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昭和三十年代の「昭和史論争」を初め、これまで、昭和史をめぐっては様々な論争が繰り広げられてきた。今日でも、国を超えた歴史共同研究が進む一方、個別のテーマに関して、依然として対立点が存在する。これまでの論争は果たして本質的なものであっただろうか?15のテーマに関して、史実を整理し、より本質的な問題点を提示する。
Posted by ブクログ 2018年01月08日
『昭和史入門』(文春新書)の姉妹編とも言うべき内容。昭和史をめぐる諸問題(あるいは昭和史に端を発する問題)に対し、現代を生きる我々の取るべき道を示していく。どの章も、冷徹な事実の積み上げによって形成されており、新聞やネットに溢れる小手先の「あった」「無かった」の水掛け論とは一線を画している。ぜひ「ネ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月18日
本書は昭和史の15の歴史的事実を扱った歴史書である。ひとつひとつが大きな課題であり、優に1冊の本となるような事案ばかりであるので、それぞれの事案の詳細は本書のみではわかりにくいところもあるが、昭和史全体を理解するためには良い本であると思った。
日本人は歴史好きの人が多いと思う。幕末の坂本竜馬は日...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月30日
[ 内容 ]
昭和三十年代の「昭和史論争」を初め、これまで、昭和史をめぐっては様々な論争が繰り広げられてきた。
今日でも、国を超えた歴史共同研究が進む一方、個別のテーマに関して、依然として対立点が存在する。
これまでの論争は果たして本質的なものであっただろうか?
15のテーマに関して、史実を整理し、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月21日
「昭和史を語り継ぐ会」を主宰するという著者は、その収集した膨大な資料.記録を「昭和史講座」に集約しようと壮大な計画を試みている。本書は副題に「15の争点から読み解く」とあるように、太平洋戦争、東京裁判、南京事件、慰安婦問題、強制連行、沖縄戦、昭和天皇etc.‥各章表題を掲げ、客観的に史実を整理しつつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月23日
半藤一利とならび昭和史研究の第一人者の筆者が昭和史の15のテーマを資料と証言をもとに書き下ろした本。
天皇、軍部、占領軍ではなく国民の視点から様々な論の是非を問うている。
5章の「太平洋戦争の歴史的本質」で第二次大戦に参戦した当時の指導者がもし、宣戦布告の際、日本の参戦の意義を「アジアアフリカの...続きを読む
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