保阪正康のレビュー一覧

  • あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書―

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    弟より拝借。WW?になだれ込む遠因になった二・二六事件から、WW?を中立的立場で振り返る本。この本から、「空気の研究」「失敗の本質」と読み進めるとよさそう。

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    2026年10月05日
  • 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈

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    現在の高市政権は、殺傷能力を持つ武器輸出の解禁、防衛力の大幅な拡充など、太平洋戦争で国家が崩壊の危機に瀕し、憲法9条に守られながら再興•確立されてきた戦後の平和、そして、それを支えた安全保障政策を、大転換する軍備増強路線を推進している。これにはかつての昭和の大戦争に向かった帝国日本のファシズム的な流れを想起する人も少なくないのではないだろうか。確かに中国、北朝鮮、そして泥沼のウクライナ侵攻を続けるロシアを近隣に抱え、安全保障の環境が変わったと言えば、何となく納得してしまう面も無きにしも非ずではある。だが、このままトランプ大統領のアメリカ追従、振り回される一方の日本が、可能性としては高まりつつある台湾有事を機に、かつて中曽根氏が言った列島不沈空母に一気に傾く可能性を高める一因になっていると感じる。ディールを政治に持ち込み損得勘定で国家政策を決めるトランプ氏の手法は、日本の安定的な平和にとってはリスクであり、アメリカによる対中国政策の一つの駒としか見られない日本は、常に二大国の間で激しく揺さぶられ続けるのは目に見えている。高市日本がアメリカの望むままに軍備を拡張したところで、在日アメリカ軍の存在なしには、我が国一国で前述した不安定要素3カ国に立ち向かうのは無理な話である。
    ここで改めて高市政権の行ってきた事を振り返ると「非戦闘目的5類型」を撤廃や、戦闘機•護衛艦など殺傷能力のある完成品武器の輸出を原則可能とした「防衛装備移転三原則の改定」。GDP比3.5%規模(20兆円超)への増額要求が浮上する一方で5年後目標額については慎重な姿勢も示す、防衛予算の増額。戦時転用可能な技術とも言えるAIや無人機、そして原子力潜水艦の動力開発検討への着手など、明らかに将来の有事を見据えた技術開発への積極姿勢など、中国や韓国などかつて日本が侵略した国々からの批判を巻き起こすだけに止まらず、国内でも疑問視する声が大きくなるなど、不安定さを助長する方向へと突き進んでいる様に感じる。表向き、いや真に平和を求めながらも、却ってそれを不安定化する動きは、国内外の不安視する声を大きくさせる一因となっているのは間違いない。高市総理の元、日本は再び戦争の惨禍を引き寄せかねないリスキーな動き方をしているのは誰が見ても解るし、不安を感じざるを得ない。
    一方、戦後の日本は80年以上もの間、平和を謳歌し、経済的に劇的に力を伸ばしてきた事は事実であり、バブル崩壊後失われた30年と言われながらも、GDPベースでは上位の経済大国の位置を維持し続けているのも事実だ。これに寄与したのは、言うまでもなく軍備縮小•経済拡大、そして日中国交正常化や各国へのODA支援などで、海外との経済的な結びつきを強めて行った国家政策にある事は間違いない。そうした政治を支えてきたのは、保守と言われる政治体制と保守を標榜する政治家達の実績である。本書は現在の高市政権を始めとし、選挙で躍進してきた保守を名乗る政治政党が、かつての「良い保守」と比較し、極端に右寄りの政策を掲げる、言わば偽物の保守であると論じる。本来の正しい意味での保守「真の保守」の在り方を、戦後日本の平和や経済的発展を築き上げてきた政治家達の名前を挙げ、現代政治の問題点を分析する内容となっている。
    著者は近現代史特に昭和史研究の第一人者である保阪正康氏。氏の著作はこれ迄にも多く読んできたが、多くの政治家や戦争経験者へのインタビューを通じて培ってきた広い知識と、それをベースとする鋭い分析眼、納得感のあるロジックで練り上げられた文章は、一気に読める内容となっている。日本の地下水脈に、かつての偉大な政治家達の意思を受け継ぐ「真の保守」は生き続けているのか。激しく戦争への道を突き進む今の日本の中で、我々国民一人一人が世界情勢をどう読み、何をしていくべきか考えるきっかけをくれる一冊だ。

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    2026年10月03日
  • あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書―

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    大本営の戦争指導者たちがクソクズすぎて。
    前線で戦死した兵士たちはいったい何のために死んだのかと言いたい。

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    2026年10月02日
  • 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈

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    ネタバレ

    保坂さん本当に必死に切実に今の日本のかじ取り(してる人たち)の危うさを訴えていらっしゃる。こんなにマーカーつけた本ないもの。私たちは保坂さんの訴えを深く心に刻まねばならない。そして次世代へとつないでいかなくては。

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    2026年09月16日
  • 虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽

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    この面子に半藤一利さんが居ないのが寂しい。

    40年前の吉村昭の「もうまともな戦争の証言が取れないから、戦記物は書かない」
    という姿勢はさすが。
    そうなれば昭和の語り部は保阪正康さん辺りでギリギリか。

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    2026年09月02日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    満州事変〜太平洋戦争開戦までの流れと当時の日本の社会状況などが口語中心で非常に読みやすく、分かりやすく書かれている。
    ただ、あくまで初学者向けの概説書、かつ各話者の解釈が全面に出た内容なので、巻末の年表を含む史実と照らし合わせながら自分なりの思考を持って読んだ方がより深い学びになる。

    加えて、巻末の参考文献集は大いに参考になる。
    この一冊を入門編と位置付け、さらに同時代を扱っていたり、本書で出てきた用語や概念(日独伊三国同盟や満州事変、二・二六事件など)をテーマにした新書を3冊以上、可能なら単行本や研究書を2,3冊追加で読んでいくのが本書の使い方かなと思う。

    繰り返しになるが、この時代の日本社会や政策決定の舞台等を学ぶための入門書として有意義な一冊である。

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    2026年08月31日
  • 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈

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    うまく表現はできないのだが、なんとなくこの社会がファシズムに走っているように感じる。昨年の選挙で、自民党の圧勝は何だったのであろう? 
     筆者が書いている 『真正保守』の政治家10箇条読むと、このような政治家が今の日本にいるのだろうか不安を感じる。まず私は歴史をしっかり学びたいと感じた。これまでの真正保守の政治家たちには、確かに戦争経験がある。その経験のなくなった世代の社会がいかに危険であるか感じた。

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    2026年08月29日
  • あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書―

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    昔は戦争をはじめた理由がわからないという主張が多かったが、現代においては外圧、大本営、マスコミなど理由は様々語られている。

    その上で知りたいのは、選択肢が最悪の一手しか無くなった時どのような態度を取るのかという事。
    それがほとんど「逆ギレ」だったという事が史実とともに語られている。
    そして「逆ギレ」戦争は現代でも続いていると思う。

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    2026年08月25日
  • なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)

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    世界大戦やそれにまつわる出来頃がなぜ起きてしまったのか、そこから日本人の気質が見える。戦争を感情的な部分だけで考えず、しっかりと「歴史」を見て同じ轍を踏まないよう分析的に考えることが必要だと改めて思った。

    「南北戦争は日本の戊辰戦争と同じく国家統一を目指す戦争であり、日本とアメリカは、世界史と国際社会の中にほぼ同時期に登場してきたのである」(p68)というのはとても興味深い事実だ。

    「巣鴨プリズン、東京裁判には、未だ語られていない史実が幾つかある。私は関係者の証言を聞いていて、GHQ側に意図的に伏せられている史実(例えば、A級戦犯に対するある処遇)があることに驚いた。そうした史実が公開されるべきだとの思いは消えない」(p121)とあるが、その伏せられている史実というのが一体何なのか非常に気になる。

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    2026年08月24日
  • 「特攻」と日本人

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    特攻隊員自らの遺稿を通して彼らのリアルな心情を窺い知ることができる貴重な本だった。あの戦争を単純に美化してしまったら、かけがえのない彼らの人生と身を粉にしてようやくたどり着いた最後の境地、家族や友に対する愛を逆に軽視することにも繋がってしまう。
    改めて戦争は酷いものだと感じた。

    『日本社会は、そして日本人は戦争という軍事行動に向いていないとの実感である。私たちの国は、ひとたびこうした行動に走れば、際限のない底なし沼に落ちこんでいく性格をもっている。特攻作戦はまさにそうだったのだ。』(保阪正康)

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    2026年08月15日
  • 虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽

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     故半藤一利氏が、作った「歴史探偵団」の団員3人が集まって、昭和史特に「日本海軍」について話し合った鼎談本。現在、歴史になりつつある「あの戦争」の当事者たちに直接話を聞いた事のある人たちが、その中から敗戦から現在まで、ある程度イメージ戦略に成功した「日本海軍」に対しての何故成功したのかを話し合っているのは、非常に面白く読めた。

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    2026年08月05日
  • あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書―

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    もう知らなかった事だらけ。
    びっくりするような軍部の考え方や精神論、組織としての構図。
    「大人のための歴史教科書」と言うタイトルの通り、日本の重要な歴史について学ぶ事だらけの一冊だった。

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    2026年08月04日
  • 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈

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    本書は、歴史的な取材の蓄積を背景に、「保守」という言葉を政治家の実践から捉え直そうとする意欲的な一冊です。石橋湛山という人物を軸に据えた構成は説得力があり、現在の政治状況への危機感も伝わってきます。

    ただし、タイトルに掲げた「真の保守とは何か」という問いに対して、日米関係と天皇制という二つの核心的な論点が最後まで明確な結論を与えられないまま終わる点は、物足りないところです。新書としての紙幅を考えれば無理からぬことかもしれませんが、読者としてはこの二点にこそ著者自身の踏み込んだ見解を聞きたかったところです。

    【目次】
    はじめに 「真正保守」の再興を求めて
    第一章 高市自民党は本当の保守なのか
    第二章 軍部と闘う石橋湛山
    第三章 アメリカと闘う石橋湛山
    第四章 池田勇人が継いだ湛山精神
    第五章 後藤田正晴という保守的「護憲」政治家
    第六章 日本の保守はなぜ親米なのか
    おわりに 「真正保守」にとって天皇とは何か

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    2026年07月02日
  • 続 昭和の怪物 七つの謎

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    どの方も昭和の怪物とは思えませんが、それぞれの人物を通して昭和史をよく学べましたし、その人となりも参考になりました。

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    2026年06月21日
  • 戦争の近現代史 日本人は戦いをやめられるのか

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    歴史そのものというよりは、長らくそれにか変わってきた筆者による教訓に力点がある。説教臭いと思う人もいるかもですが、聞いておかないといけない気がしてます。

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    2026年06月05日
  • テロルの昭和史

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    昭和は遠い過去ではなく、静かな熱を帯びて迫る。若き将校や思想家の焦燥は凶刃となり歴史を揺らした。自暴自棄の底からヒーローを夢見る衝動のままの空白を埋める仮面。確かな思想や宗教に裏打ちされたテロ。屈しはしないという叫びが正義を装うとき、個人に潜むテロルは姿を現し、やがて組織化されて社会へ広がる。分断と不安の現代にも同じ兆しは潜む。

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    2026年04月30日
  • 「戦後」の終焉 80年目の国家論

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    明治以降の戦争の時代、占領期から始まる高度成長期、その後の停滞期をそれぞれの時代に影響を与えた政治家を中心に歴史を語る著書だが、昭和天皇の言動も含めて非常に楽しめた.吉田茂、岸信介、田中角栄、中曽根康弘、小泉純一郎、安倍晋三と馴染みのある政治家の動きを概括している.特に面白かったのは安倍の無教養なところを具体例を上げて解説しているところだ.今のトランプと似ている感じだ.著者たちが、若者層の知識の低下を危惧しているのは気になる点だ.

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    2026年04月22日
  • 「ポスト戦後」を生きる─繁栄のその先に

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    保阪正康氏は政治家を含めた国民の「知性の劣化」を指摘。それは歴史を理解し、日々の事象を冷静に分析し、整理する能力を磨く事が薄れてきていると言う事だ。戦後80年、戦争を体験した人はほぼない現代は戦争の悲惨さなど分かるはずもなく、安倍政権を踏襲した高市首相の動きの中で注目すべきは「戦争に巻き込まれない政策・構え」から逸脱しないか心配なことだ。 安倍政権では憲法改正、集団的自衛権、日本版NSC、武器輸出などがあり、高市政権では議会政治を無視した決断にならないか恐怖を感じる。それは、国政選挙の投票率を低迷させ、圧倒的数での与党独裁特権から国会議論を無視し、閣議決定を優先させている事だ。結果、市民の声を無視し、市民権利を失わせ、民主主義の理念をも覆し始めている現状は「戦争は政治の失敗から始まる」と言う史上でも実証された方向に現政権が向かないことを祈るばかりだ。

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    2026年04月19日
  • 真の保守とは何か 近代日本の地下水脈

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    冒頭から今の日本の状況を非常に的確に分析されていると思いました。
    本書で紹介されている歴史上の人物の紹介や評価については、私の知識不足もありその是非までは評価できなかったので、何人かもう少し詳しく知りたいと思いました。

    新自由主義改革で格差を拡大させた小泉内閣や、格差をさらに拡大させ権力を私物化したような安倍内閣に今の状況の原因があると言えるかもしれませんが、私個人の経験から言えば、安倍内閣の頃は仕事も安定していて特に不満はなく、小泉内閣の時に至っては勢いのある話し方をする人と言う薄ぼんやりとした記憶しかありません。
    結局のところ人間がその時には正しいと思った選択や行動も後から見ると間違いだったということが、長い目で見てみれば良くあることなだけなのかも知れません。
    高市政権や参政党を支持する人たちも別に悪気があって支持しているわけではなく、それが正しい事と信じて支持しているところに難しさがあります。

    読み終わった後に少し前に読んだユダヤ教の本に書いてあった教えを思い出しました。
    それは、老人が実がなるまで時間のかかる果物の木を植えた時に、ある人からあなたはその実を食べられないかも知れないのになぜその木を植えたのか?と聞かれ、その老人は自分が子供の時に食べた果実も私の祖先が植えてくれたものだから私も同じようにする。と言う教えです。
    歴史を学びそこから洞察を得ようとする行為は、少しでも現在を良くしようとする行為だと思いますが、今を良くするだけでなく、未来にも良い選択ができるような人間になれるように、これからも歴史を学び続けたいと思いました。

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    2026年04月08日
  • なぜ日本人は間違えたのか―真説・昭和100年と戦後80年―(新潮新書)

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    第二次大戦の日本と、敗戦後の昭和を振り返る本。

    エマニュエル・トッドの新書もそうだったが、歴史家の語りは中立的な姿勢で好感が持てるし、その分読者の視野も広がるので読んでいて面白い。

    同時代での捉え方と、歴史視点での捉え方ではその善し悪しが反転しうる、という見方は歴史家ならではで、学びになった。

    また、日本の皇国史観、唯物史観の整理や、左翼知識人の偽善あたりはとくにおもろかった。

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    2026年03月29日