保阪正康のレビュー一覧

  • 田中角栄と安倍晋三 昭和史でわかる「劣化ニッポン」の正体

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    200619田中角栄と安倍晋三 保阪正康☆☆☆
    政治家は誰のために存在するか? 民のため、国家のため
    ところが安部晋三など世襲政治家や、トランプなどは
    自分のため、自分のレガシーのため、君主国家に逆戻りした
    人類が民主主義のためにどれだけの血を流したか!

    「戦争への姿勢」
    安倍首相は積極的 民の苦労は念頭にない
    本当の政治家は戦争を嫌い、回避に全力を挙げる
    田中角栄 大平正芳 野中広務 
    議院内閣制での適切な統治能力とは「戦略的自己抑止能力」
    →戦争メカニズムは特権者が作る(226)

    安倍晋三は「反知性主義」(64) 
    本を読まない 思索しない 言葉に出来ない 議論できない
    話が5分続かな

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    2020年07月24日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    面白い。一気に読んだ。特に犬養道子氏と渡辺和子氏のエピソードは心に迫る。元号が変わり昭和が歴史になりつつある今、こうした切り口の書物は大変意義深いと感じた。

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    2019年07月07日
  • 続 昭和の怪物 七つの謎

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     昭和史において、政界から在野の人物7名へのインタビュー等を通じて述べた本書。
     いくつも初見があって面白い。

     特に気になったのは2点。

     一つは橘孝三郎。この人物についてはまるっと初見である。農本主義者で理想主義者。なおかつ自ら汗を流す実践家でもある。その人物が何故「五・一五事件」に関与したのか?そこに当時における社会の病巣が関係している。大雑把に言ってしまえば、「都市優先・農村軽視」と「富の偏在・格差社会」。
     前者においては、農村の荒廃。今とは比較にならない程、農業者が大半を占める社会において彼らを軽視すればどうなるか。怨嗟の声は天下に満ち、それが動乱への伏流水となっていく。
     後

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    2019年05月07日
  • 平成史

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    【三十年一刻のごとし】約30年に及んだ平成という一つの時代を、政治や経済、社会や皇室といった多様な側面から分析した作品です。著者は、昭和史研究により菊池寛賞を受賞している保阪正康。

    日本近代史の大家とも言える著者の作品ということもあり、時に昭和と比較をしながら進めていく平成論はお見事の一言。教科書的な知識を身につけることとは一味違う、時代の通奏低音とは何だったのかを考える上で有益な作品です。

    〜昭和を因とし、平成を果として多様な光景が生みだされていると言ってもいい。平成史はこの二つを回転軸として回っているとの言い方もできるであろう。〜

    こういう作品は類書をまとめて読むと比較ができて面白い

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    2019年04月08日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    昭和史は私の世代の歴史教育では把握し難いものがあって、あまりよくわかっていないため、本書は興味深く読んだ。側近へのインタビューを通じて提示されるそれぞれの人物像が新鮮。良いところ(悪いところ)ばかりでないのが良い。一部救いのない人もいるが…

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    2019年02月28日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    180810昭和の怪物 七つの謎 保阪正康 ☆☆☆
    「東條英機」ナンバーワン! 石原莞爾・瀬島龍三が勉強になった
    犬養毅・渡辺和子・吉田茂も良かった

    1.東條英機 選んではならない首相「自省がない」
    昭和天皇と木戸内大臣の奇策 自己保身が国を滅ばした
    (1)軍人の偏狭さ①精神論が好き②妥協は敗北③事実誤認は当たり前
    ⇒安部晋三首相と似ている(14)凄い大胆な発言 選んではならない
    (2)人事大好き 東條人事こそ陸軍最大の誤り
    私情がらみの人事 諫言の士より服従の部下 口を挟まない幕僚
    (3)東條の大いなる勘違い
    あくまで軍事的勝利を目指す、天皇は戦争に負けるより「国体護持」「皇統を守る」

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    2018年11月10日
  • 歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか

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    客観的に領土問題について記載されている。
    ただ、現在の日本の政治や現在の情勢を考えるとこのままの状態が続いていくのかなと。

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    2018年08月25日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    平成という時代のが終わろうとしている今、戦前、戦後の昭和の時代に何が起こり、誰がどんな判断をしてきたのかを2018年の今こそ知らしてくれる一冊。

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    2018年08月21日
  • 昭和の怪物 七つの謎

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    講談社現代新書今月の新刊。丁寧なインタビューと一次資料の読み込みにより昭和史の謎に迫る。第1章の東條英機についても予断を排してその存在を再構築していく様が白眉かつ痛快。2章以下は 石原莞爾、犬養毅、渡辺和子、瀬島龍三、吉田茂。2018年必読の書。
    以下本文p13-14より 東條英機論

    …とにかく強引で、自分に都合のいい論理しか口にしない。(中略)いわば人間形成が偏頗なのである。こういうタイプの政治家、軍人は三つの共通点を持つ。「精神論が好き」「妥協は敗北」「事実誤認は当たり前」(中略)(その点では安倍晋三首相に似ているともいえるが)。(中略)つまるところは「自省がない」という点に尽きる。(中

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    2018年07月29日
  • 「昭和」とは何だったのか

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    アジア・太平洋戦争のさなかにいた軍人・政治家やその身内など、昭和史の当事者"に取材を重ねてきた著者の、「自国の歴史を風化させてはならない」という強い思いを感じた一冊だった。愚かな歴史を繰り返さないために、我々が学ばなけばならないことは、まだ山ほどある……。"

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    2018年01月08日
  • 昭和の名将と愚将

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    多少覚悟はしていたものの、やはり「特攻」の内実は暗澹たる気持ちにさせられる。あまりにも悲惨で、この上なく酷い。「国を護るための尊い自己犠牲」などと美談に仕上げて、思考停止してはならないと強く思った。戦前のごとく世論がどんどん右傾化している昨今、「特攻」や戦争そのものに対し、徹底的に考察されなければ、またこの愚が繰り返されないという保証はどこにも無いぞ……

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    2018年01月08日
  • 昭和史の深層

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    『昭和史入門』(文春新書)の姉妹編とも言うべき内容。昭和史をめぐる諸問題(あるいは昭和史に端を発する問題)に対し、現代を生きる我々の取るべき道を示していく。どの章も、冷徹な事実の積み上げによって形成されており、新聞やネットに溢れる小手先の「あった」「無かった」の水掛け論とは一線を画している。ぜひ「ネットde真実」してしまった人たちに読んで、頭を冷やしていただきたい一冊。

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    2018年01月08日
  • 昭和の戦争を読み解く 戦争観なき平和論

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    戦争をやるにも、反戦平和を唱えるにも、そこには確固たる「戦争観」が伴わねばならない。でなければ、ただ醜態をさらすのみ。

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    2018年01月08日
  • 太平洋戦争の失敗・10のポイント

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    「負けを認めたくない」と安いプライドを惜しみ、いつの間にか「負けるわけがない」という妄想に取りつかれた。そしてその根拠無き妄想が、取り返しのつかない破滅を招いてしまった……なんだか今の日本とダブるなぁ。

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    2018年01月08日
  • 昭和天皇(上)

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    やはり昭和史を追うことは、昭和天皇その人について知ることに他ならぬ。上巻では誕生(明治34年)から、弟宮:秩父宮との死別(昭和28年)まで。

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    2018年01月08日
  • 昭和天皇(下)

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    戦前・戦中における「大元帥」としての人物像に比べると、顧みられる機会の少ない、戦後における「象徴」としての姿に迫った下巻。御製(折に触れて詠まれる和歌)と記者会見での質疑応答、従者の回想記を中心に、憲政史の中での立ち居振る舞いを詳細に書いている。

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    2018年01月08日
  • 昭和史のかたち

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    昭和史の中にいくつかある重大な局面を、「かたち=図形」で捉え直す試みを綴った書。第四章で示された「頂点A=天皇、頂点B=統帥権、頂点C=統治権とする三角形」という図式は、憲法のグレーゾーンを恣意的に利用した軍部の動きが具体的にイメージでき、なるほどと思った。「かたち」を意識して、これまで読んだ昭和史関連の書籍をまた読み直せば、より理解が進むかもしれない。

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    2018年01月08日
  • 田中角栄と安倍晋三 昭和史でわかる「劣化ニッポン」の正体

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    べつに安倍総理を個人攻撃でコキ下ろす本ではない。平成28年現在の日本が直面している諸問題について、昭和史を振り返ることで深層を探っていくのが趣旨となっている。毎度毎度、保阪先生の本は文章が非常にカタくてとっつきにくく、読み進めるのに苦労するのだが、自らの言葉として吸収し、心中へと落とし込む作業を(強制的に)行うことになるので、インテリジェンスを磨く材料としては良いのかもしれない。

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    2018年01月08日
  • 「昭和天皇実録」の謎を解く

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    掛けた歳月24年5カ月、総ページ数12,000ページ。87年に渡った昭和
    天皇 の生涯を綴った『昭和天皇実録』の編纂が終了し、今上陛下に
    奉呈された のが2014年9月。

    そして、今年3月から一般刊行が始まった。早々に予約をしたのは
    いいが、 全19巻を5年かけて刊行することを予約語に知って愕然とした。
    それまで 何があっても生きていなくちゃ。

    既に刊行された2巻は手元にあるのだが、未だ手を付けていない。
    読もうと思った矢先に、本書が出版されたからだ。昭和天皇の
    崩御後、関連の書籍が多く世に出たので時間のある限り読んだ
    のだが、それでも知らないことが多い。

    なので、『昭和天皇

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    2017年08月21日
  • 昭和天皇(上)

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    [時代の御方]戦争、復興、経済成長に代表される出来事が目まぐるしく展開していった昭和という時代。天皇という存在をその時勢に合わせてどのように日本の中に位置付けていくかを呻吟し、何よりも国民と国家の安寧を願い続けた昭和天皇の歩みを、その生い立ちから崩御まで丹念に描いた作品です。著者は、日本の昭和史研究の第一人者である保阪正康。


    「何をした・何があった」という事実としての昭和天皇伝に留まっておらず、「何を思った」というところまで踏み込んでいるところに著者の意気込みを感じます。また、そのいわば心情の忖度において、安易な結論や推論を急がず、御製の詩や記者会見録などをつぶさに当たっているところに著者

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    2016年04月29日