かったけど、もう一度あのページ見直してみようかなと思ってしまう中毒性もあった。

    漫画家さんでもあるんですね。ググったら更に驚いた、リスペクトです。

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    2023年07月19日
  • 赤泥棒

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    共感されない世界でもがいている存在たちが多く
    描かれている本作は、天才と呼ばれながら苦しんでいる人と、人には言えない自分のマイノリティを隠しながら生きる人と、1人の存在のために、自らの身体を捧げて1千万円を貯めた人など、何かをもがいている人物たちが、多く登場します。
    「マイノリティの中のマイノリティ」この一文が
    特に心に響きました。 

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    2023年05月03日
  • 赤泥棒

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    感想
    共感されない。苦しみを覚えるか、優越感を覚えるか。どれだけ理解が進んでもマイノリティに課せられた重しは残る。軽々と跳べる日は来るのか。

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    2023年04月25日
  • 赤泥棒

    な

    ネタバレ 購入済み

    文章が難解

    文が難解すぎて途中で読むの諦めそうになる。赤泥棒はナプキン泥棒っていう衝撃的な設定から始まったのに何故か清々しい終わり方であまり好きじゃない。普通も同じく何故か清々しい終わり方。青辛く笑えよが1番好き。

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    2025年05月03日