平成の天皇皇后両陛下大いに語る

平成の天皇皇后両陛下大いに語る

ビジネス・実用
2,200円 (税込)

11pt

4.5

20時間を超える両陛下との懇談の記録

「保阪君、雲の上の人に会う気はあるか」
故・半藤一利氏にそう声をかけられたのをきっかけに、筆者は2013年から2016年の3年間で6回も、天皇、皇后両陛下(現上皇、上皇后)に御所にお招きいただき、それぞれ数時間にわたる「雑談」を、都合20時間以上重ねた。
近現代史を研究してきた筆者にとって、両陛下のお話は歴史の機微に触れる、まことに貴重な証言であったのと同時に、いずれ編まれるであろう平成の天皇実録の史料として、この雑談の記録を残しておくよう、侍従長であった故・渡邉允氏に強く勧められたこともあって、「文藝春秋」2023年1月号、2月号の2回にわたってこの懇談録を執筆した。
これに、2015年5月号掲載の渡邉侍従長との対談、2018年9月号掲載の川島裕侍従長との対談を合わせて、平成の天皇、皇后両陛下の、常に歴史と国民に向き合われてきたお姿を記録したのが本書である。
「日本にはどうして民主主義が根付かなかったのでしょうね」
「石原莞爾はそういうところ(田中メモランダムの執筆)でも関与しているんですかね」
など、公式の場面では絶対に出てこない陛下のお言葉は、昭和、平成の2代の歴史の重みを自然と感じさせる。
両氏が御所にお招きいただいたのは、ちょうど陛下が「生前退位」をお考えになっていた時期でもあった。
歴史の大きな節目に関わった、歴史研究家による貴重な記録が本書なのである。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    平成の天皇皇后両陛下大いに語る
  • タイトルID
    :
    1720487
  • ページ数
    :
    184ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年11月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    29MB

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平成の天皇皇后両陛下大いに語る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昭仁天皇(現 上皇)との会話が生き生きと描かれていて、あっという間に読みすすめてしまいました。保坂先生のように、歴史を丁寧に調べたうえで、わかりやすい形で著作にしてくれる方を、大変頼もしく思います。

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    昭和だろうと平成だろうと令和だろうと天皇皇后両陛下が大いに語るなんてあるだろうか――。この本も大いに語っているわけではないけど、ちょっと知らなかった明仁さま、美智子さまの姿が感じられる貴重な内容だと思う。
    保阪さんと半藤一利さんが2013~2016年に断続的に数回、天皇皇后両陛下に招かれて歓談したときのことが書いてある。えっ、こんなことまで書いていいのかななんて思うような、明仁さまの邪気がないゆえか我を張ってなのかと思わせる発言のことが書かれていたり、保阪さんも平成天皇と明仁天皇の間に二面性がなく過ごしているのではないかと書いているけど、これって言い換えれば公と私というか象徴と私人の間を自由に行き来できるということではないかと思っていて、そういう意味でわりと私人寄りのときを一緒に過ごしたのだなと思う。
    あらためて平成天皇は美智子さまと二人で象徴天皇としての、時代に合った天皇としての道を模索し、見事に切り拓いたのだなということを保阪さんの解説や巻末の二人の侍従長との対談を通して知ることができた。一方で、その重責だけを負うのではなく人間らしい生活も楽しまれたのだなということも。

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    「先の大戦で多くの人命が失われ、また、我が国の戦後の平和と繁栄が、このような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず、戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。 平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」(二〇一八年十二月)

    平成天皇が天皇としての最後のお誕生日に際して仰られたお言葉です

    はい、本作は昭和史研究家である保阪正康さんが平成天皇(現上皇)と美智子皇后(現上皇后)との全6回の「雑談」の内容を中心に、両陛下のお言葉をまとめたものです

    平成の天皇、明仁天皇と美智子様は、わいの尊敬する人ベスト10にご夫婦でランクインしている2組目のご夫婦ということになります

    そして明仁天皇は日本の歴史上初めて象徴天皇として即位した天皇でもあるわけ
    そもそもね象徴天皇って何よ?ってところからのスタートだったわけなんだけど今ではもう象徴天皇って何?との問いには全日本国民が自信をもって明仁天皇やがな!と答えてOKというはなまる百点の存在なわけです

    わいが明仁天皇を尊敬するところは、徹底した現場主義なんよ
    被災者や障がい者など弱者のもとに赴き目線を合わせて勇気づけ、先の大戦の慰霊でも現地を訪れ祈りを捧げる

    常に国民に寄り添い共に歩む

    そして「平和」であることを最優先に日々公務をされていたように思います

    これが、日本が世界に誇る象徴天皇ですよ!
    日本に生まれて良かった〜と思える存在です!

    0
    2026年01月22日

    Posted by ブクログ

     著者は半藤一利に誘われて、2013年2月から2016年6月までの3年4ヶ月の間に6度皇居に赴き、明仁天皇、美智子皇后と「雑談」している。その際の記憶をまとめた2本のエッセイと、二人の侍従長経験者(渡邉允、川島裕)との対談を収録する。エッセイのうち1本は、皇居内の御文庫附属庫地下防空壕の入口に案内されたときの話、対談のテーマはパラオ・ペリリューへの訪問と天皇としての最後の「戦没者追悼式」の際の記憶なので、いずれも戦争記憶にかかわるものといってよい。

    0
    2025年08月10日

平成の天皇皇后両陛下大いに語る の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    平成の天皇皇后両陛下大いに語る
  • タイトルID
    :
    1720487
  • ページ数
    :
    184ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年11月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    29MB

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